どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

「深山町名物!鬼嫁恵vs鬼夫正次郎!究極の対決始まる!」

美智子
「私・・・
主人の所へ行って、先程の騒動に起こった出来事を詳しく聞きに行ってきます…腹痛が本当なのならば、正露丸も飲ませてあげたいし・・・」

正次郎
「あ・・・・・
あ・・・・・・
あきまへん・・・・!!」

美智子
「どうしていけないのかしら・・・?」

正次郎
「お・・・・
お・・・お・・・
男のメンツに掛かってまんねん・・・!!」

美智子
「あの…意味がよくわからないんですけど・・・」

正次郎
「み・・・美智子はん!
ワ・・・ワシはあんさんには恨みも妬みも一切ござんせんっっ!!
ユキラスの挙式で仲人をしたのもワシですけぇ!

お二人には本当に幸せになって欲しいと願ってましてん・・・!!
ほじゃけど・・・トイレへ行くのだけは許しまへんで!」

美智子
「あらそう・・・
ならば仕方ありませんね…

話し合いが通用しないのであれば、私は勝手に行きますよ・・
あなたが私を止める権利はないのですから・・・」

美智子さんは正次郎にそう言い捨てると、速やかにトイレへと向かおうとしました・・・・

・・・が・・・

正次郎
「あ・・・あきまへんって・・・・!美智子さん!」

正次郎は慌てて・・・
両手両足を広げた体勢で、美智子さんの前に立ち塞がる・・・!

こうなったら力づくでも美智子さんがトイレへ向かうのをガードし始めたのだ・・・!!

美智子
「ちょ・・・ちょっとぉ~・・・・・
何のつもりなんですか!?
高橋のご主人さん!?」

正次郎
「あ・・・あんなヘタレのボンボンでも・・・!
ワシの大事な友じゃけぇ~・・・
今は何が何でも美智子はんをトイレに行かせる訳にはいきまへんのや!!」

大全身毛むくじゃらな熊そのものの大男が・・・
華奢な女性に立ち塞がる異様な光景に・・・
深山中学相撲部員達も、次の試合があるというのに、準備運動そっちのけで興味深々だ・・・

浜口
「高橋先生、なんであんなに必死なんだ…!?」

武智
「海斗くん、どうするの・・・・?
お母さん…なんか高橋先生にセクハラされてるみたい…」

山内
「海斗くんのお父さん、実はなんか隠してるんじゃないかなぁ~・・・」

小山田
「高橋先生・・・
海斗くんのお母さんを、どうかトイレに行かせてあげて下さい・・・・」

海斗
「母ちゃん、ボクが父ちゃんに正露丸渡してくるよ…!」

・・・と、部員達が後ろで賑わっていると・・・


正次郎
「じゃかましいわぁぁーーーーーーーーぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!
お前ら次の試合があるんじゃろうげぇ!!!
とっとと顧問の所に行ってこいやぁぁぁぁぁーーーーーーぁぁぁあああ!!!」

と、突如閻魔大王に変身し、部員達を怒号で一喝する!!!

これを受けた部員の皆は金縛りになったように凍りついて動けなくなってしまった・・・

海斗
「高橋のおいちゃん・・・
こ・・・・恐いよぉ~~・・・」

浜口
「こ…恐ぇぇ~~~・・・・
やっぱりオレ無理かも・・・・・」

武智
「お・・・お兄ちゃんが相撲辞めたのが・・・
なんとなく分かってきた・・・・」

山内
「どおすんだよぉ~・・・来週から高橋先生の稽古受けなくっちゃいけないんだぞぉ~~・・・!」

小山田
「み・・・・・みんなどうしたんだよ・・・・!
さ・・・さっき決めたばっかじゃないか・・・!
頑張って来週から高橋先生の稽古・・・・・・
う・・・受けるんだからな・・・・!!!」

美智子
「な・・・
なんて乱暴なのでしょう・・・・
あなたって人は・・・」

あああ・・・
深山中学生時代、無敵の番長だった高橋正次郎を前には・・・
誰も太刀打ちする事は出来ないのか・・・・!!?

ラチがあかない状態となっていたその時・・・


深山中学生相撲部員、美智子さん、そしてユキラスの大ピンチの展開に・・・・

ついにあの人がやってきたのだ・・・・!!!


「深山町名物!鬼嫁恵vs鬼夫正次郎!究極の対決始まる!?」

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Produce・by・toranosuke


正次郎
「ひっひっひっひ・・・
美智子はん・・・ワシゃあここを動きまへんでぇ~…」

美智子
「はぁ・・・
困りましたわね・・・」

正次郎
「さぁ~~美智子はん、悪いことは言いまへん…観念して大人しく会場の席につきなはれ…♪」

正次郎はストリートファイター2のキャラクター、「ザンギエフ」の構えのような格好で立ち塞がり、美智子さんをトイレへ向かわせようとはしなかった…

・・・が・・・
・・・その時・・・

小山田
「た…高橋先生~・・・」

正次郎
「んん~~・・・・!」

小山田
「た・・・高橋先生ぇ~~~~・・・・!」

正次郎
「なんじゃいっ!小山田ぁ!さっきからうるさいのうっ!!
なんじゃいっっ!!!」

小山田
「恵さんが来てますよ~~・・・・」

正次郎
「なぬっ・・・!?」


海斗
「あっ!本当だ!!」

浜口
「恵さぁ~~~ん!
こっちっスよぉ~~~♪」

武智
「恵さんって!高橋先生の奥さんなんだよね!」

山内
「あ!子供さんも一緒に来てますよ~~~♪」

小山田
「良かったですね!高橋先生!恵さんが来てくれて!」

正次郎
「な・・・・
な・・・・・
なぁ~~~~にぃ~~~~~~・・・!!?
恵が来たじゃとお~~~~~~~・・・!!!」

深山中学最強の番長だった「高橋正次郎」
大人でも敵わない無敵の力を誇っていたが・・・・

そんな正次郎にも・・・
弱点が・・・!

それは奥さんの恵さんだ!

元歯科衛生士、学生時代は陸上部に所属し、キャプテンを務めるバリバリの女体育会系…

スケバンの番長から生意気だとケンカを売られるも足蹴りの一撃だけでノックアウトさせ一躍有名人に…

校内の女子からは恐れられ他校の女学生には追っかけファンもいた程知名度が高い…

大学を卒業後。歯科衛生士で働く傍ら、空手道場の門を叩いて黒帯の段有者となった…

その最中、地方公務員として働いていた正次郎と運命的な出会いを果たし、4年余りの交際を得た後に結婚、現在は4女児のママとして日々子育てに奮闘する。


元番長の正次郎と…

スケバンの番長も一撃で倒した恵さん…

2人の対決が今始まる!!

正次郎
「め・・・・
め・・・・・
め・・・・・
恵じゃとお~~~~~~~~~~ぉぉぉぉおお!?」


正次郎は後ろからの気配に背筋が寒くなるのを感じた・・・

正次郎
「な・・・・なんでじゃ・・・・今日の大会に恵らは来んはずやった・・・
いや・・・普段から相撲の大会には顔出さんハズやのに・・・なんで今日に限って来るんや~・・・!!」

正次郎は後ろを振り返る事が出来ず、あれこれ思考に自問自答しながら悩んでいると・・・・


「父さぁ~~~ん…
父さぁ~~~~ん♪」

ついに…
後ろから恵さんが呼ぶ声が聞こえてきた・・・

正次郎
「め・・・・!!
恵・・・・!!!
な・・・・なんで・・・
来たんじゃ・・・・!!」


「みんなこんにちは~♪」

海斗
「恵さんこんにちは~♪」

浜口
「こんちゃ~っス!」

武智
「こんにちはっ!!」

山内
「こんちはっス!!!」

小山田
「こんちはっ!!
高橋先生、恵さんですよ~!」

正次郎
「う・・・・
う・・・・・
うぅ~~・・・・・!」


「父さぁ~~~ん!?
父さぁ~~~~ん??
ちょっとぉ~~~・・・
なに無視してんのよ~?」

美智子
「恵さん、こんにちは…」


「あらぁ~~!!
美智子さんじゃなぁ~~~~~~~い
ノブちゃんの試合見に来てたのね~~~~!!!」

美智子
「結婚式の時は色々して頂いて・・・・
本当にありがとうございました…」


「えっ・・・!?
あっ・・・・・!!!
あぁ~~~~ぁぁ・・・・!!

良いのよぉ~~~~!
うちの旦那がえらく張り切ってたもんだからさ♪私もつられて便乗しちゃった~♪」

美智子
「それと・・・
こないだ作ってくれた、つくしの卵とじと菜の花の天ぷら、とっても美味しかったわ!
私、まさかつくしと菜の花が食べられるなんて今まで知らなかったから驚いちゃった…」


「やっだぁ~~~♪♪
恥ずかしぃ~~~~♪♪
こんなド田舎だもん!つくしと菜の花なんて有り余る程あるんだから上手く利用しないとね~~♪
あ!秋になったらノブちゃんも誘ってみんなで栗拾い行こうよ~~~♪
お義父さんが所有しているお山だから天然の栗が取り放題よ~♪」

美智子
「まぁ~~~~♪
美味しそう~~~~~♪
ユキちゃん栗ご飯好きだからきっと喜ぶわぁ~♪」


「今日は娘達も連れて来たのよ~~♪
ほら、みんな美智子さんに御挨拶出来ないのかなぁ~~~??」

つぐみ(長女)
「おばちゃん、こんにちは…(照)」

美智子
「つぐみちゃん、こんにちは、すっかりお姉ちゃんになったわね~!」

かのん(次女)
「おばちゃ~~ん!!
こんにちは~~!!」
私髪切ったの~~~!!」

美智子
「あらぁ~~!
とっても可愛いわよぉ~♪かのんちゃんは活発な女の子だから、ショートカット似合うわね~~♪」

なずな(三女)
「ん~~~~~…
うふふ・・・・(恥)
ん~~~~~…とねぇ~~~~………
恥ずかしぃ~~~………」

美智子
「あらぁ~~♪
なずなちゃんはまだ恥ずかしがり屋さんなのかなぁ~~~~~?
おばちゃん近寄っちゃいぞ~~~~~!」

なずな
「きゃ~~~~ん♪」


「ちょっとぉ~~(笑)
なずな~~~♪
母さんの後ろに隠れてちゃダメでしょお~~~?」


さくら(四女)
「えっと・・・えっと・・・えっと・・・えっと・・・・・」

美智子
「さくらちゃんは、何才になったのかなぁ~~?」


「さくらちゃん、おばちゃんが何才になったって言ってるよ~♪」

モジモジしながら恥ずかしそうに四本指を不器用に立てる

美智子
「さくらちゃんはこないだ4才になったばかりなのね~~~♪」

さくら
「うん・・・・」

・・・と恥ずかしそうにうなずいと思いきや・・・

さくら
「おばちゃーーーん!!!
こんにちはぁーーーーーーーーーーーー!!!」

・・・と、急に大きな声で挨拶をするさくらちゃんなのだが・・・
これが予想外で大人の耳には結構ダメージを受けてしまう・・・

美智子
「ひゃぁ~~~~!
おばちゃんビックリしちゃったぁ~~~~~!!!」


「~~~・・・もう~・・・・・さくらちゃんったらぁ~~~~~・・・・
急に大きな声を出したらおばちゃんビックリするでしょう~~~~??
メッ!!」

美智子
「あ~~ビックリした♪
恵さんとこは賑やかで良いですわねぇ~~~♪」


「うちの旦那がどうしても男の子が欲しいって言うから頑張ってみたけど…
結局みんな姫子しか生まれなかったのよねぇ~~?

・・・ね!
父さん・・・!」

正次郎
「・・・・・・・・・」


「ちょっと父さん~~?
いつまで黙ってるつもりなの~~??」

正次郎
「・・・・・・・・」


「まったくもう~・・!

美智子さん…
さっきからうちの旦那がビクとも動かないけど・・・
これ・・・何やってんの・・・・?」

美智子
「あ・・・
ちょうど良かったわ~…
恵さん・・・・
実はですねぇ~~・・・」

海斗
「高橋のおいちゃん、母ちゃんをトイレに行かせようとしないんだよ~♪」


「はぁっ!?
何よそれっ!?」

美智子
「いえ・・・
私が用をしたい訳ではなくって・・・・
主人が高橋さんと先程結構な言い争いのケンカをしてたんですけど・・・・

・・その最中に急性的な腹痛を患って・・・・
今トイレの個室に隠っているらしいんです・・・」

浜口
「海斗くんのお母ちゃんがぁ~…
柴田のおいちゃんに正露丸を飲ませてあげようとトイレに行こうとしたらっスねえ~」

武智
「行かせようとしないんだよね・・・」

山内
「海斗くんのお母さん…
それで困ってるんです…」

小山田
「ボクも高橋先生にお願いしたんですけど・・・
早く向こう行けって怒鳴られちゃって・・・
どうする事も出来ないでいたんです・・・・」

正次郎
「う・・・・・
あ・・・・・
あいつら・・・・余計な事言いくさりやがってぇ~~~~~~・・・・」


「ちょっと父さん~…
どういうつもりなのかな~~~~~~・・・?」

正次郎
「イデデデデデッッ!!
な・・・何しでかしてくれんじゃい!アホウ!!」

恵さんは、あの大きな熊のような正次郎の耳たぶを、何のためらいも無くギュ~~ッッ!と強くつまんでみせた・・・!


「またノブちゃんをイジメたのねぇ~~!!?
いい歳した親父が弱い者イジメなんてみっともないと思わないのかなぁ~~~~!!?
またご近所に悪い噂がたつじゃないのよっ!!!
恥ずかしいからいい加減にしてっ!!!」

正次郎
「まままま・・・!!
まままま待て待て待て待て~~~~~!!
ワシがイジメた訳じゃないわい!!
ユキラスが海斗を無理矢理怒鳴っててうるさいから止めに入ってやったんじゃろげぇ~~~!!」


「どうせ便乗して更にうるさいダミ声で怒鳴ったんでしょう!?
あんたの方がよっぽどうるさいわよっ!!!」

美智子
「恵さん・・・
ちょっと申し訳ないんだけど・・・・
このまま高橋さんを押さえてもらってて宜しいかしら・・・
私・・・・主人の所へ行ってきます・・・」


「ごめんなさいねぇ~…
美智子さんにまで変な危害及ぼしちゃって~~~・・・
大丈夫よ!旦那は私が押さえててあげるから!!
美智子さんは早くノブちゃんとこにいってあげて!」

美智子
「ありがとう~・・・
恵さんが来てくれて助かったわぁ~~・・・
本当に一時はどうなる事かと・・・・・

それじゃあお願いしますねぇ~~~~・・・・」

そう言って、ようやく美智子さんはユキラスが居るトイレへと向かおうとした時だった・・・・

正次郎
「み・・・みみ・・・
美智子はん・・・!!!
トイレはあきまへん!って言ってるやおまへんかっ!!!」

正次郎は、恵さんにつままれていた耳たぶをを強引に離し、再び美智子さんの前に立ち塞がり、トイレに隠っているユキラスの元へ行くのを阻止しようとした・・・・・!!

・・・と次の瞬間・・・


「は~~い♪父さん動いたらダメよぉ~~~♪」

正次郎
「イデデデデデッッ!!
め・・・恵っ!!!
や・・・やめいっ!!」

恵さんは正次郎の右手首を掴んでグルリと回し、身動きが出来ない状態にした…!
そして・・・


「つぐみ~♪かのん~♪なずな~♪さくら~♪
パパに・・・
お弁当見せてあげなさぁ~~~~い♪♪」

つぐみちゃんが持っている…
恵さんお手製、手編みのバスケット…
これが正次郎のお弁当らしいが・・・・

つぐみ
「パパ~~♪
つぐみ、お弁当作って来たんだよぉ~~~♪」

正次郎
「つ・・つぐみ・・・!」

かのん
「お姉ちゃんだけじゃないんよ~~!!
みんなで作ったんだよねぇ~~~~!!」

なずな
「ねぇ~~~♪
お姉ちゃ~~ん♪」

正次郎
「ほ・・・ほ・・・・ほうなんかぇ~~~~♪♪
みんなパパにお弁当作ってきてくれたんねぇ~~~♪♪」


さくら
「パパ~…♪
あのね・・・あのね・・
さくらね・・・
パパのために・・・
サンドイチ(サンドイッチ)作ったの・・・・・」


正次郎
「ほうなんでちゅかぁ~~~~♪♪
さくら…パパのためにサンドイッチ作ってきてくれたのねぇ~~~~~♪♪♪
パパうれちぃ~~~なぁ~~~~~♪♪♪」

深山町の元番長の正次郎も…
天使のような我が子の前では目尻の下がった恵比寿顔へと早変わり…

言葉使いまで幼くなり…
皆の前で親バカッぷりをさらしてしまう・・・


「サンドイッチだけじゃあ力が出ないって言いそうだったから・・・
私がおにぎり作ってきたの!!
そのためにみんなで応援に来たんだからね!
感謝しなさいよっ!」

つぐみ
「パパ~♪
お相撲がんばって~♪」

正次郎
「うん!パパ頑張るよぉ~~~~♪」

かのん
「パパは世界で一番強いんだもん~!!」

正次郎
「うれちぃ~~♪♪
パパ、かのんのために頑張っちゃうよ~~♪」

なずな
「パパ~♪カッコイイ~♪
優勝してね~~♪♪」

正次郎
「うんうん~~♪
パパ絶対に優勝するよ~♪
なずなにパパのカッコイイ所見せてあげるからね~~♪♪」

さくら
「さくらね・・・
強いパパが大好き・・・
大きくなったら、パパのお嫁さんになるの~~♪♪」

正次郎
「さくらぁ~~~♪♪
きゃわゆいゆいでちゅねぇ~~~~♪♪
パパのお嫁さんになりたいのねぇ~~~~♪♪

いいでちゅよぉ~~~♪♪
さくら~~♪大きくなったらパパと結婚式挙げようねえぇ~~~~♪♪♪」

毛むくじゃらで大きな熊みたいな正次郎も…
四人のエンジェルたちの微笑みには敵わずメロメロ状態…


「まったく~~・・・
娘達にはメロメロなんだから!!
この子たちのが大きくなったら結婚式でバージンロード歩く事出来るのかしら・・・・・
4回も・・・」

小山田
「よ・・・
よぉ~~~・・・し!
みんな!これから宇和島中との対戦だ!!
顧問の先生の所へ行くぞ!」

海斗
「うんっ!
今度こそみんなで勝とうよ!!」

浜口
「だなっ!
こうしちゃいられね~!
早速みんなで四股踏み100回だ良っ!!」

武智
「アハハ♪
浜口くん、そんなにやったら疲れて相撲がとれなくなっちゃうよ~♪」

山内
「じゃあ高橋先生~♪
おばちゃん!行って来ま~~す♪」


「えぇ~~~~・・・
おばちゃ~~・・ん??」

山内
「あ・・・!
お姉さぁ~~~ん・・!」


「アハハハ♪
冗談よ♪冗談!
みんな頑張ってねぇ~~~~~♪♪」

全員
「はぁ~~~~い!!!
お姉さぁ~~~~~~~~~~~~ん!!!」


「アハ♪
みんなとっても良い子達じゃないの~~~♪
これもノブちゃんがしっかり指導してるおかげだよ!!
ねぇ~~~?父さ~ん♪」

正次郎
「う・・・・
うるさいわいっっ!!
この卑怯もん!!
手ぇ離せや!ボケェッ!」

とうとう…
トイレに隠っているユキラスの元へ向かう美智子さん・・・・
正次郎は恵さんに腕を捻られて動けない・・・

宇和島中との試合に意気込む相撲部員達・・・

鬼嫁の登場によって形勢逆転となった展開に…
為す術も無くなってしまったユキラス・・・

嗚呼…
一体どうなってしまうのであろうか・・・

この後…
ユキラスと美智子さんの夫婦の対話に注目だ!!!

(終)


おまけ
七転び八起きニュース!!

今秋より、トレーニングを再開した虎之助!!
しかも!約2年半ぶりのフリーウェイトトレーニングにて、久しぶりの肉体改造に励む!!
これは後々何かをしでかす嵐の前兆なのかもしれないぞ!!
年末年始にはもしかしたらタイトル変更を記念して何やら盛り上がる企画が開催されるかも!?

年末の七転び八起きに注目!!!