まず始めに…
今回の記事の内容では、不浄で汚い表現が含まれています
もしこういった下品な言葉や、不浄なお話が苦手な方、又はこれからお食事をされる方、(お食事中、お食事後も含む)
には観覧をお勧めいたしません…
それらにあてはまる方は、そっとお戻り下さいますようお願い致します
m(__)m
中山神社での一人奉納相撲に参拝を終え
て一安心、心も体もすっかり気持ち良くなった私は、来た道を戻らずに下山します
集団で押し寄せてくるヤブ蚊を払いながらウェストポーチを再び腰に巻きました
docomoアンテナの鉄塔です
私はdocomoの携帯しか使った事がないので、いつもお世話になります
docomoアンテナの鉄塔を横目に通り過ぎて道が下り坂にさしかかった時です、急に冷たい風が吹き付けてきました
周りの木や草がザワザワと不気味に音をたて始めます
空を見上げると、どす黒い雨雲が通常よりも速く流れていました
怪しい気配を感じさせる黒い雨雲は瞬く間に広がり、やがて石鎚山周辺一帯は真っ暗に…!
ちょっとこれはマズイかも…
私は急いで山を下ります
…が、しかし…
下りの坂道の傾斜があまりにもキツくて全然前に進む事が出来ません、本当にヨチヨチ歩きで下りなければ転げ落ちてしまいます
段々と焦りが募ってきたその時です…!
辺りが一瞬「ピカッ…!」と光り、目の前が真っ白な空間になるのを目の当たりにしたのです
「…え……?」
一瞬の事で何が何なのかよくわからずに「キョトン…」としていると…
「ドトドドンッ…!!、バリバリバリバリッ!!グヮラグヮラグヮラグヮラ…!!ガラガラガラガラガラ!!!!!!」
私のちょうど真上からモロに雷様のお怒りが聞こえてきたのです!!
「ギャアァァァァァアアーーーッ!!」
雷様の爆音におったまげた私はたまらず悲鳴をあげました
か…雷が…!近すぎる!こんな山の中で何処に逃げたら…!?
神社まで戻る!?…いや、傾斜がキツくて無理だ…!何処に落ちた!?
ひょっとしたら鉄塔かアンテナの電波塔に落雷したかもしれない!
木の下に…駄目だ!木の下はもっと危険大だ!どうする!?こんなところに居たら落雷にあって速あの世行きになる!
こ…怖い~!誰か助けて…!!
↑もうパニック状態に陥っている虎之助
しかし悲劇はさらにヒートアップしてしまうのです…!
ゴロゴロゴロ…
再び雷様の太鼓の音が…!?
いや…違う…!
これは私の…!
腹の音…!!
「ウン○が…出そう…、いや…もう出る…絶対ふもとまで我慢出来ない…」
確かに先程ウン○に行きたくなったが、まだどうにか我慢出来る程度のものだった…
しかし、雷様の爆音と閃光の恐怖により、一気に便意が押し寄せて来たのだ…!
ダメだ……もうその辺でしてしまおう…
そう決めた私だったが…
…ティッシュ持ってきてないやん…
何でこんな時に…
外出時は必ず緊急用(←なんの緊急なんだか…)として、薬局のオマケでくれるティッシュをバッグに必ず入れているのだが、今日は普段着けないウェストポーチ…
お線香やロウソクは入っているが、ティッシュは入れてませんでした…
しまった…
自分はウン○を朝必ず出します、しかも最低2回、普通で3回、こんな便通男がまだ朝出していないのだから中の物が出たがっている、3回分の物が…
山に登るのであればティッシュは絶対必需品なはずなのに、紫ジャージにすっかり浮かれていて忘れてしまった…
そうこう考えていると再び「ピカッ!ピカピカピカッ!!」と光り、
「グヮラグヮラグヮラグヮラガラガラガラガラガラッ!!!」
と雷様の爆音と閃光が…!!
うぁ~んっ!どうしよぅ~(´;ω;`)!
私は山の中、一人直立で足を左右に踏み踏みさせ、足は内股、手は何故か股間を押さえ、さっきまで大股開いて四股踏み、ジャージにご満悦だった姿から一変して、まるでオシッコ我慢している子供みたいな姿になっているのです…
あ~どうしよう…このままじゃウン○漏れてしまう、でもティッシュがないから
その辺で出来ない、どうしよう、あぁどうしよう…ハァハァハァ…あぁ…もう出る…出てしまう…
も…もうこうなったら草で…
あぁ…でも…こんな山の中でお尻出すのもイヤだなぁ…草でお尻拭きたくないなぁ…
足踏みしながら↑こんな一人事を言っていると、波が落ち着いてほんの少し楽になってきた…
私は今のうちにと再び急な坂道を内股のヨチヨチ歩きで少しずつ山を下りて行きました
5分に1度の割合で雷様の閃光と爆音が襲いかかってきましたが、とにかく山を下りる事に専念しました、便意の波が再び来ないよう無心で一人ブツブツと「南無大師遍照金剛」と唱えます…
…そしてどうにか下山し、山のふもとまで辿り着く事が出来ました…
さっきまでの黒い雨雲は通り過ぎて空は明るさを取り戻していました、雨もあがり雷様もだいぶ遠くへ行ってくれて向こうの山の奥ではまだゴロゴロゴロ…と鳴っていましたが、雷はもう大丈夫そうです
山のふもとにある左右の別れ道を右に曲がると、大安寺が見えてきました
よし…ここでトイレを借りよう…
私は直前まで意識を集中させて、大安寺へと向かいます
実際の写真
大安寺
貞観元「859」年、当時の国司・河野興村が大伽藍を建立して創建、その後、元弘3「1333」年には領主・河野通村が堂宇を再建、寺領として土地を寄進するなど、中世の伊予を代表する豪族、河野氏と大変縁の深い寺院です。
さらに寺の正面に広がる田園地帯からは
「拝志古窯群」と呼ばれる古代窯跡が見つかっており、8世紀から9世紀中頃に作られた杯などの須恵器や瓦類が多数出土しており、当地が早くから文化の開けた土地であった事がうかがえる
…だそうです、はい♪全然おもしろくない話ですよね~♪
小冊子の写真
小股で大安寺の山門を潜り抜けて境内を見渡すものの、トイレ…いや…ここでは「かわや」と言うべきか…
便所が無い!
何でこんな歴史深いお寺なのに便所が設置されてないんだよ~…
札所の寺院だったら必ず便所があるのに…
まぁ…札所の寺院と比べるのはいけないですね…
もうここまで戻ってきたんだ…
八幡農村公園のトイレまで頑張って我慢しよう…
大安寺での参拝はまた次回という事にして私は寺院を後にしました
さぁ…ゴールの八幡農村公園まであと少しです、便意も落ち着いているし
どうにか難を逃れる事が出来ました
本当に一時はどうなる事やら…と絶望感を抱かされましたが、ウン○がもうすぐ無事に出せそうです(*^^*)
拝志川に掛かる下林橋を渡って右に曲がると後は直進するのみです
ハァ…ハァ…ハァ…
あと少し…あと少し…トイレまであと少し…♪
100メートル程進んでゴールの八幡農村公園が見えてきました!
やったぁ!これで無事にウン○が出来る~(*´∇`*)~♪
…と…安心して油断したその時…!
最大級の便意の波が襲いかかって来たのです!!
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ…!!」
「もうダメだぁぁぁぁぁあああ…!!」
「あと80メートル程なんだから頑張れぇぇぇぇぇぇええ…!!」
私は再び足を内股にして左右交互に足踏み、そして何故か手を股間にあてる情けないポーズになり、ヨチヨチ歩きをリターンさせます
頑張れ…頑張れ…頑張れぇぇぇえ!!
ハァハァハァ…ハァハァハァ…
うっ……ぐっ……あぁ…ハァハァハァ…
あと…30メートル…
負けてたまるかと意地と根性で、強い勢いで出口から這い出ようとしてくるウン○を必死で押さえます
そしてポンコツ丸が停めてある駐車場まで到着しました…
ウェストポーチを外してトイレへ向かいます…
が…もうトイレは目の前にあるはずなのに、歩く事が出来ません…
ふぇ~ん…もう…ダメ…(´;ω;`)
頭がクラクラして顔面が「カァーッ!」と熱くなってきたのと同時に私の肛門から「グイッグイッグイッ!」と…
ウン○君が勢いよく押し出てきたのです…
あぁぁぁぁぁぁ~ぁあ…
…ウン○漏らしてしまった…(´・ω・`)
ええ歳こいたおっさんが…
すみません…大変不浄なお話で…
放心状態で私はヨタ…ヨタ…ヨタ…と八幡農村公園のトイレに入ります
しばらくの間、私はトイレに隠って出てきませんでした…
内容が汚すぎるので、ここは控えておきます…
と…とりあえず一段落…トイレから出て、急いで帰らなければ…
ポンコツ丸…ごめんな…後でちゃんと洗ってやるから少しの間だけ辛抱してくれな…
…座るぞ…
…ズシン…
ポンコツ丸(ギャアァァァァァアアーーーッ!!Σ(゜Д゜)
きったねぇぇぇぇぇぇぇええ!!
帰りは絶対に事故しないようにしないと、あと滅多にないが、パトカーに止められないように注意しなければ…!
最善の注意を払って、裏道をウロウロしながら何とか無事に家へ帰る事が出来ました
ブリーフは処分、紫ジャージは、風呂場で充分に手洗いした後、液体アリエールとレノアで2回洗濯機を回しました
次回山登りする時は、絶対にティッシュを忘れないようにします
以上、紫ジャージ男の情けないトレッキング奮闘記?を終了致します
汚い不浄なお話を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
m(__)m
おまけ
日曜日に滝行へ行ってきました
7月だというのに水の冷たいこと…
昨日の不浄をお不動様の元で洗い流してきました。