どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

「一松海之助おじさんと・けんとくん2」~Child・Home・Editions~

2019年の3月11日

戦後最大の大震災による大きな津波が東北を襲ったあの日から・・・

8年の時が経ちました・・・




陸前高田市にある高田松原跡地の広い砂浜に佇んでいる

「奇跡の一本松」


海の向こうの水平線から顔を出した太陽に照らされて

砂浜に1本の長い陰をつくります



この「奇跡の一本松」に宿る精霊

「一松海之助」おじさんは・・・


一昨年知り合った子だぬきの「けんとくん」の事を思い出していました・・・


ジャングルジムから出てきたその子だぬきの「けんとくん」は・・・


不思議な力を持っていて、一松海之助おじさんが元気になるようにと、落ちていたマツボックリの鱗笠を開き、1本松のすぐ傍に埋めてくれたのです・・・


ちょっと失礼な事を言う子だぬきだけれど・・・

こんな老いぼれた精霊に懐いてくれた優しい「けんとくん」が恋しくて・・・


また会いたいなぁ・・・と呟きました・・・


一本松のすぐとなりには・・・
小さな可愛い赤ちゃん松の木が・・・

朝露を光らせて・・・
今日もスクスクと元気に育っています・・・

けんとくんが埋めたマツボックリが・・・

新しい命を誕生させてくれたのです・・・


一松海之助おじさんは・・・

けんとくんに会いたい気持ちが抑えきれず・・・

ひと粒の涙が・・・
キラリと・・・
目尻からこぼれ・・・


一本松のふもとにある・・・

赤ちゃん松の木の葉に落ちて・・・
朝露と一緒にはじけて飛びました・・・

すると・・・

水平線から顔を出した太陽の光が・・・

海の水面と合わさるように白く輝きを放ち・・・

陸前高田市にある高田松原跡地の広い砂浜を眩しい光に包まれました・・・


そしてそのまま・・・

一松海之助おじさんは・・・

「奇跡の一本松」から姿を消してしまいました・・・


海之助おじさんは・・・

何処へ行ってしまったのでしょう・・・


遅れてごめんなさい・・・

やっとこさの投稿です・・・









「一松海之助おじさんと・けんとくん2」

~Child・Home・Editions~

イメージ 1








ここはアニマランド・・・

地球から
遠く遠く離れた

動物たちだけが暮らしている
夢の国です…


今日は「けんとくん」が、昨年…
小学校に入学してから1ヶ月過ぎた頃の様子を、みんなでのぞいてみましょう・・・



一松海之助
「あらまぁ~~・・・・
この聞き覚えのあるオープニングのナレーション・・・
わし・・・
もしかして・・・
来ちゃったのかなぁ~・・・??」




とらのすけおじさん
「ようこそアニマランドへ・・・
一松海之助おじさん・・・♪」




一松海之助
「なぬぅ~~~・・・・!!!
お主は・・・まさか・・・
西郷虎之助かやっ!?」




とらのすけおじさん
「えへへっ♪
そ~~だよぉ~~・・・ん♪
でもアニマランドやおやちゃい村では
とらのすけおじさん」になるから、そこんところヨロシクね♪」




一松海之助
「あらまぁ~~・・・!!
これはこれは初めまして・・・
わしの産み親ではありませんか~・・・」



とらのすけおじさん
「いやいやどうもぉ~・・・♪
海之助おじさん・・・
貴方はある方をモデルにして誕生させましたのじゃよ♪」



一松海之助
「ほう~・・・
それは何方様じゃろうか~・・・」




とらのすけおじさん
「それは・・・
わしが大好きじゃった人じゃ♪」




一松海之助
「なぁ~るほどぉ~・・・♪
わし、解っちゃったもんね~・・♪」




ほのぼの湖
「もう~~・・・
とらのすけおじさんったらぁ~・・・
勝手にナレーションの途中から入ってきたらダメだよぉ~・・・
話が全然進まないでしょ~~・・・?」




とらのすけおじさん
「あ!ごめぇ~~・・ん・・・!
エヘヘヘヘ・・・♪」




ほのぼの湖
「今日は海之助おじさんと、けんとくんが主役なんだから~・・・
とらのすけおじさんは早く文章を書いて、あとイラスト制作ね!」





とらのすけおじさん
「はぁ~~~~・・・い・・・(涙)」




ほのぼの湖
「海之助おじさん、初めまして
ボク、ぽんちゃんのお友だちの「ほのぼの湖」です・・・」




一松海之助
「あこりゃど~~~も・・・!
初めまして・・・
これまた御丁寧に・・・」





ほのぼの湖
「海之助おじさんは、地球の陸前高田市から、「若松朝太郎」の力で異次元ワープしたんだ!」





一松海之助
「ありゃまぁ~~・・・・!!
驚いた・・・!!!
わしの傍にある、赤ちゃん松の木は・・・・
「若松朝太郎」っていう正式なお名前があったのね・・・
わし・・・今まで知らんかった・・・」




ほのぼの湖
「そうなんだ・・・
若松朝太郎は、海之助おじさんの孫みたいな存在だから・・・
これからも仲良く可愛がってあげてね!」



一松海之助
「もちろんじゃとも!
けんとくんがわしに授けてくれた新しい命じゃ・・・
孫同然、大事に大事に可愛がってあげるからのう~・・・」





ほのぼの湖
「ふふふ・・・♪
海之助おじさん、なんだか嬉しそう…
すっかり孫を可愛がるお爺ちゃんみたいだね♪」




一松海之助
「そりゃあ・・・
わしはあのお方がモデルになっとるんじゃ・・・
本家同様、子どもには愛情かけて可愛がってやらんとのう~・・・」




ほのぼの湖
「それじゃあ・・・
あんまり話すと長くなるから、ボクはこの辺でお邪魔するよ・・・
海之助おじさん、今日はゆっくり楽しんでね!!」




一松海之助
「ほ~~~い♪
お言葉に甘えて・・・
ゆっくり楽ませてもらうぞい♪」



陸前高田市の・・・
高田松原跡地の広い広い砂浜にある・・・


「奇跡の一本松」


そしてその一本松に宿る精霊こと


「一松海之助」


東日本大震災からちょうど8年目となる今日・・・

海之助おじさんは、孫松である朝太郎の力で異次元ワープをして・・・


なんと・・・
「けんとくん」が暮らしている
アニマランドへとやってきたのでありました・・・


ピッカピカの1年生から一月程過ぎた頃・・・

けんとくんはどんな1年生になったのかな・・・?

今日は海之助おじさんと一緒に・・・

覗いてみましょう・・・








アニマランドに広がる大草原の真ん中に・・・

けんとやぽん太たちが暮らしている


孤児院施設の修道院で、とんがり帽子が目印の・・・

「チャイルド・ホーム」がありました・・・


そこには・・・


院長の「熊八先生」

シスターの「マリア先生」に・・・



元気いっぱいの生徒たち・・・



夢は大きくなったら消防士さん

「けんと」


クロッキー帳に絵を描くと不思議な力が起こる・・・!?

「ぽん太」


チャイルドホームで一番逃げ脚が速い

「みぃー子」



イタズラ好きなサッカー少年

「たいち」


ピアノ好きなお嬢さん

「フレア・クリスティーヌ」



将来はアニマル大相撲の横綱に!

もー次郎「もっくん」


お料理が得意な
みんなのお姉さん


「ヒトミお姉ちゃん」



個性あふれる子どもたちが・・・
仲良く暮らしているチャイルドホーム・・・
今日も楽しい一日のはじまりです・・・





ヒトミお姉ちゃん
「みんな~~~・・・!
朝ごはんできたわよ~~・・・!
早くいらっしゃ~~~・・・い!!」


食堂の台所で、一番の年長さんになる
「ヒトミお姉ちゃん」が、みんなの朝ごはんを作っています・・・

 

フレア
「ヒトミお姉ちゃん、ミルクの用意出来たよ。」



ヒトミお姉ちゃん
「ありがとう~!フレアが手伝ってくれるから、お姉ちゃん大助かりよ~!」



たいち
「ふわぁ~~・・・あ・・・
眠いなぁ~・・・
あ・・・
ヒトミ姉ちゃんおはよ~・・・」



フレア
「もう!たいちったら!
また私のダイアリー見たでしょ!?」



たいち
「あ・・・
バレた・・・?
ゴメーン♪」



ヒトミお姉ちゃん
「たいち~~・・・!
アンタまたフレアの日記帳を
コッソリ見たの!?
男の子のくせに女の子の日記帳を隠れて見るなんて・・・
やらしいわよ!!」



フレア
「どうして見るの!?
やめてって言ってるでしょ?
ダイアリーは女の子の秘密なのよ?」



みぃー子
「たいち兄ちゃんってさぁ~あ~・・・
フレアお姉ちゃんのこと・・・
好きなんだよねぇ~~~♪」



フレア
「え・・・・
やだ・・・そうなの・・・?
たいち・・・
カアアァァ・・!!(〃'.'〃)赤面」



たいち
「ち・・・ち・・ちち・・・
ちちちちちち・・・
違うよっっっ!!!
みぃー子!!何言いだすんだい!!」



ぽん太
「ヒトミお姉ちゃぁ~~ん!!
ボクのクロッキー帳がないよう~~!」




ヒトミお姉ちゃん
「ぽんちゃん・・・!
ゆうべお風呂入る前・・・
何してたかなぁ~~・・・?」



ぽん太
「あー!!そうだーー!!
もっくんとお相撲ごっこしてたんだー!!」



もっくん
「おいっすだなモォ~~♪
ぽん太のクロッキー帳だなモォ~♪
おいらのベッドの上に置きっぱなしにしてたんだなモォ~~♪♪」



ぽん太
「エヘヘヘヘ・・・♪♪
そうだった・・・!!
もっくんありがとう~~♪♪」




もっくん
「来月アニマル中学相撲部の大会があるんだなモォ~~~♪
ぽん太においらの相撲とってる姿を描いて欲しいんだなモォ~~♪」




ぽん太
「うん!わかった!
もっくんのお相撲してるとこ、ボクが描いてあげる!」



ヒトミお姉ちゃん
「そっかぁ~・・・
もっくんは中学生になって初めての大会だったわね!
お弁当作るから、みんなで応援行きましょうよ!!」



みぃー子
「わあ~~・・い♪♪
お弁当♪お弁当♪う~れし~いなぁ~♪♪」



たいち
「ったく・・・!
みぃー子は食い意地が張ってるから
相撲よりもお弁当が目当てじゃないかー!」




みぃー子
「エッヘヘ~~~♪
だってさぁ~♪
ヒトミお姉ちゃんの作ったお弁当、美味しぃ~んだも~~ん♪」



フレア
「ヒトミお姉ちゃん、そろそろ朝ごはんにしましょうか・・・」



ヒトミお姉ちゃん
「あー!
いっけなぁーーいっ!!
あんまりのんびりしていると、遅刻しちゃーーう!!」


フレア
「もっくんのミルクは大きいコップに入れてるからね。」




もっくん
「ありがとだなモォ~~♪♪」



みぃー子
「え~~~・・・!
もっくんばっかりずる~~い!!」





ぽん太
「ねぇ~~・・・・
ヒトミお姉ちゃ~~ん・・・
ケンちゃんはぁ~~~・・・??」





たいち
「そういえば・・・
けんとが居ないよなぁ~・・・」




ヒトミお姉ちゃん
「そうよねぇ~・・・
いつもは早起きのケンちゃんが・・・
どうしちゃったのかしら~・・・」



フレア
「それに・・・
熊八先生とマリア先生もまだ来ていないみたい・・・」




もっくん
「みんなでケンちゃんの部屋に行ってみるんだなモォ~・・・」




みぃー子
「えぇ~~~・・・!?
早く朝ごはん食べようよぉ~~・・・!
みぃー子お腹ペコペコ~~・・・!!」



ヒトミお姉ちゃん
「ダメよみぃー子!
朝ごはんは、みんなが揃ってから!」



フレア
「朝のお祈りもね…。」



ぽん太
「ケンちゃん・・・
どうしちゃったんだろう~・・・」





楽しい朝ごはんのはずが・・・

なぜが姿を見せないけんとくん・・・

熊八先生とマリア先生もまだ来ない様子・・・

どうしちゃっんだろうね・・・?

このお話は、また次回に続きま~す♪

今日はここまで!

みんな~♪
また見てね~~♪♪




一松海之助
「あれまぁ~~・・・
せっかくこれから面白くなりそうじゃったのに・・・
残念じゃなぁ~~・・・
すっかり見入ってしまって・・・
喋る暇も無かったわい・・・

それじゃあ画面の前のみんなも・・・
また次回、わしと一緒にチャイルドホームの続きを見ような~~♪
約束じゃぞ~~~♪♪

ではみんな・・・

さよぉ~~ならぁ~~・・・♪♪」








「一松海おじさんと・けんとくん2」
「終」