深山中学校
いよいよ明後日は深山中学校の卒業式かぁ…
長かったような短かったような…
相撲部の集団を指導した3年間
本当に大変だった…
卒業式が終われば、俺は来季から都内の中学校に転任だ
よくやくこの田舎中学ともおさらばだ…
俺もやっと肩の荷が下りるというわけか…
はぁ~…やれやれ、やっとあの問題児コンビから解放されるぞ!おうしっ!
都内の中学ならば楽しく相撲の指導が出来そうだ!
職員室でお別れ文集をまとめたら俺の仕事は終わりっ!
今夜は上手い御馳走食うぞっ!
はっはっはっはっは!
職員室に行く前に、ちょっとトイレ行くか…
「仰ゲバ尊シ-虎之助Ver」~中学生日記番外編~
林田茂
37歳のA 型
身長167cm 体重110kgの低身長の固太り型
スリーサイズはB125W110H120
日体大卒業
西郷虎之助、森山健太郎を含め、深山町の相撲部集団だった1年生から3年生の担任を3年間勤める
主な教科は保健体育
部活指導は、相撲部と柔道部
得意なスポーツは、相撲、柔道、野球
嫌いなスポーツは、ハンドボール、バレーボール、サッカー
学校内では常に体を動かしている為、ポロシャツにジャージでいる事が多い
既婚者、愛妻家であり子煩悩
子供は長女9才、長男7才
趣味は武道系のスポーツ、スポーツ観戦、筋肉トレーニング、読書、ドライブ、子供と遊んだりじゃれあうのが好き
下着は子供の頃から白のブリーフ派、
教師になってからはBVDのセミビキニとカラービキニのホワイトだけを主に愛用している、トランクスはあのスカスカした感じが大変苦手らしく絶対に穿かないとの事
ノンスモーキング、ノンアルコールの健康体
好きな音楽は主にロック系
「ビートルズ」「MR.BIG」「ヴァン・ヘイレン」等を好む
深山中学校の卒業式が終わると来季から都内の中学校への転任が決まっていた
「トイレ」
「ジャーッ!バシャバシャ…キュキュッ…」←手を洗っている効果音
林田茂
「ふぅ~…もう3月といえど、こんな田舎では真冬並みに冷えてかなわん…」
大岡照彦
「先生ぇ!隙ありぃーっ!カンチョーッ!!」
「ブスリ」←カンチョーの効果音
林田茂
「のわぁーーぁぁぁあああーっ!!」
大岡照彦
「林田先生ぇっ!相変わらずデカイ尻していますなぁっ!便所で呑気にウ○コですかいっ!」
林田茂
「違うっ!小便だっ!……じゃない、大岡ぁっ!またお前かっ!!まったく要らんことばかりしおって!このバカタレがぁっ!」
大岡照彦
「クンクン…うわっ!指が臭ぇ~♪」
林田茂
「このバカタレがぁっ!」
「バシィーーーンッッ!!」←頭を叩く効果音
大岡照彦
「痛ってぇーっ!」
林田茂
「大岡ぁっ!お前もうすぐ高校生だぞっ!いつまでガキみたいな事してるんだっ!いい加減にしろっっ!」
大岡照彦
「うわぁぁあっ!!先生ぇっ!上見てっ!上っ!上っ!」
林田茂
「え…?」
高橋正次郎
「先生ぇっ!後ろがら空きですぜっ!!」
「ズリッ!!」←ズリパンの効果音
林田茂
「おわぁぁぁーーーぁぁああっっ!」
「やっ…やめっ…止めんかっっ!」
大岡照彦
「でたぁー!林田先生の愛用パンツ!BVDの白ブリーフ!しかもセミビキニ!」
高橋正次郎
「ほれぇっ!テルッ!今やぁっ!写真撮れっ!」
大岡照彦
「あいよ!旦那!ナイスズリパンッッ!」
「パシャッ!パシャッ!パシャッ!」←ブリーフを激写する効果音
大岡照彦
「焼き増しして校内じゅうに、バラまこうぜっ!残りはマニアに売ってやるっ!」
林田茂
「こらぁっ!!お前ら止めろーっ!!」
山本千鶴子
「いったい何の騒ぎですかぁー?」
林田茂
「おわっぁ!?やっ…山本先生ぇっ!」
山本千鶴子
「林田せんせ…!?きゃっ!(赤面)」
高橋正次郎
「がっはっはっは!よっしゃ!よっしゃ!ナイスタイミングじゃい!!」
大岡照彦
「ぎゃははははっ!山本先生!どうですかいっ!?林田先生のブリーフに案外メロメロなんっしょ!?」
山本千鶴子
「こ…こらっ!君たち!もう3年生でしょ!?いい加減に止めなさい!」
高橋正次郎
「今度はブリーフ脱がしまっせぇー!」
大岡照彦
「やれやれ!旦那っ!」
山本千鶴子
「えぇっ!キャアー!(赤面)」
高橋正次郎
「なにが(キャアー!)や!本当は見たいクセにっ!
ほれじゃあ!いきまっせ……」
林田茂
「いい加減にせんかぁぁああっ!!」
「ドスゥッ!!!」←みぞうちに肘打ちを食らわす効果音
高橋正次郎
「うぐぉぅえぇっ!!」
大岡照彦
「旦那っ!」
高橋正次郎
「う…うぐぇっ!ゲホゲホッッ!!ゲホゲホゲホゲホッッ!!」
林田茂
「まったくお前らには本当にこの3年間、さんざん悩まされて来たが…
今日という今日は絶対に許さんからなっっ!」
「シュッ!カチャカチャ…」←スラックスを穿いてベルトを締めている効果音
林田茂
「覚悟しろっ!どりゃぁーー!」
「バシィーーーンッッ!!」←照彦にビンタする効果音
大岡照彦
「っっ!!痛ぇっっ!痛ぇよぉっ!!」
山本千鶴子
「は…林田先生!何もそこまでやらなくても…」
林田茂
「山本先生…コイツらはうちのクラス、いや…深山中学校1の問題児コンビなんです、相撲部では主将と副主将の2人です、これくらいの事でめげやしませんよ!」
高橋正次郎
「ゲホ…ゲホゲホッッ!
は…林田先生ぇっ…!子供相手にみぞうちはないんやないですかいっ…!」
林田茂
「ふんっ!なんなら四の字固めもお見舞いしてやろうか?」
高橋正次郎
「こ…こんのぉ~…!柔道技なんぞ知るかいっ!相撲やったらなぁ…!わしの方が強いんでっせぇ!?今から土俵で勝負せぇっ!林田ぁ!グォラァッ!」
大岡照彦
「あーあ…先生ボスを本気で怒らせちゃった!」
林田茂
「アホッ!子供相手に本気なんぞ出さんわいっ!馬鹿モンッッ!!」
高橋正次郎
「うぉぉーーーっ!!許さぁぁーーんっ!」
大岡照彦
「やれやれ!旦那!林田なんか、一撃でのしてしまえっ!!」
山本千鶴子
「3人共止!め・な・さ・いっっ!!」
林田茂
「…うぐ……や…山本せんせ・・・」
高橋正次郎
「よっしゃあっ!今じゃっ!テルッ!カメラ持って逃げるぞいっ!!」
大岡照彦
「あいよっ!旦那!これから写真の現像しに行こうぜぇっ!!」
林田茂
「おうっ!し…しまったぁっ!」
「お前ら待たんかぁーーっっ!!
カメラを渡すんだ!さもないと家の者に連絡するからなっ!」
大岡照彦
「ばーか!俺ん家、両親なんて幼い頃から居ないし、叔父さんや伯母さんは夜遅くまで仕事で帰らないよーだっ!」
林田茂
「待てぇーーーーっっ!!」
山本千鶴子
「あ…ちょっ…ちょっとぉっ!林田先生!?
・・・まったくもう…!林田先生まで廊下を走っちゃって…!
また校長先生に知れたらうるさいですよ!」
大岡照彦
「旦那!林田が走って追いかけて来るぞっ!」
高橋正次郎
「上等じゃいっ!ダッシュで体育館まで走るぞ!あそこの軒下なら絶対に見つからん!」
大岡照彦
「よっしゃあっ!林田はデブじゃけん!走るのが遅いから楽勝楽勝♪」
林田茂
「高橋ぃっ!!大岡ぁっ!!
クッソッッ!!アイツら若いせいかやたらデカいクセに走るのが速いっ!!
こうなったら俺だって本気で……」
「!!!?」
「あぁっ!」
「バァーーーーンッッ!!」←相手とぶつかる衝撃効果音
林田茂
「っ痛ぁ~・・・しまったぁ…~…
また無我夢中になって…」
西郷虎之助
「う・・・うぅ~・・ん・・・」
林田茂
「おい…!?大丈夫か!?しっかりしろっっ!
「お…この生徒は……!?
さ・・西郷っっ!?
す…すまん…!だ…大丈夫かっ!?」
問題児コンビにしてまたやられてしまった…
なんてことだ…俺としたことが…
西郷…?西郷!?…
…こりゃあ脳震盪を起こしているかもしれんなぁ…
とにかく西郷をすぐに保健室へと連れていかないと・・・」
山本千鶴子
「ちょっと…今の音は…!あぁっ!?」
「は…林田先生…!大丈夫ですかっ!?だから走っては駄目とあれほど校長先生に注意されたでしょう…!?」
林田茂
「あぁ…!山本先生!調度良かった…!
すみません…、今すぐ保健室へ行ってきて、ベッドと冷たいおしぼりの用意、あと西郷君の御両親にお電話をして頂けますでしょうか…!?」
山本千鶴子
「はいっ!わかりました!保健室の先生は来季まで不在だから私が全てやっておきます!
西郷君、体が大きいから林田先生1人では運べます!?
誰か他の男の先生呼んで来ましょうか!?」
林田茂
「いえっ…大丈夫!西郷君は僕1人でも運べます、これでも元学生横綱でしたから…」
山本千鶴子
「もう…林田先生は力があるのは結構な事ですが、生徒に対して真正面からぶつかるから…
…じゃあ私はこれからすぐに保健室へ行ってきます!
西郷君の事、宜しくお願いしますね!」
林田茂
「はいっ!山本先生…いつもお世話かけます…
余りこの事は他の先生に知れたくないもので…はっはっはっはっは…」
山本千鶴子
「先生ったらぁ…
ホント子供みたい…ウフフ
だから男子生徒に人気があるんですね!」
林田茂
「いやぁ~…お恥ずかしい限りです…
何しろ学生時代のまんま変わってないもので…
それではお願いします」
山本千鶴子
「はいっ!無理しないで下さいね!」
林田茂
「はいっ!ありがとうございました!」
「ふぅ~…さてっと…この重たい西郷を、頑張っておぶらないと…!」
「うぐっ!ふんぐぅ~~~…!
よいしょぉぉぉおおぉ~~!!」
「よっと!これでよしっ!それでは保健室に行くとするかいな!西郷!」
「よいせっ!こらせっ!よいせっ!こらせっ!」
明後日に卒業式を控えている林田茂受け持ちの生徒西郷虎之助
問題児コンビを追いかける事にうっかり気をとらてしまい100kg超級同士が勢いよく衝突、
林田茂は気を失った虎之助を保健室までおぶって行く羽目となってしまう…
この後…
100kg超級の男同士が保健室で2人きりになり、林田茂は受け持ちの教え子から自身に衝撃の事実を伝えられる事になるのである…
後半へ続