どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

同じ釜の飯を食べたあの仲間も…第2段、最終章「親父ユキラスと息子海人くんの、相撲稽古中の危険なスキンシップ!?、秋の長編スペシャル」

深山中学相撲部で同級生だった「幸信」

現在はシバタ電器店の跡取り息子として頑張っている

亀田のお婆ちゃん家に冷蔵庫を一緒に配達した後、お礼にとお昼御飯に招かれるのだが、幸信のお袋さんと親父さんが突然夫婦喧嘩を始める

そこに息子の幸信が帰って来るも、特に気にしていない様子で「お母さん!腹がへっとるけん早よ飯にしてくれや!」と昼御飯の催促をする

幸信の親父さんはお得意先のテレビチューナーを合わせる為に中州へ

一方お袋さんは幸信の家政婦さん状態

そして信じられない程のお昼御飯の豪華さに驚かされた

幸信は刺身に浸ける「ダシ醤油」たるものを差し出すようお袋さんに強く熱望するのだが、香川県高松市の「川内家」でしか造られていない老舗の人気商品らしい

この後、刺身醤油でしか刺身を食べた事がない虎之助は、このダシ醤油の味に衝撃を受ける事となる…


幸信
「虎助!ほい♪これで刺身食うてみそ?」

幸信に、例のダシ醤油を入れた小皿を渡される

見るとうどんの汁のような薄い黄金色をしていた

虎之助
「じ…じゃあ、食べてみるぞ…」

私は綺麗に彩られた鯛の刺身を一切れ箸で掴み、例のダシ醤油に浸しておそるおそる口に入れる

…すると……

虎之助
「!!!」

「うまぁーーーーーーーーーい!!」

「これはウマい!、本気で美味しい!
刺身醤油よりも断然こっちの方がウマい!!」

幸信
「ほうやろげ~!!このダシ醤油ウマかろうがぁ~♪」

虎之助
「これは幸信が欲しがる訳やわ!、まさかこんなに美味しいもんとは思わんかった!」

幸信
「ほれほれほれ!ワサビつけて食うてみそ!もっとウマなるけんな!」

幸信は、私のダシ醤油が入った小皿にワサビを入れる

私は鯛の刺身をもう一切れ箸で掴み、今度はダシ醤油にワサビを絡めて食べてみる

…すると……

虎之助
「うわあぁぁぁぁぁあああ~~~!!」
「うんめぇぇぇぇぇえええ~~~!!」

私はあまりの美味しさに歓喜の叫びをあげてしまう

幸信
「わっはっはっはっはっは!!参ったか!!」

虎之助
「ま…ま……参りました……」

幸信
「ほうやろげぇ~!初めて食べた時は衝撃で叫び倒したやんどぉ!じゃけんワシの言った通りやったやろがえ!?」
「ワシこのダシ醤油で刺身食うようになってから、一度も刺身醤油なんか一切使ってないんど!」

虎之助
「あぁ~~ぁ~ぁぁあ!もうワシ刺身醤油なんかで刺身食えんわぁ~~!」

幸信
「あっさりしてるのに味がしっかりしているのがこのダシ醤油の魅力よ!
ワサビを足せばさらに旨さは倍増!このみずみずしい辛さがもう病みつきになるやろ!?」

虎之助
「わっかるわぁ~!刺身醤油のしょっぱさとムツ濃さが全然無い!、あっさり味でみずみずしい辛さ!これはハマる!」


幸信
「ほれ!虎助、1本やるけん実家返ったらお父さんとお母さんと一緒に食べぇや!」

虎之助
「家はアカンわい~…、こんな豪華な刺身とか絶対食わんのやもん…」

幸信
「ほうなんかぁ…残念やなぁ…、でも卵焼きに入れても美味しいけん、とりあえず持っておいきぃや!」

虎之助
「じゃあもらおかなぁ~、刺身が家で絶対食べんけん、卵焼きに使ってみようかなぁ~…、でもやっぱりこのダシ醤油は刺身に使いたいなぁ~!」

幸信
「竜二んとこで刺身買って帰ったらええわい、今日も開いとるよ」

虎之助
「あ!このお刺身も旨いと思ったら、やっぱり竜二んとこで買ったんやね」

幸信
「そりゃあ池田鮮魚店は家の大事な上得意様やけんなぁ~…、お付き合いお付き合い♪」

虎之助
「竜二んとこのお刺身も久しぶりに食べたけど…流石に鮮度抜群で旨いわぁ~!」

幸信
「ほうやのぅ~、ワシらが生まれてからアイツんとこの刺身食べ続けてきたけん、スーパーの惣菜コーナーに売ってある刺身なんか不味くて食えんよなぁ…、池田鮮魚店は今でも大繁盛しとるんよ、有名な老舗のホテルや旅館、料亭からも取り引きしよるし、わざわざ県外から買いに来るお客さんもようけんのぉ~、家も負けてられへんわい!」


虎之助
「で…池田鮮魚店はやっぱり竜二が跡取りになったん?」

幸信
「ほうよ、でも親父さんとお袋さんも、まだまだ元気やけん一緒に頑張りよるよ、お爺さんは午前中だけ店に出よる」

虎之助
「ふぅ~…ん…、竜二は元気にやりよるん?」

幸信
「おう、元気よ、警察官も、警備会社「アル○ック」も長続きせんで、すぐに実家に戻って来たけど、鮮魚店で働きだしてからもう18年~……ぐらいかな…?、
もうかれこれ長いこと頑張りよるよ、やっぱり実家がええんやないかな?」

虎之助
「えぇなぁ~…、実家が繁盛しとる自営業やったら…
…で…、最近竜二と何か話した?」

幸信
「ううん…全然話さん…」

虎之助
「なんで話さんの…?」

幸信
「まぁ、虎助、フライドチキンとちらし寿司もお食べぇや、スープも旨いぞ、サラダもようけあるけん皿に移して食いや」

虎之助
「え…!?あっ…!あぁ、じゃあチキンももらおかなぁ、頂きます…」

私は幸信との話に夢中になりすぎて刺身ばかりを食べていた、幸信に勧められて一瞬「はっ…!」と気付き、まだまだ大量にある御馳走を早く食べないと全然減らない、せっかく作ってくれたので、もう遠慮は無しにして拳大のチキンを一つ掴み、豪快にかぶりついた

そして幸信はちらし寿司を食べながら竜二について語り出す

幸信
「あいつ昔から全然皆と話さん奴やったやろ…?」

虎之助
「ほうやなぁ…、あいつの家に入った事もない…」

幸信
「竜二んとこ、池田さん家は武家屋敷みたいな感じやろ?何か先祖が有名な偉い人らしいわい」

虎之助
「えぇ~!?ほうなん?誰!誰!?」

幸信
「ワシもあんまり詳しくは解らんけど…
正岡子規と深く関わりがある人らしいわい」

虎之助
「えぇ~!?本当にぃ~?そんなの初耳やけど!?」

幸信
「でも竜二は虎助と同じ、寺村やろ?
聞いた事ないんか?」

虎之助
「ないない!家の親父とお袋からもそんな話一切耳にした事ない、でも親父は、あそこの家は変わり者じゃ!って言よった、お袋も、池田さん家は人を寄せ付けん感じがして近よりにくい、でもお魚買うときは奥さんとよく喋るって」

幸信
「ほやけど竜二は相撲が抜群に強かったやろ?だってあの正次郎を土俵の外に出したのはあいつだけやったけんのぉ…」

虎之助
「相撲どころか、野球、サッカー、バスケ、陸上、何でも出来る本当のスポーツマンやった、特に短距離走は深山中では断トツ一番速かったなぁ」

「やせ形やったけど、スピードとスタミナがあって、スプリングバネのような柔軟性に力も強かった、あいつと取組むのは本当に怖くてたまらんかった」

幸信
「ほうやなぁ~、ワシも一度も勝てた事無かったわい…
会長に部屋の入門勧められたけど、警察官になるっていうんで結局プロにはならんかったんよなぁ…もったいない…」

虎之助
「幸信は高校卒業してからもずっと相撲の稽古続けよるけど…、竜二はもう相撲しよらんの?」

幸信
「全然、稽古には一度すら顔出した事がない、地区別の大会や青年部の個人戦愛宕山の奉納相撲も一切関わろうとせんよ、竜二は相撲はあまり好きじゃなかったそうやしの…」

虎之助
「もったいないなぁ~、あんな怪物やったらアマチュアでも良ぇ功績が残せるのになぁ、竜二程のの能力があったら相撲続けてるかも…」

幸信
「虎助も相撲せぇや!」

虎之助
「えぇ~わい…、深山町の相撲会に入会したら費用払わないかんなるし、どうせ滅多に実家戻らんし、何よりOB会の先輩に会うのが嫌や、横暴でガラ悪いし酒呑みばかりやし煙草はガバガバ吸うし、賭博はやるわ…
あれで学生を偉そうに指導してるやろ?全く教養の欠片もないわ、会長にもあんまり会いたくないし」

幸信
「それはワシも同じよ、ほやけどな、火曜日と金曜日は小学生の部だけの稽古日になったんよ?知っとるか?、小学生の練習には会長やOB 会の先輩も来んのやど、相撲経験がある保護者中心だけの優しい稽古じゃけん和気あいあいで楽しいよ、ワシはその日しか稽古に出てない」


虎之助
「じゃあ月、水、土が、中高大と青年部にOB 会中心の稽古日になっとん?」

幸信
「ほうよ、土曜日は正次郎も稽古に来るぞ、わざわざ中州から実家に帰ってまで稽古に出てくるんやけんなぁ、ワシも嫌なわけよ」

虎之助
「正次郎は中州で公務員しよったんやっけなぁ」

幸信
「公務員は土日祝が休日の完全週休二日制やろ?じゃけん土曜日の休みの日にストレス解消と日頃の運動不足の為に稽古に出よるけど…
もう滅茶苦茶やでぇ~!稽古中はずっと怒鳴りっぱなし、中高生がビビってなぁ~…、あれじゃあ可哀想や、毎回誰かが正次郎の罵声に堪えきれず、涙ボロボロ流して泣いてしまう子もうおる」

虎之助
「正次郎は外見ほとんどヤッさんやからなぁ…、同級生の自分らでも散々泣かされたのに…
この歳になってまだ学生泣かしてるんかぁ~…困った奴やのぉ~」

幸信
「流石のOB 会の連中も、正次郎が来る土曜日はあまり稽古に出ん、見せしめの「可愛がり」があるけんなぁ」

虎之助
「例の可愛がり、まだしよったんかぁ!」

幸信
「しよるしよる、相も変わらず、あれが生き甲斐のようなもんじゃけんのぅ」

正次郎の「可愛がり」とは、稽古終盤で一人を指名して土俵に入れる、その指名された相手はひたすら正次郎と取組を繰り返す、およそ30分は続くであろうその地獄の稽古は、たとえスタミナが切れ、疲れきってしまっても正次郎にぶつかっていかなければならない、そしてぶつかっては投げ飛ばされの繰り返しで失神寸前まで徹底的に追い込むのだ

正次郎に指名されたら最後、OB 会の先輩だろうが会長さんでもそれを止める事は出来ない、その名物である可愛がりに最後まで食らい付き、さらには正次郎を土俵の外に出したり、投げ飛ばせたのは他ならぬ池田竜二だけだった

虎之助
「それじゃあ確かに火曜日と金曜日しか稽古に出たくないわなぁ」

幸信
「ほうやろぉ~、小学生のチビらは無邪気で可愛いいし、稽古は楽やし、皆からは親方扱いしてもらえるけん気分ええでぇ~!」

虎之助
「ちゃんと教えよるんかぁ~?(笑)」

幸信
「教えよらいしゃあ~!(笑)、これでもワシはチビらに人気あるんど!
強くて優しいおデブな電器屋のおいちゃんで、皆ワシにベッタリよ!もぅ~可愛くてたまらんわい♪」

虎之助
「そんなに好きなんかぁ~、子供…」

幸信
「ワシは子供大好きやなぁ~、特に元気な男の子!あいつらは純粋でわんぱく盛りやけん、親父になった気分になる!
稽古が終わったら道場のお風呂にチビらと一緒に入るのが一番の楽しみでなぁ、
皆で背中流しっこしたり、ちんちんの洗いっこしたり、湯船で抱き合ったりして楽しいぞぉ~♪」

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虎之助
「・・・・・・・・・・・」

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幸信
「田所さんとこの大輔がな、すんごいちっこいちんちんなんやけど、これがまた可愛いわけよ!こないだワシが指でチョンチョン突っつくとな、まだ皮かむりのまんまやのに勃起したんよ!そしたら大輔が「おいちゃんやったなぁ~!って言って、仕返しにワシのちんちんを指で突っついてきたんよ!
それがまたくすぐったいけど気持ちよくってな、危うくワシも勃起して…」

虎之助
「おいっ!!ユキラス!!お前それは駄目だってば!」

私はやっとわかった…

幸信はとうとう自ら口を滑らせてしまったのだ…

幸信
「な、なんだよぉ~、スキンシップなんだから別に良いだろ?」

虎之助
「ユキラス…お前…もしかして…ショタ…?」


幸信
「??なんぞぉ?そのショタって…?」

虎之助
「いや…何でもない…忘れてくれ…」

私は山盛りのサラダをさらに移し、ドレッシングをかけてモサモサ食べながらも確信する

ユキラスが今の今まで女性関係が一切無く、Hな本やHなビデオにも全く関心を持たず、かといって大人の男性に興味があるのかと思えばそうでもない…

これでやっと謎が解けた


ユキラスの性の対象は「元気でわんぱくな男の子」であり完全な「ショタコン」だという事がわかった…

しかも本人は罪悪感もなく、それがいけない事だという自覚が無い…

まさかユキラスにこんな知性が隠されていたなんて…

だから今だに相撲を続けているのも…
何の躊躇いもなく男の子と接触出来るから…

どうやら女の子の方には興味なさそうだ…

ロリコンではないのもわかった…

さて…これからユキラスにどう説得をしていくか…

私はどう説明したら良いのか悩んでいると、また別の男の子の話題が出る…

幸信
「市原海人(かいと)っていう母子家庭育ちの男の子がな、最近深山町に引っ越して来たんやけど、そのチビは相撲が好きで、大人になったら白鳳関みたいになりたいからって深山町相撲クラブに入門したんよ」

虎之助
「え…?あ…!あぁ~ほうなん?その子は何年生?」

私は考え事をしていてユキラスの話が上の空になっていたせいか、若干トチりながらも質問する

幸信
「小学3年生や!素直で可愛いぞぉ~!
顔も男前やしな!」

虎之助
「へぇ~…今時の小学3年生で相撲やりたがる子って滅多に居ないから珍しいなぁ~、で…ちゃんと教えてやってるんか?」

幸信
「都内から親父さんと離婚して深山町に引っ越して来たらしいんやけど、始めは皆と馴染めずに緊張していてな、稽古初日から自己紹介で泣き出してなぁ…
虎助みたいに泣き虫な子やったわい」

虎之助
「えぇ~…、お前だって相当の泣き虫やったクセに~…………(´¬ω¬`)」

幸信
「お互い様やろげ(笑)!
ほれでな、3回目の稽古で、もうお相撲辞めたい…前の学校に帰りたい、前に住んでた家が良い…って言ってきたんな、涙ボロボロ流して泣きながら…」

虎之助
「都内からこんな村田舎の深山町に来たら、そりゃあ前の学校や友達が恋しくなるのは当たり前やろぉ~…」

幸信
「でももう親父さんとは離婚して、前住んでた家は絶対帰れんやろ?で、お母さんが、「美知子」さんって言うんやけど、深山町に従兄がいて、空いてる家があるからってそこに住んでる、家賃はいらんし、深山町は水道代ただやろ?」

虎之助
「う~…ん…でもなぁ~…、都内やったら母子家庭専用のアパートとかあるし…、わざわざこんなド田舎に来んでもえぇ~ような気がするんやけどなぁ~…」

幸信
「いや!最近の子供は体が弱すぎる!深山町は自然豊かで空気も旨い!子供は自然の中で遊ばんといかんわい!春はつくし取りに行って、夏は渓流釣りして、秋は落ち葉で焼き芋焼いて、冬は雪で鎌倉作って焼き餅焼いて!」

虎之助
「食いもんの事ばっかり…(´¬ω¬`)」

幸信
「深山町は何と言っても相撲が盛んな町!男の子は相撲で「心・技・体」を学び、精神と体を鍛えて強くならんといかんわい!」

虎之助
「心・技・体を教える指導者は、あんまり男の子とお風呂での過激すぎるスキンシップを控えるようにしましょうね、ユキラスもう良い歳なんだからそれぐらいわかってるよね…?(´¬ω¬`)」

幸信
「え?なんでや?」

虎之助
「・・・・・・・・」

幸信
「美知子さんもな、海くんを強く育てるには深山町のような自然豊かな環境が良いと思ったらしく都内から引っ越して来たらしいわい!」

虎之助
「ほんなんかぁ~…、まぁ、深山町で生活したら結構丈夫な男の子に育つやろうな……で、その海人くん、どうしたの?」


幸信
「まぁ経緯はこうよ」

海人くん
「グスンッ!ヒック…僕…、やっぱり相撲やりたくない…」

幸信
「海くん、じゃあ大人になったら白鳳関みたいな強いお相撲さんになるの、諦めちゃうの~?」

海人くん
「うん・・・・グス…」

幸信
「おいちゃん、海くんが来てくれないと寂しいなぁ~」

海人くん
「う…グスンッ…だって…みんなと仲良くなれないんだもん…」

幸信
「でも、みんなは心配してくれてるよ?
なぁ!みんな!海くん居なくなったら寂しいよなぁ!」

チビ1
「うん!早く海くんとお友だちになりたいもん!」

チビ2
「海くん相撲強いんだよ~!一緒に頑張ろうよ~!」

チビ3
「海くんだったら絶対白鳳みたいになれるよー!」

幸信
「ほらなあ~!海くんはもうみんなの人気者なんだぞ~!
ほら、勇気を出して自分の気持ちをみんなに言ってごらん」

海人くん
「・・・グスッ・・・・」

幸信
「海くん、男の子だったらメソメソ泣いてちゃダメなんだぞ、そんな顔してたら白鳳関に笑われちゃうぞぉ~」

虎之助
「自分もよく泣いてたくせに(´¬ω¬`)」


海人くん
「・・・・・・」

海人くん
「だって…みんなにはお父さんがいるけど、僕にはいないんだもん…」

幸信
「そうかぁ…海くんがみんなと仲良くしようとしないのは、お父さんがいる事が羨ましくてしょうがないからだった訳か…」

海人くん
「う…うぅ~…だって…、お父さんが…ヒック…!僕の事…もう知らないって…
もう会ってくれないって…そう言ったんだもん…」

幸信
「お父さん…海くんにそんな悲しい事を言ったのか…」

海人くん
「うぅ~ぅぁ~~ぁあ~~~あん!
僕…お父さんが大好きだったのにぃ~~~!なんで僕の事キライになっちゃったの~!?
ぅはぁぁ~あん!うわんぁんわぁんわん…!」


幸信
「海くん…おいで」

ワシはは海人くんを抱き寄せてな…

チュウしてお髭をスリスリしてあげたんよ

そしたらさっきまで大泣きしていた海くんがな…

海人くん
「ひゃははは!おいちゃんやめてよぉ~!お口がくさ~い!お髭がいた~い!
きゃははは!あはははは!」


幸信
「おいちゃんが海くんのお父さんになってやる!だからもう泣くな!」

海くんは一瞬キョトンとした表情をしてたけど、スゴく喜んでくれてな!

それから海くんもすっかり元気になってみんなとも遊ぶようになり、相撲の稽古も毎回休まず来てくれるようになったんよ、しかも相撲の素質は充分で、今やメキメキと上達して小学生の中では一二を争う程の強豪になったんやど!

会長さんは、第二の池田竜二の誕生じゃ!って大層喜んどったわい!

虎之助
「な…なんそれ…ちょっと感動してしまったんやけど…(´*¬ω¬`)」

幸信
「海くん来たら毎回チュウとお髭スリスリしてあげよるんよ、口がお酒くさい!お髭がいたい!って笑いながら嫌がるけど、チュウとお髭スリスリは父親と息子の大事なスキンシップやと思うとる、
ほやけん、ワシは海くんの本当のお父さんになったつもりで強く優しく逞しく育てていくつもりや」

虎之助
「もうこうなったら、いっそのこと美知子さんと結婚しいや、そしたらユキラスは海人くんの本当の父親になれるやんか!」

幸信
「・・・・・・・」
「それえぇアイデアやなぁ!!
ワシ今までちっともキガツカンかったわい!、しかも、海くんがおるけん美知子さんと夜の営みはせんでえぇんよな!?」

虎之助
「まてまて!美知子さんがまずユキラスを好きになるかどうかもわからんやろげ!というかやっぱりユキラスは女性と○ッ○スはやるつもりはないんかい!」


幸信
「だってよぉ~…、あんなん気持ち悪くてやりたくなかろうげ、虎助だって嫌いやろ?」

虎之助
「まぁ~自分はそれなりに訳ありなワケで…(´¬ω¬`)」

幸信
「海くんのお父さんになったら楽しいだろうなぁ~、毎日一緒にお風呂に入って、一緒の布団で寝て、朝起きたらチュウとお髭スリスリして…」

虎之助
「やっぱりユキラスは一生独身で居たほうがえぇわ…危険すぎる…、今は海人くんが小学生やからえぇけど、これが中学生とかになったら海人くんもユキラスの知性に気がつくやろうなぁ…、せっかく感動したのに残念…」

幸信
「さっきから何を疑っとるんぞぉ~虎助」

虎之助
「いや…このブライドチキン旨いなぁ~と思って…(´¬ω¬`)」

幸信
「海くんのちんちんはなぁ!虎助!」

虎之助
「ユキラス!もうちんちんの話やめろうや!!」

…この後、私とユキラスはあれだけあった御馳走の山を完食、もうお腹が破裂しそうでした

しかし男二人でも頑張れば食えるもんなんだなぁ~と感心してしまう

昼御飯の後に、ユキラスの部屋でショタについて強く説得しておきました、その話はまたあまりにも長くなってしまいそうですので略しました、なのでこのユキラス編をこれにて終了致します

おもった委譲に長くなってしまいました、今回の記事は恐らく過去最長でしょう…(^^;)

コメントの返信は必ず致しますのでもう暫くお待ち下さい…m(__)m

其れでは最後に、本日描いたイラストを公開致します

親父ユキラスが、息子の海人くんにチュウをしてお髭スリスリをしてあげている絵を描いてみました

これがそのシーンです

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どうかユキラスが児童ポルノ違法で捕まらない事を心から祈ります…(´¬ω¬`)