どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

住職の越中褌

イメージ 1

イメージ 2

皆様こんばんは、ふんどし坊主の虎之助です。
ブログ開設も一段落したのでそろそろふんどしの話でも…
まずは皆様ご存じだろうと思われる「越中褌」です
越中褌と聞くと、長くて白いあの前垂れをイメージしてしまう方も多いですよね、
昔、軒先に白い越中褌が干されている家は「ここには頑固な親父がいる」と言われていて、ちょっとした御守りのような役目も果たしていたそうです
…しかし、私の父親も祖父も褌ではなかったし、私自身も今まで見た事はありませんでした、しかし私の住んでる地域で越中褌をしている人が一人だけ居たのです、それは近所にあるお寺の住職さんでした
それは私が中学一年生の寒い真冬の頃です、今日はお寺で餅投げがあるというので友人と朝早く袋を持って駆けつけると、本堂の裏で何やら掛け声と水の音がします、友人と顔を見合わせ本堂からそろそろと裏の方へまわってみると…
住職が白い越中褌の姿で井戸の水を桶で勢いよく被り、水行をしていたのです
真言を唱えながら
「うんたらたぁーかんまんっ!」ザバァーン!
その住職は綺麗に剃髪された坊主頭、ぽっちゃりとした体つき、お腹はぽっこりしてお尻はまん丸い桃のような形をしていて、それはもう良い体でした
住職は自分たちの存在に気付くと、「おはよう!二人もやるかい?」と訪ねてきました、私と友人は首を横に強く振りましたが、立派な恰幅の良い体に濡れた白い越中褌姿がカッコ良くて、今思うと一緒にやっておけばよかったなぁ…と後悔しております。

今回の画像は滝行で濡れた越中褌の姿です、行で褌を濡らす度に住職の姿を思い出します…。