どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

「少年の初恋相手は龍玄さん・初秋スペシャル番外編」~哀願一心・越中褌と滝修行前の不浄お清め儀式~

深山町の西方面にある「里の山」


その山奥には…

僕と龍玄さんしか誰も知らない「お不動の滝」



その昔…
里の山の頂上付近にはお城があり、深山の武力行使は古くから深山の歴史としても相当名高いそうで、今でも城跡の石段がが残されている・・・


しかし…
戦の反乱により落城… 

この武力衝突にて、多くの兵がこの深山町の「里の山」で死に絶えた…

中にはまだ意識があった落武者も数少なく居たそうで・・・

水を求め、沢を伝ってこの「お不動の滝」へ・・・

どうにか最後の力を振りしぼり、瀕死の状態で喉をうるおした後・・・

力尽きてその場で息絶えたそうな…


この深山町の「里の山」の山奥にある「お不動の滝」は…

戦で無念に命を散らせていった…
落武者たちが眠る…

滝修行場としては誰も知らない秘境であり、余程の行者でなければ立ち入れず…

あの世とこの世の境に繋がっていると言っても過言ではないほどの聖地なのだ…



その秘境の地
「お不動の滝」にて…

これから僕は行者としての
新たな第一章を迎える事となったのだ…


龍玄さんから僕へ…

今…行者としての引導が渡される…






初秋スペシャル番外編


「少年の初恋相手は龍玄さん」

~哀願一心・越中褌と滝修行前の不浄お清め儀式~

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龍玄さん
「もうメソメソ泣いたりせぬな?」


虎之助
「はい…!」


龍玄さん
「お小水をこぼしてしまった事も、しっかり断ち切れるな?」


虎之助
「はい…!」


龍玄さん
「もう後ろを振り返らず、前を向いて歩むのじゃぞ!」


虎之助
「はい…!」


龍玄さん
「よし、ではわしから最後に・・・

虎坊や、あの元気に産声をあげて泣いていた小さな赤ん坊から…
すっかりこんなに大きな男の子に育って…

赤ん坊の頃は、わしが抱っこしたら、とにかく嫌がって泣きじゃくるんでのう~・・・

困ったもんじゃった・・・

ほじゃけど、小学校に上がってからは、虎坊はいつもわしに懐いてくれてのう~・・・

ほんにうれしかったんよ…

産声を上げあている虎坊を、初めて抱っこしたあの日が…
まだほんの少し前の事に思えてのう…

わしも寂しくていかんのじゃ・・・

ほじゃけど…
わしも虎坊からいい加減子離れしせんといかん時じゃな・・・

虎坊と呼ぶのは…
これで終いにせんとのぅ…

まだまだ泣きベソで困ったところもあるが、わしはそんなお前が大好きじゃ…



虎之助よ・・・」


龍玄さんが…

初めて僕のことを…

虎坊ではなく…

「虎之助」と呼んだ・・・


僕は、もうメソメソ泣かないと…

今さっき約束したばかりなのに…

大粒の涙が溢れ出してきて…
僕にそれを止める術は無かった…


龍玄さん
「こりゃっ!また泣きおって!」 

虎之助
「だって・・・」


龍玄さん
「じゃが、今の涙は・・・
先ほど流した情けない涙とは違う…

旅立の門出を示す、祝涙じゃ・・・

良い男に育ったのう・・・
虎之助・・・」


虎之助
「グズッ!
・・り・・・龍玄さん・・・
い・・・今まで・・・あ・・・
あり・・がとう・・・シュン!」


龍玄
「この泣きベソ坊主め…
これからしっかり頑張るのじゃぞ!」


虎之助
「うん…!」



龍玄
「人生は七転び八起きじゃ…
転んだ分だけ起き上がるのじゃ…!」



虎之助
「うん…!」 



龍玄
「よし!早速服を脱ぐのじゃ!
パンツもじゃぞ!すっぽんぽんになるのじゃ!」


虎之助
「うん・・・あ・・・はいっ・・・!」


薄暗い…
春の山奥…里の山…
不動の滝にて
祈り捧げる…

滝つぼから霧状の水滴が…

うっすらと…
朝靄と交わり滝場周囲をぼんやり白く
2人を包み込む…

龍玄さんと僕も…
湯気のような吐息を…
吐いて…


まだ周囲が薄暗い中…
僕は服を脱いで、龍玄さんの指示通り…

何も身につけていない裸になった…


虎之助
「龍玄さん、脱いだよ…」


龍玄さん
「うむ、それじゃあのう・・・
虎之助も褌を締めるのじゃ…」


虎之助
「ゴクリ・・・」

僕は…
とうとうあの龍玄さんがしている薄っぺらい白布で出来た褌を締める…

この日がとうとうやってきたんだなと、
龍玄さんの褌姿に想いをを寄せながら
ゴクリと息を呑んだ・・・


龍玄さん
「さて、それじゃあわしも・・・」


龍玄さんは
そう言うと、今まで締めていた褌の前紐を解いて、裸一貫のすっぽんぽんになった…

一緒に五右衛門風呂に入って・・・

龍玄さんの・・・
見慣れている筈のガッシリと固く肥えた恰幅の広い背中の体格は・・・

五右衛門風呂で見た時よりも… 逞しくて…
それでいて頼もしく…
より一層大きく…見えたのだった・・・

幼少期から・・・
僕はこの頼りある広い背中を見て・・・
育ってきた・・・」


虎之助
「龍玄さん、どうして褌はずしちゃったの・・・?」


龍玄さん
「虎之助が今日から行者として…
お不動様に祈り捧げる大事な初行じゃ、

両者互いに浄き姿でお不動様に奉らなければのう・・・
もちろん、落武者の供養と合わせてじゃ
・・・・
わしも綺麗な褌せんとのう…」



そう言うと、龍玄さんは
解いた褌をキチンとたたみ、風呂敷に包むと・・・
今度は薄紫色で四角い形の箱を出した…


虎之助
「龍玄さん・・・
その箱なぁに・・・?」


僕は龍玄さんに問いかけると…

龍玄さんは僕の顔を見て、ニコリと恵比寿様のような笑みを浮かべる…


龍玄さん
「おろしたての褌じゃよ…
今日の日の為に、仕立ててもろうたのじゃ…」


龍玄さんが、その四角い箱をパカリ…と開けると…

綺麗に折り畳まれた真っ白な褌が…
二枚並べて入っていた…

僕は、あの時見た真っ白で綺麗な褌の…
凛とした美しさが今でも忘れられない…


「福寿神仏堂」
と、四角い箱の真中に、手書きのような筆使いの達筆な文字が綺麗に記されていた…

江戸時代から続く…
古く長い歴史がある…
老舗の和装呉服店

龍玄さんがいつも着ている作務衣も…
このお店からオーダーメイド仕立てで作ってもらってるそうだ・・・

なので、龍玄さんのお寺には…
春夏秋冬毎に、手書きの葉書が送られてくる…

「福寿神仏堂」

という文字は…
なんとなく見覚えがあった…


薄紫色の箱を開け、綺麗に並べられた褌の右隅には、店主と女将からの…
祝いの祝辞が和紙で出来た小さな便箋に記されていた…

そう…
この便箋も手書きであり、筆ペンの綺麗な達筆で「~拝啓…龍雲寺・龍玄和尚様・・・この度は私どもの店、福寿神仏堂の品をいつも御愛顧頂き、誠にありがとうございます~」

…と記されているのが、薄暗い暗がりの中でもよく見えたのだった…




龍玄さん
「虎之助や、わしが手本にせんでも…
褌の締め方はわかるな・・・?」


虎之助
「うん・・・
もう何度もお風呂上がりに龍玄さんが、褌締めるとこ見てるから大丈夫…」


龍玄さん
「そうじゃのう~・・・
もう虎之助が小学生の頃から一緒に風呂入っとったけん、もう褌の締め方くらいわかるよのう・・」


虎之助
「うん、前に紐を結んで、後ろから布をお尻から股にくぐらせて紐に通すだけだよね…?」


龍玄さん
「ほうじゃ…
虎之助がいつも相撲の時に締めよった廻しよりもずっ~・・・っと柔らかくて締めやすいから、簡単じゃよ…」


虎之助
「でも・・・
なんだかドキドキするね・・・」


龍玄さん
「褌は気持ちええよ、虎之助もきっと気に入る・・・
わしはパンツという穿き物はどうも好かんのでのう~・・・・」


虎之助
「龍玄さん、真夏の夜は褌1枚だけで寝てたよね・・・」


龍玄さん
「風通しが良くてのう~・・摩羅様が気持ちええんよ・・・
蚊に食われるけん、蚊取り線香はせんとのう~・・・」



龍玄さんは、にこにこ嬉しそうに
褌について話すと…

薄紫色の箱から褌を出し、包みを開けて

おろしたての真っさらな褌を暗がりのなかで広げた…


僕は…
これが褌なのかぁ~・・・・

・・・と、その真っ白くて綺麗な布を見て・・・

なんとも男らしく・・・
平安時代の将軍や兵士が志ていた勇ましい武士道を感じられずにはいられなかった・・・


龍玄さん
「虎之助や、これが褌じゃよ・・・
・・・」


僕は龍玄さんから
真っ白い褌を受け取った・・・

とてもさらさらしていて・・・
その優しい手触りに…
僕の心は少年から青年の男児へと様変わりしていった・・・



龍玄さん
「虎之助や・・
これが越中褌じゃ・・・

平安時代から続く日本の男児が下穿きしていた物じゃよ・・・」


虎之助
「戦で死んでいった落武者さんたちも・・・
この越中褌を締めていたのかなぁ…」


龍玄さん
「ほうじゃのう・・・
きっと・・・血で真っ赤に染まった褌を締めたまま・・・
浄土の道へと召されたのじゃろうのう・・」


虎之助
「落武者さんたち…痛かっただろうね・・・」


龍玄さん
「痛いじゃろうのう・・・
きっとわしらな言葉では言い表せん程の苦しみじゃったうのぅ・・・・」


虎之助
「僕みたいな泣きベソが・・・
褌してもいいのかな・・・?」


龍玄さん
「そりゃほうじゃ…
虎之助だって立派な男じゃ…

落武者の霊に、その勇ましい褌姿をお不動様に見立て、武士道精神を受け継ぐ覚悟で祈り捧げるのじゃ!

落武者の霊も、きっと喜んで虎之助を見守ってくれるじゃろう・・・」



虎之助
「落武者さん、見ていてくれるかなぁ…?
僕の褌姿・・・」


龍玄さん
「白い褌は男児の正装じゃ・・きっと見守ってくれるじゃろう・・・」


虎之助
「本当…?僕、落武者さんが見守ってくれるんだったら、一生懸命お祈りするね・・・

龍玄さん…
一緒に褌締めよう・・・」


龍玄さん
「それじゃあ・・・
虎之助や、わしと同じようにするのじゃよ…」


虎之助
「うん…!・・!じゃなかった・・・
・・はい!…」


僕は…
龍玄さんの動作を真似るかのようにして、おろしたての真っさらな白い越中褌を・・・
2人で一緒に締めた・・・


薄くて真っさらな越中褌
布地の肌触りがサラリ…
サラリと優しくて…

お尻から股についてる男の摩羅様を
柔らかく包み隠してくれる越中褌

江戸時代から続く老舗の店主と女将さんが・・・
愛用者のことを思いながら…
一生懸命…丁重に…細微まで愛情込めて仕立て作られているのが、まだ越中褌を初めて締めた僕でもよくわかった・・・


風も吹いていないのに…
摩羅様の睾丸を…
スゥ~・・・とひんやりした風と布で撫でている感触が伝わり・・・

僕の摩羅様は…
すぐに反応してしまい…
竿棒が…若葉のうぶな心を男にさせ…

血流が集結した摩羅様の竿棒は、ノッポリと天を向いた…

越中褌の前垂れを整えながら…
その様子を見ていた龍玄さんは…


龍玄さん
「さすが虎之助じゃ…
若いのう・・・
わしはもうそんな勃ち方はせんよ…」


龍玄さんにそう言われ…
この様子を見られている事に気づいた僕は・・・

あまりの恥ずかしさに顔を赤らめながら…
慌ててその天を向いた竿棒を両手で隠した…


虎之助
「あ・・・・あぁ~・・・!
龍玄さん・・・
ご・・・ごめんなさい・・・!

僕・・・こんなはずじゃなかったのに・・・・

ああぁ・・・でも治まらないよう~・・・・」


慌てている様子を見ていた龍玄さん…

越中褌一枚の姿で…

僕の正面側へ来る…

・・・そして・・・


龍玄さん
「虎之助や・・・
こっちへおいで・・・」


一言そう呟くと…

その恰幅の良い筋肉質な固太りで…
恵比寿様のような福福しい笑みを浮かべながら・・・
優しく僕を抱きしめた・・・


虎之助
「あ・・・あぁ~・・・
りゅ・・・龍玄さん・・・・!?」


僕は龍玄さんの・・・
突然の包容に驚いて・・・
体全身の力が抜けてしまった・・・


龍玄さん
「虎之助や、ほんに・・・
めんこいのう・・・・」


龍玄さんは
僕を抱きしめ、右手で坊主頭を撫でながら、左手で背中をポンポン…と優しく叩いた・・・


虎之助
「りゅ・・・
龍玄さん・・・・
ど・・・どうしたの・・・・!?」



龍玄さんが…
僕を抱きしめた…

どうして・・・!?

ただその言葉だけしか・・・
頭に思い浮かばなかった・・・


龍玄さんは…
さらにしっかりと僕を抱きしめ…
こう呟いた・・・



龍玄さん
「虎之助や…
わしはのう…
ずっと昔から知っておったんじゃよ…」


虎之助
「な・・・何のこと・・・・・?」


龍玄さん
「虎之助や・・・
もう隠さんでええよ・・・」


虎之助
「・・・・・」


龍玄さん
「虎之助がおなごには興味が無く…
男が好きな男色ということじゃ…」


虎之助
「ち・・・違うもん・・・・」


僕は…
もうバレてしまってるのに・・・
どうしてなのか・・・
無理にしらばっくれてしまう・・・



龍玄さん
「もう・・・
ええんじゃよ・・・

無理に我慢するでない・・・
正直に生きたいじゃろう・・・」


虎之助
「違う!違うよぉ~~~!!
龍玄さぁ~~~ん・・・!!」


僕はまた・・
情けなくも…
泣きながら意地を張ってしまう・・・


そんな僕に・・・
龍玄さんは・・・


龍玄さん
「虎之助や…
お不動様の前では
正直になるのじゃ・・・
なんも恥ずかしいことはないのじゃからのう・・・」


龍玄さん…は
そう言って…
僕の唇を合わせた…


龍玄さん
「ぐむ・・・」


虎之助
「んん・・・んあぁ・・・」


龍玄さん
「虎之助や、もう18じゃから…
構わんのじゃろう・・・」



虎之助
「あ・・・あぁ~・・・
りゅ・・・龍玄さん・・・

大好き・・・・

子どもの頃からずっと・・・」


龍玄さん
「わしもじゃよ・・・
こうやって男児と体を抱き合わせるのは・・・・
虎之助が初めてじゃよ・・・」


虎之助
「あ・・・はぁ・・・
ぼ・・・僕・・・・
なんだかあそこがムズムズしてきた・・・
もう・・出ちゃいそうだよう~・・・」


龍玄さん
「よし・・・
滝修行の最中に不浄は禁物じゃ・・・


滝入り前に・・・綺麗にしておかんとのぅ・・・
わしが溜まった不浄を出してやろう・・・

その元気に勃った摩羅様を…
静めなければ滝修行は出来ぬ…

虎之助や、先ほどお小水をしたあの茂みまでおいで・・・
滝修行の前に・・・
摩羅様を気持ち良くしておこうの・・・」


虎之助
「あ・・・あぁ・・・

はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・

僕・・・・
もうあそこが張り裂けそうだよぉ~・・・」


龍玄さん
「まてまて・・・
まだ出してはならぬぞ・・・

今濡れてしもうたら…
せっかくおろしたての真っさらな越中褌が汚れてしまうけんのう・・・・

もう少しだけ辛抱するのじゃ・・・」


虎之助
「う・・・うん・・・
僕・・・もう少し我慢する・・・」

龍玄さん・・・
お願い・・・・・!」


龍玄さんは…
抱きしめていた手を緩め…

僕の…
元気に天を向いた摩羅様の竿棒を…
真っさらで薄い布地越しから…
優しく擦った…


虎之助
「ああぁ!!
龍玄さん!だめぇっ・・・・!」


龍玄さんに…
天を向いた竿棒を擦られた僕は…
薄暗い山奥の暗がりの中で叫んだ…


龍玄さん
「すまんのう・・・
ついつい触りたくなってしもうたわい・・・・


では虎之助や、こっちの茂みまでおいで・・・」


龍玄さんは…
僕のお尻に手を添えて…

先ほどお小水をしたあの茂みまで連れて行った・・・



薄暗い山奥の滝前で…

天を向い虎之助の竿棒から…

若々しい透明な液が…

おろしたての真っさらな白い越中褌を…

ほんの少しだけ濡らしていた…

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