どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

5年目のあゆみ。

2020年・2月22日

ブログ開設記念日・特別フォトショット公開


皆さまこんばんは...

お久しぶり
西郷虎之助でございます。

今世間では、新型コロナが流行っておりますが...
皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか...


本日・2月22日

ブログを開設したあの日から...

5年もの時が流れてゆきました。

本当...
早いものですね...
.

歳をかさねると...
四季の移り変わりが早すぎて
古いアルバムのページをめくっているみたい...




虎之助は変わらず...
意地っぱりな泣きベソ坊主でございますが...

日本の男児として生まれた暁として...

真っさらな褌をグッ...!と締めなおし...

山あり谷ありの人生を...
堂々とがに股で歩んで行く覚悟でございますので...

どうかこの先も...
暖かい眼差しで見守って下さい...



いままでも...

そしてこれからも...

ありがとう...

2020年・2月22日

西郷虎之助
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ふんどし坊主の七転び八起き人生

あなたは「西郷虎之助」を・・・

知っていますか・・・?



それは・・・

Yahoo!ブログから始まりました・・・


「ふんどし坊主の七転び八起き人生・中学編」
ウェブサイトより発刊(徳間書房)
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西郷虎之助

桜の花びらが・・・

春風に吹かれ・・・
田畑や川谷に舞い散る頃・・・

愛媛の山奥にある深山町の寺村に・・・

元気な男の子「虎之助」が誕生しました・・・


「虎之助」という名は...


龍雲寺の住職である「龍玄和尚」が名づけました...



西郷家に待望の男の子が生まれ・・

父親の「西郷一(はじめ)」は、たいそう喜んだそうな・・・

先祖代々から農業を営む西郷家の大事な跡継ぎとして、元気でたくましく育つよう願いました・・・



そして...

相撲の盛んな町である「深山町」では...
男の子はみんな強くなるよう相撲の稽古に励みます...
深山っ子の男の子は骨太で丈夫な体になり、都会の子どもには負けない筋力と体力を兼ね備えるのでした。

もちろん...

西郷家の長男として生まれた「虎之助」は...

小学4年生から深山町の相撲道場へ通い...

新鮮な野菜、美味しいお米をたくさん食べ...

厳しい稽古を積み重ねたおかげで...

相撲をとるに相応しい体格に育ちました。


毎年秋祭りに開催される

「深山町・愛宕山奉納相撲大会」

西郷家は祖父「西郷誠」父親「西郷一(はじめ)」

代々「横綱」になった経歴があります...

西郷家の長男であれば...

必ず強い横綱になるであろうと...

熱い期待をされていました...


が・・・・!!

しかし・・・・!!

ある事件がきっかけで...

その熱い期待を裏切る事になるのです....

問題のある事件とは・・・

深山中学校の「入学式」で起こったのでした・・・


西郷家の自慢の跡取り息子「西郷虎之助」

相撲道場で厳しい稽古に励み...
実家で採れた新鮮野菜に丹精込めて作られたお米をたくさん食べ...

大きく逞しい体に育ったあのわんぱくな男の子が・・・

入学式で・・・・

深山中学始まって以来となる史上最大・前代未聞の大きな大失態をしてしまったのだ・・・!!!

あの事件以来・・・

深山中学校の入学式では・・・

式を始める前に・・・

「校長先生」から・・・

ある警告が発せらるようになったのだ・・・

その問題の警告とは・・・



校長先生
「えーー・・・

これから入学式を始める前に・・・・

まず言ってきたい注意事項があります・・・

それは・・・

「今、トイレを我慢している生徒は速やかにトイレに行って下さい・・・」


また・・・
式の途中でどうしてもトイレが我慢出来なくなった時は・・・

恥ずかしがらずに手を挙げて近くの先生に知らせて下さい・・・

絶対に無理してはいけませんよ!


えーーー・・・

あとは・・・

周りの生徒でトイレを我慢している子や・・・
具合が悪そうな子を見かけた場合は速やかに手を挙げて近くの先生に知らせて下さい・・・

よろしくお願い致します・・・


えーー・・・

本日は・・・
誠に晴れやかな入学式でございます・・・

皆さんは今日から中学生としての第一歩を踏み出しました・・・

これから始まる中学校生活・・・・

堂々と胸を張って我が深山中学校の生徒としての誇りを持って突き進みましょう・・・!


ですが・・・

こんなせっかくの晴れ舞台の最中に・・・

嫌な思い出は残したくないでしょう・・・?

失敗してからでは遅いのです・・・

恥ずかしがってはいけませんよ・・・?

何事も勇気を出して行動しましょう・・・!!!


えーーー・・・・

では・・・!

これから入学式に入りたいと思います・・・・」


「新入生一同・・・起立っっ!!!」



・・・僕は・・・

あの日(入学式)の悪夢を・・・・

何十年経った今でも・・・

忘れられず・・・

月に一度は夢の中で泣いている・・・


下腹部が張り裂けるような苦しみ・・・
グイグイと込み上げてきたあの瞬間・・・・
あの流れる感触・・・

そして・・・

みんなからの視線・・・・

何百人の在校生に新入生・・・

綺麗な背広を着た先生たち・・・

PTA会長・・・

深山町の消防署長・・・

深山町の駐在官・・・

深山相撲連盟の会長・・・

深山相撲部の師範、顧問、OBの指導員・・・

みんな・・・

みんな・・・

みんな僕の事を・・・

哀れみの目で見ていた・・・



僕は大事な入学式で・・・

真新しい学生服を・・・

汚してしまった・・・

大勢のみんなが見ている目の前で・・・






「ふんどし坊主の七転び八起き人生」
tragedy

(B版)
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西郷虎之助・シリーズ第三章・もうじき開幕


2015年・第一章
「ふんどし坊主の七転び八起き人生」


2018年・第二章
「西郷虎之助の人生は七転び八起き」



そして・・・

2020年・第三章

ついに開幕・・・!!

あの話題を呼んだ、メモリアル・ベストフォトアルバム集から早や4ヶ月・・・!!

「Yahoo!」から「はてな」へと移行、新境地で再び虎之助ワールドが炸裂!!

開幕セレモニーにて新タイトルを発表!!

知っている方も・はじめましての方も!

西郷虎之助が繰り出す異次元ワールドに目が離せない!?

新境地から始まる西郷虎之助の第3章を、是非御期待御来観下さいませ!!

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「百貫村の熊太郎・番外編」~熊太郎再来の巻~

むか~~し・・

むか~~し・・・

深山のず~~・・っと・・・

ず~~~~・・・っと・・・

山奥に・・・


「百貫村」という・・・

誰も見たことのない・・・

集落の小さな村があったそうな・・・


その「百貫村」で暮らしている村人というのは・・・

みぃ~~んな男だらけじゃった・・・

 

その理由とは・・・


深山の町人でありながら・・・
嫁のもらい手がなく・・・
村の恥だと町人たちから後ろ指を指され・・・

影でヒソヒソと噂話の種に広がり・・・

とうとう「男色」という事がバレてしまい・・・

町から追放されてしまったんだそうな・・・


そんな女人と夫婦になれなかった悲しい男色の男たちは・・・

小さな村で・・・

ひっそりと集まり・・・

自給自足で生活をする暮らしをしておったそうじゃ・・・


女人が一人も居ないその・・・
「百貫村」の男たちには・・・

一つ共通する事があった・・・

それは・・・

村に住む男たちは皆・・・

身長は160cm~170cmという...

日本人にしては若干低めであるのに対し・・・・

体重は・・・

全員100kg~120kgと・・・

それはもう・・・

たいそう恰幅が良く・・・ 

筋肉質でガッシリ太く・・・

まるで明治時代の力士のような体格をしており・・・
腕力豊富な力持ちであった・・・
  


そして・・・

身に纏う着物は1年じゅう・・・

春・夏・秋・冬・・・

上着は法衣や法被・・・
それから腰に巻くのは・・・
褌、又は締め込みだけという・・・

なんとも時代錯誤な格好をするのが・・・ 
百貫村の習わしなんだそうな・・・



そんな深山の町人から・・・

部落の差別を受け・・・

深山より...
だいぶ離れた小さな村で...
自給自足の生活をしている...




そんな「百貫村」の男たちには・・・

ある村伝説があった・・・

百貫村への向かう山奥の峠道...

「百貫峠」

その百貫峠とは・・・


子どもを育てられない夫婦が・・・
山に自分たちの赤子を置き去りにする場所であり・・・


古くから・・・
「子捨て山」

と・・・

深山の町人からそう言い伝えれ・・・

決して誰も「百貫峠」に近づく者はおらんかったそうな・・・

「百貫峠」の子捨て山・・・

それは・・・

百貫峠の山頂付近の道沿いに・・・
赤い鳥居が見えてくる・・・

そしてその鳥居の前には・・・
布袋尊の石像ひっそりと佇んでお
り・・・・

イメージ 2

その布袋尊の石像に・・・
そのまま赤子を置き去ると・・・

百貫村の男たちが来て・・・
その赤子を拾い・・・
村に連れて帰るのだそうな・・・
 
そして拾われた赤子は・・・
村の跡継ぎとして大事に大事に育てる習わしとあるが・・・




置き去りにする赤子は・・・

必ずしも・・・
「男の子」でなければ・・・

村人は連れ帰ってはくれないのだそうな・・・


いつしか百貫峠で拾われた・・・
元気な赤子の男の子・・・

その名は・・・




「おぉぉーーーーーーい・・・!!
熊太郎やぁぁーーーーーーい!!!」


熊太郎
「お・・・?
あの声は・・・
熊五郎の親父じゃな・・・・・
また猪でも捕らえたんかのう・・・!」

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その名は
「百貫村の熊太郎」・・・

すっかり逞しい・・・
大人の男に育ったそうな・・・

「百貫村の熊太郎」
更新出来そうであれば続く...

4年半ありがとうございました!!

メモリアル・ベストフォトアルバム集

如何でしたでしょうか・・・

残念ながら・・・

最後の「百貫村の熊太郎」の
ベストフォトアルバム集を配信する時間が無く・・・
出来ませんでした・・・


続きはまた・・・
新境地で書いていきます・・・


最後までお付き合い下さり
ありがとうございました
また会いましょう!!
西郷虎之助

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最終回「僕の担任の先生は体育教師」

しんのすけ
「やすじ~!
早く学校行かないと遅刻ちゃうよ~♪」



やすじ
「うおいっ!!
しんのすけ!!
お前・・・さっき言った事・・・
何かの冗談だろっ!?」



しんのすけ
「冗談って・・・
何のこと~~・・・?」




やすじ
「何寝ぼけてんだよっ!!
西郷先生に・・・
言うんだって・・・!」




しんのすけ
「あぁ~~~・・・!
あの事ね・・・♪」




やすじ
「やっと気づいたんかよ~・・・
・・・で・・・・
冗談なんだろ!?
さっき言ってた事はよぉ~!!」




しんのすけ
「ううん・・・
本気だよ・・・!」




やすじ
「えぇっ・・・!?」




しんのすけ
「うん・・・
ぼく・・・
相撲部に入部する事に決めたんだ!」



やすじ
「はぁぁ~~ぁぁぁぁぁあっ!?
なんで相撲部なんだよっ!!!
お前そんな痩せっぽっちな体で相撲部に入ったら・・・
体壊れちまうだだろぉっ!?」



しんのすけ
「だって・・・
ぼく・・・・
西郷先生が好きなんだもん♪」



やすじ
「はぁぁぁぁ~~~ぁぁぁあ!?
お前頭おかしいぞ!?
熱でもあるんじゃねぇ~のかぁ~!?」



しんのすけ
「熱なんてないよ!本気だもん!
ぼくね・・・
大人になったら西郷先生と同じ体育の先生になるんだぁ~~~♪♪」



やすじ
「正気かぁ~~・・・!?
あの筋肉デブのブタゴリラの何処が良いんだよ~~!!?
年がら年中ポロシャツにトレパン穿いた中年の親父じゃねぇ~かっ!!」



しんのすけ
「そうだよ♪
ぼくが大人になったら・・・
西郷先生と同じポロシャツに紫色のトレパン穿いた、ガッシリ太くて逞しい体育教師になるんだもんね~~♪」




やすじ
「かぁ~~~・・・!!
お前には...
ほとほと呆れてなんにも言えねぇ~やいっ!!」



しんのすけ
「やすじも一緒に入ろうよ!
相撲部!!
西郷先生に相撲の稽古つけてもらえるんだよ~~?
楽しい~よ!!」




やすじ
「けっ!!
冗談じゃねぇ~~・・・
あんな汗臭い裸に廻し一丁姿で
はっけよい!のこった!
なんて・・・
俺ぁ~嫌だね!!、やってらんねぇ~~~~よ・・・!!!」





しんのすけ
「ふぅ~~~~ん・・・
じゃあいいや♪
ぼく一人で相撲部に入部するんだもんね!!」




やすじ
「か・・・か・・・か・・・
勝手にしろいっ・・・!!!」



しんのすけ
「うんっ!
勝手にする♪
やすじよりも・・・
うんと大きな体になって・・・
相撲強くなるんだもんね~~♪」



やすじ
「う・・・う・・・う・・・
うぅ~~~・・・ん・・・」



しんのすけ
「あ!西郷先生だ!

西郷~~先生ぇ~~~~!!
おっはよぉ~~~~!!!」


西郷先生
「こらぁ~~~~!!
しんのすけぇ~~~~!!
また遅刻ギリギリで登校しやがって~~~~~・・・!!」

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しんのすけ
「えへへへ・・・♪
西郷先生ごめぇ~~~ん♪」


やすじ
「げっ・・・!!
やっべぇ~~~・・・!!」


西郷先生
「さぁ来いっ!2人とも・・・!」

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西郷先生は・・・
ぼくとやすじを抱きしめ・・・
ギュウウウ~~~っと首を締め付ける

西郷先生の汗臭いポロシャツと
スポーツウェアー独自の・・・
ポリエステル素材を使用した良い匂いがトレパンからほんのりと漂ってくる・・・

ぼくは西郷先生に・・・
これをされたくって・・・
いつもワザとギリギリで登校してるんだ!!


やすじ
「ぎぇ~~~~!!
苦しい~~~~!!
西郷先生・・・タンマ!タンマ!
参りました!参りました!」


西郷先生
「がっはっはっはっはっは!!
どうだぁ~~~参ったかぁ~~~?
これに懲りたら・・
明日からは5分早く登校する事!!
わかったかっ!!(笑)」

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しんのすけ
「ねぇ~~~♪
西郷先生~~~♪
ぼく、西郷先生に大事なお話があるんだ~~~♪」


西郷先生
しんのすけが先生に大事な話ぃ~?
なんだぁ~~?どうしたぁ~~?
なんか悩み事でもあるんかぁ~~?」

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西郷先生は
いつものように前屈みになって・・・
ぼくとの目線を合わせ・・・

ジッ・・・と真剣な眼差しで・・・
ぼくの目を見つめてくれた・・・



西郷先生
「どうした・・・?
しんのすけ・・・
先生に話してみろ・・・
何でも相談に乗ってやるぞ!・・・」

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しんのすけ
「西郷先生!!
ぼく・・・
相撲部に入部しますっ!!!」



やすじ
「あっちゃ~~~・・・!
とうとう言っちゃたぁ~~~・・・!」




西郷先生
「し・・・しんのすけ・・・

い・・・今のは・・・

本気なんか・・・? 

相撲部に入部したいって・・・
先生の聞き間違いじゃないよなぁ・・・?」



しんのすけ
「ぼく・・・
大人になったら・・・
西郷先生みたいな体育の先生になる事に決めたんだ!!」



西郷先生
「し・・・しんのすけ・・・
お・・・お前・・・

そんなに先生の事を慕ってくれてたんか・・・?」



しんのすけ
「西郷先生!!
ぼくに相撲の稽古をつけて下さい!


ぼく・・・
西郷先生と一緒に相撲がしたいんだ!」




西郷先生
しんのすけ・・・
お前ってやつはよぉ~~・・・
なんて嬉しい事言ってくれやがんだよぉ~~・・・・!」



やすじ
「さ・・・西郷先生・・・
も・・・もしかして・・・
泣いてるんスか・・・?」


しんのすけ
「あぁ~~~~!!!
西郷先生が泣いてる~~~!!

先生泣き虫なんだぁ~~~!!」



西郷先生
「グシッ!ズビビッ!
ち・・・ち・・・違わいっ!!!
せ・・・先生はなぁ・・・
花粉症でこの季節は鼻水と涙がでるんだよっ!!!」


やすじ
「西郷先生ぇ~・・・
お言葉ですが・・・
花粉症の季節はもうとっくに終わって・・・」


西郷先生
「うるさいっ!!
花粉症と言ったら花粉症なんだっ!」



↓やすじを拳骨した音
(ポカッ!)


やすじ
「イテッ・・・!」


西郷先生
「ズビビッ!ジュビピビビッ!!
よ・・・よ・・・よーーし!!
早速入部届を提出したら、しんのすけとお前の廻しを三福商事に注文の電話しておくっ!!!
廻しが届いたその日から稽古だからな!!
稽古は厳しいぞっ!甘くはないぞぉ~~~!!泣きベソかいたって逃がさないからなぁ~~~・・・!
覚悟しろよぉ~~~!!!」



しんのすけ
「わぁ~~~い!!
やったぁ~~~~!!
良かったね!やすじの分の廻しも注文してくれるってさ!!」


やすじ
「はぁっ・・・!?
あ・・・あの・・・
お・・・おれ・・・・も・・・?
入部する事になったの・・・・??」



西郷先生
「お前もしんのすけと一緒に入部するんだろ?
幼なじみだもんな!!
いつか2人が個人戦の大会で取り組む日が来るんだ!今から楽しみだなっ!!
がーーっはっはっはっはっは!!!」


やすじ
「じょ・・・
冗談じゃないっスよぉっ!!!
おらぁ~相撲部になんか入部しねぇ~~よぉ~~~~っ!!!」



西郷先生
「いいや!!
お前も来週から深山相撲部の一員だ!!
頑張るんだぞぉ~~~~!!!」


しんのすけ
「わぁ~~~い・・・!
やすじ~♪
一緒に稽古するの・・・
楽しみだねぇ~~~♪
頑張ろうっ!!」


やすじ
「は・・はは・・・
はははは・・・・

わーーったよ!!やるよ!!
やりゃーー良いんだろーー!!!

こうなりゃ・・・
おれも相撲部に入部してやらぁっ!!
しんのすけに力で絶対に負けたくないからなぁーーーーーっ!!!」 


西郷先生
「がーーはっはっはっはっは!!!
お前らやっぱり仲が良いのぅ~~!!

ヨッシャ!ヨッシャ!ヨッシャ!
先生がみっちり相撲の稽古をつけてやるから・・・
2人とも強くなるんだぞぉ~~~!!
期待してるからなぁ~~~!!!」


「キーーン♪コーーン♪
カーーン♪コーーーーン・・・♪」


西郷先生
「あ・・・!
こりゃあかんっ!!
チャイムが鳴っちまったっ!!
先生早く職員室に行って授業の準備しないと・・・・
お前らも教室まで走れ!!」



しんのすけ
「はぁ~~~~~・・・い♪
西郷先生~~~♪
また後でねぇ~~~~♪」


やすじ
「おいっ!急ぐぞしんのすけ
おれとお前はクラスが違うんだ!!
担任が来たら怒られちまうよ!!」


しんのすけ
「うん!やすじ!
行こう!!」


西郷先生
「おぉ~~~~~い・・・!!
2人とも転ぶなよぉ~~~~!!」


やすじ・しんのすけ
「はぁ~~~~~・・・い♪」


西郷先生は・・・
深山の山谷から吹いてくる風に包まれて・・・
自身が受け持つクラスの生徒が・・・

これ程までにも自分に懐いてくれいる事に喜びを噛み締めるのでした・・・


そして・・・
教師になって本当に良かったな・・・
と・・・

心の底から・・・
しみじみと感じるのでした・・・


西郷先生は・・・
今日も学校で・・・

いつものポロシャツと紫色のトレパンを穿いた・・・
いかにも体育教師らしいその格好で・・・

生徒たちと青い春を過ごしているのでした・・・

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(終)

さて・・・
私のYahoo!で綴る物語は・・・

これでお終いです・・・

皆様が・・・
大人になって・・・
夢を叶えられたのならば・・・


自信と誇りを持って・・・
自分の選んだ道を・・・
歩いて行って下さいね・・・


それでは皆様・・・

4年半御愛読下さり・・・

ありがとうございました。

西郷虎之助

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スーパーヒーローオールスターズ「年度水球コーチ・シュートマン」

水野球児
「はい、今日の練習はこれまで!
大会まであと2週間だからなー!
気合い入れて、明日の練習も頑張るんだぞーー!」


生徒のエキストラ
「はぁ~~~~~~・・・い...
わかりましたぁ~~~~・・・」


水野球児
「なんだなんだぁ~~・・・
気合い入っとらんなぁ~~~・・・
帰ったらしっかり飯食って力蓄えろよ~~~~・・・」


生徒のエキストラ
「はぁ~~~~・・・い・・・」


水野球児 
「それでは解散!!
規律っ!礼っ!

ありがとうございましたーーっ!!」


生徒のエキストラ
「ありがと~~ございました~・・・」




俺の名は...
水野球児(みずの・きゅうじ)...
愛媛県立・玉駒井高校の水球部のコーチをしている、高校教師(社会科・保健体育)だ・・・

しかし・・・
俺はどうも気が小さいというか・・・
球技を教える立場上・・・
もっと厳しく指導しなくてはならないはずなのだが・・・

いかんせん・・・
大声を張り上げて指導する事が大の苦手だ・・・

体も体育教師にしては貧相で・・・
身長172cm55kgとガリガリ体型だ・・・

はぁ~~~あ・・・
なぁ~~んで俺は体育教師なんかになっちまったのかなぁ~~・・・

そうでなければ・・・
こんな水球部の指導なんて任されなかったのに・・・


吉金武司
「おっす!
キューちゃんおつかれっ!!」


水野球児
「あ・・・
たけちゃん・・・
おつかれっす・・・」



吉金武司(よしかね・たけし)
同じ玉駒井高校・・・
俺の3年後輩の体育教師だ・・・

貧相な俺とは違って・・・
筋肉質な体をしている・・・

身長は165cmと俺より低いが・・・ 

体重は100kgのゴリマッチョなガチムチ体型だ・・・

頭は短いスポーツ刈りで胸板も厚く
腕もレスラーみたいに太い・・・

なんとも羨ましい体型なんだよ・・・
チクショウ・・・


吉金武司
「はっはっはっはっはっは!!
どうした!どうした~~!
キューちゃん!
全然元気がないじゃないか~~~」


水野球児
「たけちゃん~・・・
水球部の指導員コーチだけどさぁ~
俺と変わってくれないかなぁ~~」


吉金武司 
「そりゃあ無理な願いだなぁ~・・・
俺は相撲部指導と柔道部顧問をしている・・・!
水球部のコーチしてる暇なんてあるわけないじゃないか~~~・・・
はっはっはっはっはっは♪」


水野球児
「いいよなぁ~・・・
たけちゃんは・・・
筋肉質で逞しい体に恵まれてさ・・・
その筋肉・・・
俺にも少し分けて欲しいくらいだよ・・・」


吉金武司
「はっはっはっはっはっは!
どうだぁ~~♪
ムキッ!ムキッ!ムキムキムキッ!!」
(↑ポロシャツを脱いでランニング一丁になってポージングをしている)


水野球児
「いちいち脱ぐんじゃねーよ!
クソッ!(怒笑)」



吉金武司
「キューちゃん・・・
ちゃんと飯くってるのか~~?
ガリガリで情けないぞぉ~~(笑)」



水野球児
「うるさいなぁ!!
余計なお世話だっ!!
飯ならバクバク食ってらい!(笑怒)
昨晩なんて、ラーメン3杯食ったんだからなっ!!」


吉金武司
「食うだけじゃなくってよぉ~
筋トレしないと筋肉つかないんだぞぉ~?」


水野球児 
「ちゃんと筋トレもしてるわいっ!

だけどなぁ~・・・
いくら頑張っもよぉ~~・・・
筋肉がちっともつかないんだよ~!」


吉金武司
「キューちゃんかわいそうになぁ~・・・・
きっと体質なんだよ・・・」



水野球児
「はぁ~~・・・あ・・・
俺だってよお~・・・
たけちゃんみたいな体になりてぇ~よぉ~・・・・
でもダメなんだよ~・・・
いくらトレーニングしたって変わり映えしやしない・・・
全然ダメなの・・・!!」


吉金武司
「まっ・・・!
水球部はもうじき大会だろ?
あと少しの辛抱だ!
頑張れよ!!」



水野球児
「2週間後だ・・・
生徒たちにも舐められてるのか・・・
俺の言うことなんて聞きやしないし・・・
大会終わる日が待ち遠しいよ・・・」


吉金武司
「そんな弱気じゃダメだぞ~!
もっと気合い入れないと!!

・・・んじゃ!
俺はまだ相撲部の稽古があるから!
おつかれさんっ!」



水野球児
「相撲部は夜8時まで稽古してるもんな~・・・
本当えらいよ・・・

ほな、頑張って!!お先に帰りまーす♪」



吉金武司
「うーーーい♪」



水野球児
「さてっと・・・
俺は一足先に・・・
帰りましょっと・・・♪」




俺が名簿盤を持って・・・
プールサイドから離れようとしたその時・・・
妙なネコが俺の前に現れてこう言ったんだ・・・




 

「まったく・・・
男のクセに情け無いでおますな!」






水野球児
「な・・・!
何だよ・・・!お前・・・!!」




突然・・・
俺の前に・・・
日本語を喋る♂ネコが現れた・・・!!




たまさぶろう
「わてはドルフィン星からやってきた・・・

あんさんのお付き役のドラ猫・・・

「たまさぶろう」と言いまんねん♪

以後よろしゅうに~~♪」





水野球児
「あかん・・・
いよいよ疲労困憊とストレスで幻覚が見えるようになっちまったか・・・」




たまさぶろう
「球児はん!
あんさんに・・・
これを渡しますえ!!」





ふてぶてしいその♂ネコは・・・
俺にオモチャのような腕時計を渡してくれた・・・




水野球児
「なんだよこれ・・・
ダサい腕時計だな・・・
まったく~~・・
何処のおもちゃ屋で買ってきたんだ~~~~?」



たまさぶろう
「おもちゃとは失礼どすな!
これはドルフィン星の変身ウォッチどす!!」



水野球児
「変身ウォッチィ~~~~??
ガキの遊び相手かよぉ~~・・・
俺さぁ~~あ・・・
今年で30歳になるんだけど・・・・」



たまさぶろう
「球児はん!
あんさんは、ドルフィン星より選ばれし伝説のヒーローなんどす!!
今すぐ変身して...
生徒はんや、たけちゃんらを見返してやるんどすえ~~~!!!」




水野球児
「はいはいはいはい・・・
どうせ俺は夢でも見てんだろう・・・
しゃ~ねぇ~なぁ~・・・
ちょっと位なら遊びに付き合ってやるよ・・・」




たまさぶろう
「さぁっ!球児はんっ!!
今すぐ伝説のドルフィン戦士に変身するおますっ!!」




水野球児
「へいへいへいへい・・・
やりぁ~良いんだろ!
やりぁ~~・・・・・・
ったく・・・
面倒くせぇ~~なぁ~~~・・・」



(パカッ・・・♪
ピッピッ♪ピピピピピ♪♪
チャキーーーーーンッ!!)



水野球児
「変身っ!!」


キュイーーーーーーーーー・・・ンッ♪


(変身中のBGM↓)
チャーチャラッチャーーー♪♪♪
ダンダダンッ!ダンダダンッ!
ダダダッ♪ダダダッ♪ダンダダンッ♪
ジャジャジャン♪ジャジャジャンジャン
ジャジャジャンジャジャジャンジャーーーーーーンッ♪♪♪
デレデッデーン♪デレデッデーン♪
デ・デ・デ・デ・デデデデーン!!

シュウウウウウウゥゥゥ・・・♪

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ダーーーーンッ!ムキムキムキッ!!

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グワーーンッ!!ムキムキムキッ!!

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ボキィーーンッ!ムキムキムキッ!!

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愛と青春の・・・
熱血ドルフィン・ティーチャー!!

水球コーーチ!!
シュートマン!!!

バギィーーーーーーー・・・ンッ!!!

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シュートマン
「おおおっ!!
す・・・凄い・・・!!
こ・・・これが・・・!!
伝説のドルフィン戦士・・・
シュートマンなのかっ・・・!?」
 


たまさぶろう
「シュートマンはん!!
これで気力も身体も精神力も・・・
何もかも情熱溢れる・・・・
スーパーヒーローコーチになったんどすえっ!!!
明日から熱血ドルフィン・コーチとして・・・
生徒はんらを熱くビシバシ指導するおます!!!」



シュートマン
「おっしゃぁぁーーぁぁああっ!!!
熱血ドルフィン・パワーーで・・・
アドレナリン全開じゃぁぁーーーーーーーーーーぁぁぁぁああっ!!!」

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たまさぶろう
「シュートマンはんっ!!!
その意気でおますっ!!!」





そして翌日・・・




シュートマン 
「おどりぁあああーーーーっ!!
お前らやる気あんのかゴラァァァァァァァーーーーーーーッッ!!!」

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シュートマン
「諦めんなよっ!!
諦めたらそこで全てが終わりなんだよっ!!!
ゲームセットなんだよっ!!!
勝負に対する気合いが全然足りねぇんだよっ!!!
お前ら本当にわかってんのかぁ~~~~~~~~~っ!!!?」

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シュートマン
「いけいけいけいけいけええええええーーーーーーーぇぇぇぇーー!!!!!
止まんじゃねーよっ!!!!!
太陽が沈んでも良いからお前らは這い上がれぇぇぇぇーええっ!!!!!」

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シュートマン
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・
お前ら・・・よくやった・・・
はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・
最後に・・・・
バタフライ3000メートルで練習終わりだっ!!」

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生徒のエキストラ
「はぁぁぁ~~~ぁ~ぁぁぁ~~ぁぁぁぁぁ~~~ぁぁぁああっ!?
も・・・もう・・・勘弁してくれよぉ~~~・・・・」


シュートマン
「はいっ!弱音を吐いたから・・・
10000メートルに変更!!!」

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たまさぶろう
「青春どすなぁ~~~・・・
これが熱い青春なんどすえ~~~」


水野球児・・・
シュートマンに変身する事により・・・
憧れの肉体と・・・
気力・精神力を兼ね備えたスーパーヒーロー・シュートマンになれたのは良いが・・・

松岡○造並の熱苦しい指導方針に・・

生徒たちの体は・・・

果たしていつまでもつのやら・・・・

2週間後の大会で・・・
愛媛県立玉駒井高校は・・・

見事優勝し・・・
全国制覇を果たしたそうです・・・

めでたし♪めでたし♪





吉金武司
「キューちゃん・・・
カッコええなぁ~~・・・
お・・・俺・・・・
キューちゃんに・・・
ほ・・・
惚れちまったよぉ~・・・・」


「新たな男同士の恋が始まったんだとさ...」