先週…
正次朗からジャージが送られたのを確認した後
私はユキラスに余っているマシな廻しはないかと連絡してみた
ユキラスと会話をするのは
実に1年4ヶ月ぶりだった為、少々ドキドキした…
ピ♪ポ♪パ♪ポ♪ピ♪
「ドコモです♪♪♪」
「プルルルルルル♪プルルルルルル♪」
ユキラス
「虎助ぇ~~!?どしたぁ~~♪♪」
(↑ユキラスは基本、知人だともしもしは言わない)
虎之助(¬ω¬)~♪
「やっほ~~♪ユキラスおひさ~♪」
ユキラス
「久しぶりやなあ~♪虎助ぇ~♪
たまには遊びに来いやぁ~♪
また御飯いっぱい食わしちゃるけん!」
虎之助(;¬ω¬)
「いや・・・あれはもう結構ッスから」
ユキラス
「で、虎助どうしたぁ~?」
虎之助(;´Д`)
「ボスに誘われたがなぁ~~・・」
ユキラス
「あぁぁ~~ぁあ!同窓会な!
わしが正次朗に、何が何でも虎助を出席させるように言うたんじゃっ♪♪」
虎之助(●`ω´●)
「余計な事しぃ~~な…もう…」
ユキラス
「だってよう~・・太や照彦も来るやんか?
わし一人じゃいじめられるんじゃもん…」
虎之助(# ̄△ ̄)
「ちょっ…!人を盾するなやぁ~!」
ユキラス
「でも良かったな!今回はケン坊が来るらしいけん楽しみやろ?虎助!」
虎之助(;´Д`)
「それが一番心配なんや~・・」
ユキラス
「なんでや~?」
虎之助(;¬_¬)
「わしとの喧嘩相撲で、ケン坊主が致命傷の怪我を負って相撲できんなったやん、もう忘れたんかよ~・・」
ユキラス
「あれはケン坊が虎助に喧嘩ふっかけてきたんじゃけえ、しょうがなかろうげ」
虎之助(;¬_¬)
「お前、以外とそういう事はハッキリ言うのね…ビックリ~・・」
ユキラス
「だってほうやろげ、あれから何年経っとると思うとるんじゃ、ケン坊もあの日の事はもう気にしてないわい!
それよか虎助、今日はどしたんぞ、急に電話かけてきたりして!」
虎之助(; ̄∇ ̄)
「あ、そうだユキラス、相撲の稽古廻し余ってない?わしね、来年の初土俵稽古出るけんのう、廻しが必要なんじゃ~・・」
ユキラス
「うそぉぉぉーーー!!マジでかぁぁぁーーーーーー!?
初土俵稽古に・・・虎助が来るん!?」
虎之助(; ̄∇ ̄)
「行くよ~♪ユキラス廻し締めてねぇ~~♪」
ユキラス
「珍しいっ!よう出る気になったなあ!」
虎之助(-ω-;)
「ま・・・まぁ・・・たまには稽古して邪気払いでもしようかなと・・・・・」
ユキラス
「よっしゃあああーー!!来年は虎助来るけん安心や!!
廻しやったらあるぞ!使ってないやつ!」
虎之助(; ̄∇ ̄)
「やったぁ~♪それ貸して・・いや・・・・いっそのことちょうだい♪」
ユキラス
「ええけど・・・ちょっと汚いぞ」
虎之助(;¬ω¬)
「道場にある汚ったない廻しよりかはマシなんやろ?」
ユキラス
「あんな糞汚いバイ菌廻しよりかはマシやわい!
ほじゃけど、その廻しは虎助が好きな九桜じゃないぞお~?
ほれでもええかあ~~?」
虎之助(ノД`。)
「ええ~~!九桜ちゃうのお~?」
ユキラス
「ほじゃけんわしはあの廻し使わんかったんよ・・・
廻しはやっぱり九桜が一番締めやすいし使いやすいし丈夫やからなあ~」
虎之助(´;ω;`)
「ええわいもう・・・どうせ一日やし、贅沢いいません・・・」
ユキラス
「どうやって送ろうか?」
虎之助(*´ω`*)
「ゆうパックで送って、送料は24日に渡しますう~・・・」
ユキラス
「よっしゃ!月曜日に発送しちゃらい!
大丈夫や!股の部分をタワシでゴシゴシ洗えばまだまだ使えるけんのう!
これで虎助も相撲復帰やな!」
虎之助(;¬ω¬)
「いやいやいや!復帰なんかせんよ、絶対に~~・・・」
ユキラス
「そう言うなやあ~~~♪わしまた虎助と相撲とりたいなあ~~~♪」
虎之助(;¬ω¬)
「それだけは勘弁~~~・・・」
・・・と、ここまで話した時だった・・
ドタドタドタドタ・・・!
海斗
「おとう~~~さぁ~~~ん!!!
おとうさぁ~~~~~~~ん!!!」
シャーーーー!!!
海斗
「おとうさん!!僕も一緒にお風呂入る!!!」
ユキラス
「おうっ!海!おまえも風呂入るか!?」
海斗
「うんっ!!」
虎之助(;¬ω¬)
「・・・・・!?
・・・え・・・?おとうさん・・・?
今の・・・誰が言ったの・・・・?」
ユキラス
「あ!ほうや!今父ちゃんな!坊主のおいちゃんと話よるんよ!」
海斗
「うそーーーーーー!!!
坊主のおいちゃんって、あのおいちゃんのこと!?」
ユキラス
「ほうや海!あの坊主のおいちゃんや!ちょっと話してみるか?」
海斗
「うん!話す~♪
おとうさん!スマホ貸してーーー♪」
ユキラス
「はっはっは♪よしよし♪まてよ~♪
虎助ぇ~♪ちょいと海に変わるけん、話してやってぇ~~な~♪」
虎之助(;¬ω¬)
「ちょちょちょ・・・・!待ってぇな・・・・!!
海君ってもしかして・・・・!?」
そう・・・
ユキラスが海と呼んでいた男の子こそ
市原海斗くんの事だったのである・・・
本当の息子のように海斗君を可愛がっているユキラスと
ユキラスを実の父親のように慕っている
海斗君
この電話の後
私はこんなイラストを描きました・・・
まさか・・・
ユキラスが親父になる日が来るなんて・・・・
ワガママ息子だった同級生が
「男」になりました。
遅くなったので
また続きは後ほど・・・
コメントも返します、いつも迷惑掛けてすみません・・・