皆さんこんばんは!
最近相撲のイラストに明け暮れている虎之助です
今日は快晴の良い天気、朝の新聞配達時は朝の空気がとても気持ちがよく清々しくなります
こんな土曜日はしばらく振りです、良いものですね
家に帰り、朝御飯を食べるとすぐさまお絵かき用のテーブルに向かい相撲のイラストを描きます
今日のイラストはちょっと苦戦しましたね、何度描いても体勢のバランスが悪くなり、なかなかうまくいきませんでした
前回は二時間半でしたが、今回は四時間半と倍の時間を費やしてしまいました
でもだんだんスケッチ画から、ちゃんとした曲線画になってきています、ここ最近は数枚イラストを描いてきたので、バランス感覚も良くなってきた感じがあります
絵は描くほどに変わっていきますね
しかし廻し一丁で相撲を取り組む男二人を描くのはとても難しいです、裸のイラストは誤魔化しが出来ないのでバランスが悪いとすぐに分かります
苦戦しながらもどうにか描きあげると時間はすでに12時を回っていました
お昼を作りながら、今日は久しぶりに隣の市にあるトレーニングセンターに行ってみようと思い立ったのです
それから帰りに何処かで夕飯を食べて、それからドーナッツでも食べながら夕焼けでも眺めようと、土曜日の晴れの日プランを立てました
今日は充実した一日になりそうです
そう思った矢先、インタフォンが「ピンポ~ン♪」と鳴りました
何かの勧誘かな…?
と、渋々ドアを開けると
「よおっ!虎之助!久しぶり!今日な、たまたまこっちに用事があっかけん寄ってみたんよ!元気にしとったか!?」
なんと学生時代、一緒に相撲の稽古をしていたあの太(ふとし)が突然家に来たのだ
太は読物記事「虎之助の中学生日記3」で登場する実際に私の中学時代の同級生である
太はコンビニの袋を持って、突然家に押し掛けてきたのです
私「ビックリしたなぁ~もう!どこの親父が押し掛けてきたかのと思ったわい!」
太「お前は昔から全然かわらんなぁ~!
幼顔で羨ましいわい!、しかしスゴい頭しとるなぁ~♪今朝も南無南無しよったんか!?はっはっはっは!」
私「貴方もたまには仏様に手を合わせて南無南無しなさい……(笑)、ちょいと散らかってるけど、まぁ…気にせんで上がりなさいや、でも部屋にはは入るなよ、広間でくつろいでくれな」
太「お前の部屋には何があるんぞ~!気になるな!なんかマニアックなエロDVD とかあるんやろ~!」
私「あんな作りもんなんか興味ないわい、部屋はあまり見られたくない書物があるから困るんよ、絶対入るなよ!入ったらぶちかまし喰らわすからな(笑)」
太「お前のぶちかましなんか効くわけないやろが~!すぐ泣くくせに(笑)」
二人が突如学生時代に戻ったかのような話口調で、私は太を家へ招き入れたのでした
(続)
イラスト(20年前画)
実物
太は私の廻しばかりを狙うやりにくい相手でした、それは私が四つ相撲が苦手なのを知っての策だったのです、昔から手癖が悪く少々卑怯な所があり、それは大人になってからも変わりませんでした
満面の笑顔でやって来た太ですが…、そこには複雑な心境が隠されていたのです。