どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

「ジャージを愛した男達・体育教師編Vol,2」(第215回目)

チャンピオンのジャージを穿いた
ガッシリ体系スポーツ刈りの体育教師

「福森真之介」
当時の推定年齢35歳

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当時、深山中学校で中学一年生だった頃の体育教師は

一年生「林田茂」(担任で相撲部の指導者)

二年生「吉金秀之」

三年生「福森真之介」

この三人だった

幸い担任の林田茂は、そんなに怒ったりはしない優しい穏和な先生だった
しかし負けん気は強く、時には威勢良く怒る時もあるが、深山中学校の2トップである「高橋正次郎」と「大岡照彦」には頭上がらずで苦労する羽目に…
ついたあだ名は「ブリーフマン」

二年生、吉金秀之も普段は口数少ない硬派な体育教師だが、キレると結構ヤバい
、前に在籍していた中学で不良グループのリーダーを15秒足らずで押さえ込んだ話はあまりにも有名だ、ついたあだ名は「角刈り先生」

三年生、福森真之介
こいつがクセ者であり、普段から態度がデカく威張り散らしている、少しの事でも突然キレて生徒達に罵声を浴びせる
ビンタ、殴る蹴る、頭グリグリは当たり前の体育教師特有の暴力教師、いつ何時もジャージを穿いている為、ついたあだ名は「トレパン先生」


今回は、三年生を担当していた体育教師

「福森真之介」について紹介する


(※尚、ジャージ男の画像はイメージであり、虎之助が早朝ウォーキングにトレーニングをしているもの、しかしジャージは珍しい当時物!!)



福森真之介、一年中ポロシャツにジャージに身を包む典型的な体育教師

昼休みや休み時間の合間等で
見かけると
いつもこのように準備体操のような動作を繰り返している

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よっぽどジャージが好きなのであろう

特にこのチャンピオンジャージは福森自身大のお気に入りであり、相当の愛着を示していた

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夏休みが終わり、新学期から始まる体育祭の練習では、ここぞとばかりにポロシャツにジャージ姿で生徒達に罵声を浴びせて威嚇する

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好きなジャージを穿いて、好き勝手に生徒達を操れるのだから、自身にとって体育教師は天職そのものであろう…


まだまだ夏の残暑が名残を残す9月の半ば

福森真之介の罵声は真夏異常に暑かった…




体育祭も終わり、季節も10月を迎えたばかりの頃だった

保健体育の授業

その日は担当の林田茂が柔道部の総大により不在だった為
代理として、三年生担当だった「福森真之介」が一年生の授業を担当する事となったのである


噂では相当恐い先生だと、皆知っていた為か、教室内では静かな緊張感が漂っていた

…あの二人を覗いては・・・



「シャーッッ…!!」

教室の扉を何の躊躇いもなく開け
生徒達の前に堂々と姿を現した体育教師

福森真之介

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トレードマークであるチャンピオンジャージとポロシャツに身を包み

鍛えられた肉体で生徒達を威嚇するように無言で睨みつける

すかさず日直の生徒が

起立!!

きをつけ!!

礼!!

生徒達一同「宜しくお願いします!!」

着席!!

「ザザッ!」と生徒達一同が素早く着席する
担任の林田茂であれば、このような緊張感ではなかったはずなのに

目の前で厳しく生徒達を睨みつけるこの体育教師に、皆は蛇に睨まれたカエルのようになっていた

…あの二人を覗いては・・・


生徒全員が着席してから何も言葉を濁発しない福森真之介…

…次の瞬間だった…

「ブァシーーーーンッッッ!!!!!」


突然、福森真之介が名簿盤を教台に叩きつける!!!

生徒達は突然の音に驚き
一瞬肩をビクッ!!と揺らした…


そして

福森真之介
「おい、何だ今のは?」

生徒達
「・・・・・」

福森真之介
「何だ今のは、えぇっ!?」

生徒達
「・・・・・」


福森真之介
「何だ今のはっつってんだろうがっっっ!!!
ゴラァッッ!!!」

バンッ!!バンッ!!バンッ!!

何も答えない生徒達の前に、大きな罵声をあげながら名簿盤で教台を何度も叩き出す…!!!

そして罵声は続く…

福森真之介
「何だ今のは!?あれが挨拶か!?
お前らホンマに中学生かあっ!?
蚊が鳴くような声でっ!!おおっ!?」


「幼稚園からやり直すか!?」

「えっ!?」

生徒達
「・・・・・」

無言で首を横に振る生徒達に…

福森真之介
「おい、コラ!お前ら口あんのか!?
口!口!口!・・・」

「口っっ!!!!!」


生徒達
「・・・・はい・・・・」

数名の生徒が本当に蚊の鳴くような声で答える・・・

そして次の瞬間…

「やる気あんのかぁぁああっっ!!お前らぁぁぁああっっ!!!!!」

ダンッ!!!ダンッ!!!ダンッ!!!ダンッ!!!ダンッ!!!ダンッ!!!!!!

腰を下ろして
足を開き、軽く四股を踏むような姿勢で教室の床を踏む

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生徒達
「はいっっ!!!!!」

生徒達は完全にビビってしまい、これ以上怒りが奮闘しないように大きな返事を返す


福森真之介
「お前ら中学生だよな!?」

生徒達
「はいっっ!!!!!」

福森真之介
「もう幼稚園児じゃないよな!?」

生徒達
「はいっっ!!!!!」


福森真之介
「俺の授業受ける気あるんか!?」

生徒達
「はいっっ!!!!!」
「宜しくお願いしますっっ!!!!!」

福森真之介
「よぉ~~~~し・・・♪♪よしよしよしよしよし♪♪
やれば出来るじゃないの~♪♪」

「なぁっっ!?」

生徒達
「はいっっ!!!!!」

福森真之介
「よぉ~~~し♪よっしゃ♪よっしゃ♪よっしゃ♪よっしゃ♪よっしゃ♪」

「初めからこうしろよなぁっ!?おまえよぉっっ!?」

生徒達
「はいっっ!!!!!」

福森真之介
「よーーーしっっ!!!それじゃあ授業を始めるぞっっ!!いいなっっ!?」

生徒達
「はいっっ!!!!!宜しくお願いしますっっ!!!!!」


こうして三年生担当のスパルタ熱血漢の体育教師、福森真之介の授業が始まったのである…


しかし…
この体育教師の横暴な態度に

あの二人は黙ってはいられない…

既に
福森真之介が
一年四組の教室に入って来た時点で
あの二人から目をつけられていたのだ・・・!!!!!

これまで生徒達の真ん中で
御山の大将を気取っていた
体育教師の福森真之介

今日この日
その鼻をへし折られる時がやってきたのだ・・・!!

一年四組…
深山中学の問題児クラスである…

この蟻地獄へ入ってしまったら最後・・・!!!

もう…
逃げ出す事は不可能だ・・・



35歳の体育教師
福森真之介に
今…天誅が下される・・・

↓実際の福森真之介

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