どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

同じ釜の飯を食べたあの仲間も…「part2」

中学生時代の同級生である太(ふとし)は
深山町相撲道場、深山中学相撲部で共に稽古した仲だった、いわゆる同じ釜の飯を食べた者同士であり、また相撲仲間の中では一番付き合いが多い唯一の旧友でもあった

中学生時代は大将各の正次郎や照彦らにひっついて威勢を張っていた卑怯な奴だった、私の悪口や入学式の失態等を他の人に散々言いふらし噂を広めた張本人だった

一時は憎んでいた時期もあり、太の事が大嫌いだった私は、中学を卒業したら
もう太とは絶交すると決めていたが…

なんと今では一番親友だったあのケン坊よりも親交が深い仲になり、おっさんになった今でも時々会いに来てくれたりするのです

太は大型トラックの運転手をしていて、今や日本全国各地を豪快に走り回る運ちゃんなのだ

私が今のアパートに一昨年引っ越した時も、太はトラックを乗って来てくれて、荷物を全部積めてくれたのです

一人暮らしの引っ越しは男二人いれば1日、いや、半日で終わる

共に相撲をしていた二人が力を合わせれば、引っ越しなんて朝飯前だった


太は私のアパートの広間に入ると、すぐさま作業ズボンとポロシャツを脱ぎ捨て、ランニングシャツとトランクスだけの姿になり、コンビニで買ってきたビールをおもむろに空けてグビッ!と飲んだ

そして
かぁー!うめーわいっ!と、まるでビールのCMのようなリアクションをする


「ちょっと待った!今お茶の入れるけん!ビールなんか昼間から飲むもんじゃないだろ!」


「お前は酒飲まんからわからんやろうけど、これが生きがいなんや!」


「もう…しょうがないなぁ…、それ飲んだらシャワー浴びろや、汗臭くてかなわんがな、もう仕事終わったんやろ?作業ズボンとポロシャツ、ランニングとパンツもまとめて洗濯するけん出してくれ」


「いや、仕事中やけど時間に余裕があるけん来たんよ、トラックはそこの温泉施設の駐車場に停めとったら大丈夫やろ、明日は朝イチで土佐清水市に行くんや、なんで今晩泊めてくれな♪、あ!洗濯も宜しく!」


「温泉施設?あぁーあそこならホテルもあるし24時間開いとるけん大丈夫やけど…、ほら、ビール飲んだ?早よぅシャワー浴びてこいよ、ランニングシャツとパンツはわしのやつ使ってくれ」

太はビールを一気に飲み干すと、すぐにランニングシャツとパンツを脱いで私に渡してきた


「うぁー!くっさいなぁ!おっさん臭い!お前も歳やなぁ!」


「お前もおっさんやろが!、わしは一生懸命仕事したけん臭いんじゃ」

太は私が目の前にいるのにもかかわらず、ちん○丸出しのままで言った


「早よ風呂行きいや!ちん○出して!」


「おうっ!ほんなら風呂借りるぞ!シャツとパンツ用意しとってくれな!」


「わしはお前の嫁さんかいな…」

太は毛だらけの大きなお尻をユサユサさせながら風呂へと向かった

私は冷凍庫からお好み焼きを出して、レンジに入れた

その間、お握りを作ったり、フライドポテトを油で揚げたりと、旧友の太のために昼食を作る事となる

風呂場からは太の鼻歌らしき声が聴こえてきた

フフ…と鼻で笑い
タンスからパンツとランニングシャツをだして、洗濯カゴに入れておいた

私と太はそんなに体格差がないのでピッタリだろう
こういう時は太い者同士だと助かる

10分程して太が風呂から出てきた

しかしまたもや、ちん○丸出しのフリ○んで出てきた


「ちゃんとパンツぐらい穿きいや!洗濯カゴに入れとったやろ!?」


「あ、そうやったんか、悪い♪」

太は風呂場へ戻り、ランニングシャツを着てパンツを穿いた


「お前普段からこんなおっさんが穿くような縦縞パンツはいとるんか!?」


「ヤッさんみたいな厳ついおっさんのくせに何言っとんじゃ、よう似合うとるやん、その縦縞パンツは国産で1枚800円くらいするんぞ、お前が穿いてる中国産の安物じゃないんぞ」


「まぁええわい!飯くれ、飯!
このお好み焼きと、お握りにポテト、食うてかまんのやろ?」


「どーぞ」(¬ω¬)


「ビールは?」


「さっき飲んだやん」


「あんなんで足りるかいな」


「もぅ~…冷凍庫!」


「持ってきて♪」


「あー!もぅ!あつかまし!」
カタン…←冷凍庫開ける音
「はい!」


「ありがとさん!」

太は再びビールを空けて豪快に飲みだし、お好み焼き、お握り、フライドポテトをつまみに食べだした

そしてゴロン…と横になり
「ブッ!」
とおっさんらしい屁をかまし


「おっと!すまん!」


「うわっ!くっさ!食べてる最中に!しかもわしのパンツで屁ぇこくなやっ!」


「お前の屁ぇほどじゃないわい!(笑)」

と…
ここまでいつものように他愛もない会話をしていたのだが…

太は今の心境を少しずつ打ち明け始めるのです…



昨夜、太が寝ている最中に
今の太を描きました、もちろん本人にも見せました

意地悪、卑怯で手癖の悪い旧友「太」が、一体どんな男なのか、是非ご覧下さい

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※喫煙者、セブンスターを愛用しています

※ビールはアサヒスーパードライを愛飲

※携帯電話はDOCOMOガラケー

※付属品はトラックのキーにジッポライター

※私のランニングシャツに縦縞パンツを穿いてビールを飲みながら屁をこくヤッさんみたいなおっさんです。