どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

「ボクの担任の先生は体育教師・Vol,4」~西郷先生がボクにくれた座右の銘~

深山町の夜は真っ暗…

懐中電灯がないと川に落っこちてしまう人も居る…

夜の山は不気味で怖い…

イノシシや猿、マムシにハブだってウジャウジャ居るんだから・・・

 

あの山の上にあるお寺には・・

空襲で亡くなった子供たちを供養しているお墓があり・・・

夜の丑三つ時になると・・・

夜な夜な子供が笑ったり、数え歌や…
かごめかごめを唄っている声が聞こえてくるんだって・・・

ボクのお爺ちゃんが言ってた・・・




狭くて真っ暗な道を…
西郷先生の車のライトが照らし出す…

ボクは今・・・

西郷先生の車の中で2人っきり・・・

車内はミントの香りと、先生の…
大人の男性が放つ独特の体臭に包まれていて、ボクは何だか不思議な気持ちになってしまう…


こんな時・・・

お化けでも幽霊でもいいから出てきてくれないかなぁ~・・・・

いきなり車の前に現れたら…

隣で運転している西郷先生に抱きつけるのに・・・

・・・ボクは、そんなくだらない事を考えながら西郷先生が運転している姿を度々見ていた・・・



大好きな西郷先生と一緒で
嬉しいなぁ…

このままずっと・・・
夜のドライブしていたいのに・・・


もう家に着いて欲しくない・・・


車内の時計は午後7時22分と表示されている・・・

カーステレオからは・・・

CHAGE&ASKAの「恋人はワイン色」
が流れている・・・



西郷先生の・・・

トレパンは~・・・紫色~・・・♪

・・・なんてね・・・




もうじきボクの家に着く・・・






「ボクの担任の先生は体育教師・Vol,4」

~西郷先生がボクにくれた座右の銘

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西郷先生
しんのすけ、気分はどうだ…?
少しは落ち着いたか・・・?」



しんのすけ
「うん!たくさん泣いたらスッキリしちゃった!!
西郷先生、ボク・・・
もう大丈夫だよ!!」




西郷先生
「でも今夜の事は・・・
・・みんなには内緒にしておこうな…」



しんのすけ
「なんで言っちゃダメなの・・・?
ボク・・・もう平気なのに・・・」



西郷先生
「日本は同性愛者に対して…
まだまだ理解が浅すぎる国なんだ…」




しんのすけ
「え・・・?そうなの・・・?」





西郷先生
「男が女を好きになるのが普通で当たり前・・・


未だにこんな固定観念に捕らわれすぎている・・・

これが今の日本における同性愛者の偏見と差別が無くならない現状なんだ…



もし・・・
しんのすけがクラスのみんなに…
自分が同性愛者である事をカミングアウトしたとするだろう・・・?


何人かは理解をしてくれると思うが、中には偏見を持つ奴だって必ず表れる…


それに…
表向きでは見方になってくれていても…
内心や影では馬鹿にしてたりする人だって必ず居る・・・



・・・しかしなぁ・・・
・・・これが現実なんだよ・・・
・・・しんのすけ・・・・・・」





しんのすけ
「何がいけないんだろう・・・
だって・・・
誰かを好きになる気持ちはどうやってたって抑えられないのに・・・」



西郷先生
「なぁ・・しんのすけ・・・

これから先生が言うことをしっかり聞いてくれ・・・」




しんのすけ
「は・・・はい・・・!」





西郷先生
「同性愛者だからと言って・・・
決して自分を責めたりするな・・・!

人が人を好きになる・・・
例え相手が同性だとしても、それが悪い事なんかじゃないんだ・・・



これから大人になり
社会に出る…

生きていく上で必ず壁にぶち当たる時がやって来るだろう・・・


自分では同性愛者を受け入れたつもりでも・・・


自分は異性愛者と同じ幸せは得られないんだと・・・
いつか葛藤に悩む時期がやってくる・・・



結婚も出来ない・・・
奥さんはもらえない・・・
子供だって授からない・・・
親に迷惑をかけてしまうかも・・・


大人になると…
色んな問題が・・・
次から次へと出てくる・・・



人生の勝負は社会に出てからなんだ…

学校のテストの点数が良くても…

社会の厳しい重圧に耐えられなければ、人は簡単に落胆してしまう・・・



しんのすけ
「・・・・・・・・・・」


西郷先生
しんのすけ・・・

己を誇りに想え・・・

周りが何を言ったって・・
俺はお前の味方だ・・・



結婚して、奥さんと子供が居て・・・
父親になり家庭を持つ・・・

それだけが人生の選択肢じゃないんだからな・・」


しんのすけ
「は・・・はい・・・」



西郷先生
「お前はお前の人生だ!!
生きたいように生きればいい!!」



しんのすけ
「・・・はいっ!!・・・」


西郷先生
「・・・ただし!!

・・・悪い方向へは向かうなよ!!

大人の社会は様々な誘惑や落とし穴がゴロゴロしている・・・」



しんのすけ
「・・・はいっ!
・・・ボク・・・
不良なんか絶対にならないよ!!」



西郷先生
「・・・不良か・・・

・・・そんな可愛い答えが出るならば、大丈夫だな・・・!!」



しんのすけ
「え・・・可愛いの・・・?
・・・・不良って・・・?

・・・ボク、怖い・・・」



西郷先生
しんのすけ

お前の座右の銘は・・・

「人生は一度きり」

・・・これにしろ!!」



しんのすけ
「はいっ!

たった一度きりの人生・・・

ボクらしく、生きたいように生きますっっ!!!」





西郷先生
「・・・しんのすけ~・・・・

お前は良い子だ・・・・

こんな純粋で可愛らしい教え子に出会えるなんて・・・

幸せだ・・・

俺は本当に…
教師になって良かったと・・・

今初めて思った・・・・」



しんのすけ
「ボクも!
生まれてきて良かった!!

深山中学校に入学して良かった!!

1年4組になって良かった!!


だって、西郷先生みたいな優しくてカッコいい先生に出会えたんだもん!!!」

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西郷先生
「おっ!!
コイツ嬉しい事言ってくれるじゃねぇ~かぁ~!!!」





西郷先生は、たまらなくなり
しんのすけの頭をグシャグシャと強く撫でる

よっぽど嬉しかったんだろう・・・



西郷先生の気持ちはしんのすけに凄く伝わって来た・・・






しんのすけ
「ねえ、西郷先生・・・」




西郷先生
「ん~・・♪
なんだ~♪しんのすけ~・・・♪」



しんのすけ
「西郷先生は、なんでそんなに同性愛者の人の気持ちが分かるの・・・?」



西郷先生
「・・・・・・・」



しんのすけ
「さっき、西郷先生が真剣に

ボクに話してくれた時・・・

・・・なんだか西郷先生が・・・

・・・まるで自分の事を話しているように感じたんだ・・・・」



西郷先生
「・・・・・・」



しんのすけ
「もしかしたら・・・
西郷先生も・・・

同性愛者なのかなぁ~・・・
・・・って思っちゃて・・・」



西郷先生
「・・・・・・・」




しんのすけ
「西郷先生・・・?」




西郷先生
「・・・・・・・・・・・・・」



しんのすけ
「ねぇ・・・西郷先生ってば!・・・

・・・・どうしたの・・・・?

・・・急に黙り込んじゃって・・・」




西郷先生は
しんのすけに自信を持って
生きて欲しいと
励ましたが・・・

・・・それは・・・

西郷先生自身がこれまで生きてきた中で感じた事を語ったのではないだろうか・・・・


だとすれば・・・・

やはり西郷先生は・・・
しんのすけと同じ・・・

「同性愛者」なのであろうか・・・



しんのすけが…
黙り込んでしまった西郷先生の顔を…

心配そうに覗き込んだ時だった・・・・




しんのすけ
「西郷先生・・・?
・・・どうしたの・・・・?

・・・もしかして・・・・

・・・泣いてるの・・・?」



しんのすけが西郷先生に
・・そう言うと・・・



西郷先生
「し・・・・しん・・・の・・・す・・・・け・・・・!」




やっと口を開いた…
西郷先生は・・・
やけに顔をしかめて苦しそうな表情をしている・・・・



しんのすけ
「西郷先生・・・!?
・・・ど・・・どうしたの・・・!?」




西郷先生
「は・・・・腹が・・・・
・・・き・・・急に・・・・

・・・い・・・痛く・・・
・・なってきたんだ・・・・!」

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西郷先生は・・・
眉間にしわを寄せ、お不動様のような怖い表情で…
しんのすけに訴えかける・・・



しんのすけ
「えぇっっ!?
西郷先生!!お腹痛くなってきたの・・・!?

・・ウ・・・ウン☆出そう・・・!?」



西郷先生
「お・・・・おう・・・」


西郷先生は、しんのすけに問われて
ゆっくりと震えながらうなずく・・・



しんのすけ
「ど・・・・どうしようぅぅ~・・・

この辺りは公園やお店、民家すらもも無い地域だよぉ~・・・」




西郷先生
「し・・・しんの・・すけ・・!

ポ・・・ポケット・・ティッシュ・・・持ってない・・・か・・・?」



しんのすけ
「えぇっっ!?・・・・
テ・・・ティッシュ・・・!?」


西郷先生に言われて
しんのすけは学生服のポケットを
服の上からパンッ!パンッ!パンッ!

・・・と、叩きながら確認するものの・・・・



しんのすけ
「・・・ないっ!・・・ないっ!!
・・・ない!ない!ない!ない!!

ポケットティッシュがないよぉ~~~!!!

・・いつもは必ず持ってるハズなのに・・~~!!」



西郷先生
「う・・・う・・・ぐぐ・・・!」



西郷先生は…
あまりの腹痛の痛みに耐えきれず・・・

車を暗い道路の真ん中に駐めてしまった・・・




しんのすけ
「西郷先生・・・!?
・・・大丈夫・・・!?

・・ねぇ・・・しっかりしてよぉ~~~・・!」



しんのすけは、西郷先生の肩を揺らしながらそう言うと・・・



西郷先生
「バ・・・バカッ・・・・!!
し・・・しんのすけ・・・・!!

ゆ・・・揺らさないでくれ・・・


・・・も・・・漏らしてしまう・・!」

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しんのすけ
「さ・・・西郷先生・・・!

頑張って・・・ボクの家まであと少しだよ・・・!!

あの山の上に明かりが見えるでしょう!?
・・あそこがボクん家だからさぁ!!」




西郷先生は、しんのすけが示す場所を
虚ろな表情で見てみると・・・


西郷先生
「バ・・・バカヤロウ・・・・!!

ま・・まだまだ先じゃねーか・・・!

あ・・・あそこまで・・軽く・・・1kmはある・・・・・!


お・・・俺は・・・・あんな所まて・・・・・我慢は出来ん・・・!!」



しんのすけ
「じゃあどーするの・・・!?

このままだと、西郷先生、本当に☆ンコ出ちゃうよ~~~!!!


漏らしたら先生のカッコいいトレパンがウン☆で汚れて汚くなっちゃうんだよ!?

ボク、そんな先生のみっともない姿なんて見たくないっっ!!」



西郷先生
「も・・・もう・・・・・・

・・・だ・・・ダメだ・・・

く・・・車降りて・・・そこの・・・茂みでやるから・・・いい・・・!!

ケ・・・ケツは草で拭けばどうにかなる・・・・!!!」



しんのすけ
「先生・・!!・・・ダメだよっ・・・!!
あそこの茂みはっ・・・・!!」



西郷先生
「な・・・・!!
なんで・・だよ・・・!!
う・・・うるせーなぁー!!!」



しんのすけ
「だって!
あそこの茂みは・・・!

3年前に八塚のおじさんが野糞してたら・・・

お尻をハブに噛まれちゃって死んだんだよ・・・!?
だからあそこは絶対にダメッ!!」



西郷先生
「ぐわぁぁぁ~~~ぁぁああ!!!

そんな話今聞かされたら余計に腹が痛くなってきたじゃねぇーかっ!!!

俺はそんな情報知らなかったぞ…!!





しんのすけ
「だって・・・
ちょうど西郷先生が深山中学校に来る1年前だったんだもん・・・・」




西郷先生
「あぁぁ~~~~ぁああ~~~ぁぁ~~~~~ぁああっっ!!!

もう我慢できん~~~~!!」



しんのすけ
「西郷先生!!
頑張って運転して!!
ボクん家のトイレ貸してあげるから!!!」



西郷先生
「な・・・なぁ~・・・
・・・し・・しんのすけ・・・・」



しんのすけ
「なぁ~に・・・?
西郷先生・・・・?」


西郷先生
「も・・・・もし・・・

・・・せ・・・先生が・・・

・・なぁ・・・・

我慢出来なくて・・・・・・


・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・
・・・・・・

・・漏らしちゃったら・・・・

・・・どう・・思う・・・・?」





しんのすけ
「西郷先生が漏らしたらぁ・・・・!?
そんなぁ~~~~!!?

ボク・・そんなの考えたくない!!

もし先生が☆ンコ漏らしちゃったら…
嫌いになるかもしれない!!!


だって!カッコいい先生でいて欲しいんだもん!!

先生が漏らしちゃうなんてカッコ悪いし情け無くてヤダッ!!」






西郷先生
「なんなんだよぉぉおおお~!!!(泣)

なんでお前はこうも場の空気が読めない奴なんだよぉぉぉぉおおおっ!!!

お前・・!俺がさっき話した事・・・!全っっ然理解してねぇーーじゃねぇーーかよっ!バカッ!!」






しんのすけ
「西郷先生!!
そんな事話している場合じゃないよ!!
早く車運転しないと、本当にトレパンがウ☆コまみれになっちゃうよ!!」





西郷先生
「ちっくしょぉおおお~~~っ!!
バッカ野郎ぉぉぉぉぉぉおおおっ!!

我慢出来んからこうしてお前に訴えてんだろうがぁぁぁぁああっっ!!!」





しんのすけ
「西郷先生頑張って!!
人生は一度きりだよっ!!

先生いつもみんなに言ってたじゃん!

辛くても、苦しくても、頑張って乗り切ろう!!逃げたらダメだってさ!!」




西郷先生
「うるせー!バァーカッ!!(泣)」



しんのすけ
「西郷先生、ボクん家のトイレ
サワデー置いてあるから、ラベンダーの良い香りがするんだよ♪」



西郷先生
「知らねぇーよ!!そんなのっ!!」



西郷先生は、せっかく
しんのすけを励ます為に叱咤激励を送ったのに・・


急な腹痛で台無しにしてしまう…


あの言葉は

本当に・・・

しんのすけの心に届いたのかなぁ~・・・


西郷先生は、大きなお尻にグッ・・・!と力を入れて肛門を塞ぎ・・・

何が何でも教え子の前で
漏らしてなるものか!!

・・・と

相撲で培った気合と根性、そして長年鍛錬させた大臀筋を活用させる・・・
 

そして泣く泣く
車のアクセルを再び踏んで発車した・・・



さて・・・

しんのすけの担任の体育教師

西郷虎之助は、無事に漏らさず
トイレまでたどり着く事が出来るのであろうか・・・



「ボクの担任の先生は体育教師・Vol,4」

~西郷先生がボクにくれた座右の銘

(終)









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ボクの担任の先生は体育教師・Vol,4

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少しだけ大事なところも・・・・
(終了)


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