どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

ジャージを愛した男達Vol5最終話~体育教師の大失態~(第220)

人生には

何が起こるかわからない

今あなたが
人生最大の絶頂期に立たされたとしても

ほんの小さなきっかけで罠にはまり

一瞬で奈落の底に落とされてしまうかもしれない

反対に

今あなたが

人生最大の絶望期の中を這いずり回っていたとしても

運命的な巡り合わせにより

輝かしい人生の扉を開ける事になるかもしれない


人の悪口を言ったり

誰かを傷つけたりすれば


いつか必ずそれが
しっぺ返しとして帰ってくる


それはもう絶対なのだ

決して逃れる事は出来ない

あなたが犯した悪事が、因果応報として回ってくるようになっているからだ


だけど

それとは反対に

人を優しく思いやり

困っている誰かを助けてあげたり

常に感謝の気持ちを忘れずに
善意を気持ちとして返していれば…


それが何倍にもなって
大きく返ってくる…


ただそれが…
何時になってしまうのかは…

私たち人間でもわからない…


ただ
あなたがこうして生きてきた証は

後に反映されるようになるのは


今のおかしな世の中を見ていれば
なんとなくわかるのではないだろうか…




深山中学校の教室のかたすみで

一人の教師が体裁を受ける時が


今やってきたのかもしれない…




ジャージを愛した男達Vol5(最終話)

~体育教師の大失態~

※初回投稿限定盤


照彦
「覚悟せぇよ真之介、俺ぁ…高橋の旦那のようには甘くねぇ~からなっ!」


照彦は、福森を中学生離れしたヤッちゃんのような目つきで睨みつけ
腰を深く降ろして構えた


一方福森真之介は

顔は青ざめ放心状態で
さっきまでの傲慢な態度はなくなってしまっていた

そんな福森の様子を見かねた照彦は

照彦
「おう、真之介
どうしたんや、体の具合でも悪いんか?」


福森にこう問いただす照彦

だがしかし福森は一瞬ハッ…となり我に返る

福森
「な・・、なな・・なななな・・・・!
なんでもないわい!!
ガキのくせに生意気な口ききやがって!見とれよ、お前なんか一発でぶっ飛ばしちゃるけんのう・・・!」

強がって
絶対引こうとしない福森真之介

大人の男としてプライドがあるのだろう


照彦
「なんなら、辞めておくか?
今やったら土下座だけで許しちゃるよ!」

照彦は、福森に少しだけ情けを掛けるものの
絶対に逃げようとはしなかった…

だが、後になってみると…

今、ここで辞めておけばよかっのだ…


体育教師、福森真之介は
前代未聞の大失態を生徒達全員の前で披露してしまう事になる・・・


正次朗
「おう…あんまり力入れすぎるなよ
先生ぇは思っていた以上に弱かったんやからな…」


照彦
「わかってるって旦那、気絶させたら価値が無くなるんだから~

但し、俺のする事に口出しはせんでぇな、旦那よ…」

正次朗
「しょうがないのう・・・今回だけやぞ」


照彦
「おうよ、サンキューな!旦那!」

「オラァッ!太!!
サッサと合図せんかいっっ!!!」



「お・・・おぉっ!!・・・」
「じゃあ行くぜよ兄さん・・・・」

福森
「よっしゃ来いーーー!!!」
「パシィーーーーーーーンッ!!!」

福森は両手をお尻に向けて強く叩いた

そして


「それでは両者構えてっっっ!!!

照彦と福森が構えた


「見合って見合ってぇぇぇええーーーーーー!!!」


そして照彦が福森の事を睨んだ時…


「はっきよぉぉぉぉぉぉぁーーい・・・・・・・・」


目を逸らしてしまった!!!


「のこったぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーー!!!」


福森は低めの当たりを攻める!!

照彦は両腕をババッ・・!!!と瞬時に広げた
と同時に・・!

「ドスゥゥーーンッ!!!」

2人同時に当たって重なる!!
照彦は、福森の低い当たりをミゾオチめがけてモロに喰らった!


だがしかし・・・!

照彦は、広げた両腕を素早く腰に持っていく!

そして福森は照彦に
ジャージの腰を掴まれ
上手をアッサリと取られてしまった!


照彦
「ふうっ・・!なかなかえぇ~当たりするやないかい!!結構効いたぜ!」

福森
「ぐ・・・!!クッソ・・・!!!」

福森は照彦に上手を取られて動けない

しかし福森もどうにか負けじと意地を見せる

組まれた状態で腕を照彦の腰をまさぐり
学生ズボンのベルトに手を掛けようとした

これが廻しを締めた状態ならば、がっぷり4つになっていた所だ…


照彦
「真之介ぇぇぇええー!!!
俺は相撲部の副主将やぞっ!!!
そんな手通用するかい!甘いわい!」


照彦は腰を深く下ろし、尻を後方へと寄せ
福森に廻し(ベルト)を取らせない姿勢だ!!


福森は組まれたまま、腕を伸ばすが
照彦よりも身長の低い福森では
ベルトまで手が届かない・・・!



照彦
「さて、真之介をこれからどうやって料理しようかのう・・・
教室には土俵がないけん、ここは潔く上手投げでいきますかいのう!」


照彦は、頭を床の方へと向けて
福森の腰のジャージを掴んだまま上体を斜め下に寄せて投げようとするが・・・


福森も抵抗して粘り
照彦の足首を掴んで裾を取る

イメージ 1


照彦は、上手投げの姿勢を止めて
福森のジャージを掴んで上体を戻す

照彦
「なかなか男みせるのう、福森のおっさんよ!!
勝負がこうめ簡単についたらつまらんけぇ~のう!!
もう少し楽しませてもらうわい!!」

照彦は福森のジャージを掴んだまま余裕の表情を見せている

体育教師、福森真之介をからかって遊んでいるのだ・・・

照彦は、福森をしっかり掴み
抱え挙げる

吊り出しの技だ

しかし教室には土俵がないので

ただ福森を持ち上げて遊んでいるだけなのである

福森は顔を真っ赤にして必死に抵抗し、足を無様にジタバタさせている

福森
「くっ・・・!このっ・・!クッソ・・・・!!」


福森はもう
生徒達の前で

まだ13歳程度の子供に

子犬のように遊ばれて

悔しさを露わにしている

周りの男子生徒は「やれーっ!兄さんえぇーぞー!」と鬱憤を晴らすかのように野次っている

一方女子生徒達は、何だか好き放題にやられている醜態に、少しながら気の毒な気持ちでいる者がほとんどだ


そんな勝負にならない相撲を見ていた
主将の正次朗が苛立ちを現した



正次朗
「照彦ぉぉーーーーーー!!!
素人相手にみっともない
真似はやめんかいっっっ!!!!」

突然の豹変に教室全体が凍りつく

照彦は、正次朗の叫びに一瞬
ピクッ・・・と眉間にシワを寄せ

照彦
「ちっ・・・!これだからボンボンはよぉ・・・」

主将の正次朗に対して微かな怒りを見せている


そして次の瞬間だった

照彦
「わかったよ、もう辞-めた!」

と照彦が言うと、福森のジャージをしっかり掴み・・・・

そのままズリッ・・・!と下におろしたのだっっ!!

福森
「・・・!?
おおぅぅおおおわあああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」


男子生徒
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
女子生徒
「いゃゃゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーー!!!」

福森真之介のパンツ

「BVDの天引きラインホワイトセミビキニブリーフ」が
クラス全員の生徒の前で
見事脱がされ露わにされてしまった!!



「げぇ~・・・コイツ林田と同じブリーフ履いてやがる・・・
気持ち悪ぃ~~~~オエェェ~~~!」

ケン坊
「ま・・・マズいよこれは!
林田先生に叱られるって!!!」

曽我部
「やっだぁぁ~~~ああ~~~~~!
福森先生って林田先生と同じパンツはいちゃってるう~~~~♪♪♪
なんか2人とも怪しい~~~~♪♪♪」

ユキラス
「あのパンツ、衣料品ショップの和田で売ってるよね!」


「体育教師って白いブリーフ好きなんだなぁ-、僕も小学生の頃は穿いてたけれど、今はもっぱら柄パンだよな!
なぁ!虎之助!」

虎之助
「え・・・!?
あ・・・あぁ・・・・」

剛にそう言われて返事をした僕だったけれど

実は内心・・・

興奮してしまっていた・・・」

いうもジャージを穿いて偉そうに
ガニ股開いてラジオ体操している福森先生のパンツが見られた事は

性に目覚めたばかりの僕にとって

刺激が強すぎたようだ・・・

心臓がドクンッ!ドクンッ!と
波打つように高まっている…

そんな騒動の中

主将の正次朗は何も言わずに
静かにその様子を無言で見ている

福森は、白いBVDのブリーフを露わにしたまま、どうにか捕まれているジャージを戻そうとした瞬間

照彦がジャージから手を話し
福森の足首を掴んで持ち上げる

すると福森は
当然の如く

背中から「バッタァァーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!」

と、倒されてしまった・・・!

福森
「う・・・ぐ・・・いったたたたた・・・・・・・・!!」

これでは勝負はついたのか!?

それともやはり福森の不浄負けになってしまうのか!?


勝負の行方はもはや勝ち負けではなくなった

これは相撲部の生徒VS体育教師の喧嘩

福森は正次朗と照彦には手も足も出なかった・・・



照彦がポケットから
突然使い捨てカメラともう一つ何かを出した


そして次の瞬間だった
ブリーフを露わにしたまんまの福森にカメラを向けて
バワシャパシャパシャパシャ・・・!
と、シャッターを切る!!!

一通りシャッターを切った後

皆に向かって
「しーーーー・・・・・・」
と「静かにしろ」のサインを送る

そして今度は先程の何かを出して
福森の体に近づける

福森
「や・・やめろぉ・・・!
お前ら・・絶対に・・・・
許さ・・んから・・・・な・・」

音声を録音しているのだ!!

その録音機とは!

SANYOの小型ラジオカセット録音機
「おしゃれなテレコ」だ!

照彦は、無言で福森の体にソレを近づけて、福森の音声を録音している!
一体何のために!?

福森
「や・・や・・やめ・・んか・・・・!お前ら・・・!」


照彦
「おっさんちぃと大きなっとるけど…
大丈夫かいな…」

福森
「ち・・ちが・・う・・・ちがう・・!」

これらのセリフも
SANYO「おしゃれなテレコ」でしっかり録音されている

すると…

さっきまで事の経緯を黙って見ていた
主将の正次朗が、重い口を開いた…

正次朗
「照彦、もうそれぐらいにしとくけぇ…」

正次朗が一言そう呟くと

照彦
「ちっ!わかったよ・・・」

諦めて録音スイッチを止める

そして使い捨てカメラとSANYOの「おしゃれなテレコ」を胸ポケットの中に仕舞った


照彦
「おら、起きろよおっさん
この勝負、俺の反則負けだ…
争いもこれぐらいにして授業に戻ろうや・・・」

照彦がまだ起き上がれない福森の右腕を掴み、どうにか起こして立ち上がらせた

照彦
「ジャージのゴム伸ばしてしまってすまんのう…、とっととジャージ穿けや…」


福森は、顔を真っ青にして
ガタガタ肩と足元を震わせている…

正次朗が福森の異変に気づき
ブリーフを見る!

すると…
ブリーフのちょうどアソコの放出口から

じわりじわりと染みが広がっているのだ!!



正次朗は「こりゃあいかんっっ!!」と慌てて福森の元へ駆けつけるっ!!

そしてずり下がったままのジャージを掴み、腰まで素早く引き上げると

剣幕たてて怒ったような口調で福森に告げる!!

正次朗
「先生ぇっっ!!何しとんでっか!!!
早ようトイレに行きなはれっっ!!!」


正次朗が叫びながらこう言った時…

クラス全員が「えぇっ!?」とザワついて福森の方へと視線を向けた時・・・

福森の穿いていた
ブルーのチャンピオンジャージの股間
みるみる染みが広がり・・・

黄色い液体が大量に溢れ出してきた・・・

「ジャァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・」


と、生々しい放出音とともに・・・

ジャージの染みが足元へと流れてゆく・・・

次第にアシックスのホワイトシューズは
黄色に染められ・・・

足元には・・・
大量の水たまりが・・・

股間から滴り落ちる
ビチャビチャ・・!ビチャビチャビチャ・・・!」黄色い液体の音とともに

福森の足元いっぱいに広がっていった・・・・・・


男子生徒
「うわぁぁぁぁぁぁああ!!!」
「嘘だろぉぉぉぉおおお!!!」

女子生徒
「いゃゃぁぁぁあああ!!!!!」
「信じられなぁぁぁぁぁい!!!」


照彦
「やっりっ!これはシャッターチャンス!!高く売れるぜっ!!」

照彦は再び胸ポケットから使い捨てカメラを出して

男、熱血指導の体育教師だったはずが

生徒の前で
無様に失禁してしまった福森真之介の姿を
懸命にカメラに収めていた

どうやら闇のルートで高く売れるらしい・・・・


「うっひょー!こりぁあ良いもんみちゃったぜーい!!」

テンション上がる太に

ユキラス
「もーらしたーもーらした-♪
せーんせいにーゆーてやろー♪」


「先生が漏らしたんやから誰に言ったらええんかな!?」


2人でこんなやりとりをしているユキラスと剛


ケン坊
「虎助!雑巾とバケツ取りに行こ!
早く床を拭かなきゃ…!」

虎之助
「う・・・うん・・・・」


ケン坊と僕は
掃除道具置き場から

雑巾とモップ
水を組んだバケツと空のバケツを持ってきた


福森は…

放心状態で
下をうつむき泣いていた…

涙が足元の水たまりに

ピチョ…ピチョ…と滴らせて…


両手で股間を抑えている…

もう全部出しちゃって・・・
手遅れなのに・・・


福森先生…

なんだか可愛そうになってきた…


だって


僕もあの時…

入学式で…

同じ思いをしたんだもん…


虎之助
「福森先生…
大丈夫ですか…?
足下今拭きますから少し足を上げてくださいね…」

ケン坊
「虎助!福森先生の足元が拭けたら
曽我部と一緒に先生を保健室へ連れてってあげて!
俺はモップを使って床を拭いてるから!」

虎之助
「あ…うん…」

曽我部
「やった!虎くんと一緒に保健室-!!
うれしー!」

ケン坊
「曽我部ぇ!遊びじゃないんだからな!」


曽我部
「だってぇ~・・、福森先生が悪いのよ・・・
虎君がトイレに行きたがっているのに、わざと我慢させてさ!
バチが当たったのよ!バーカ♪」



僕とケン坊、更に曽我部も加わって床を拭いていた時だった


突然、正次朗が見ているだけの野次馬生徒に罵声を浴びせる


正次朗
「お前ら!!!何をボサッと突っ立っとんじゃ!!先生ぇを早ようどうにかしてやれっ!!」


と、次の瞬間だった


「4組!ちょっとさっきから何を騒いでいるの!?」


隣のクラスで授業をしていた
山本千鶴子先生が
クラスの騒がしい喧騒に気づいてやってきたのだ


正次朗
「おう!千鶴子先生ぇ!
福森先生ぇのう…
我慢してたのか失禁してもうてのう…

ちょいと手ぇ貸してくれや」

正次朗の発言に
意味がよくわかっていなかった千鶴子先生だったが

放心状態で立ち尽くしている福森先生の
濡れたジャージと足元の水たまりを見て

まさかの光景に

一瞬驚いた表情をするが


自体を呑み込み加勢する


千鶴子先生
「あらあら大変!!福森先生!大丈夫ですか!!
ちょっと誰か福森先生を保健室へ連れてってあげて!」


曽我部
「はぁーい♪それじゃあ行こっか虎くん♪」

虎之助
「う…うん…」

嬉しそうな曽我部とは反対に

僕は福森先生の顔をまともに見ることが出来ない…

虎之助
「せ・・先生・・・
保健室・・・行きましょう・・・・
歩けますか・・・?」

僕は福森先生の顔を
下から覗いて見てみたが…

何故か顔がよく見えない


あれ・・・?


なんでだろう・・・・?



僕は福森先生の顔を

どうにか見ようと近づける…


先生・・・?福森先生・・・・?


福森先生・・・・・・・







ハッ・・・

僕は目を覚ました

あれ?


福森先生は・・・?


真っ暗な部屋の中


僕はベッドで眠っていた

今フッ・・・と目が覚めたのだった


ステレオの時計を見ると


「4:50」

ヤバいっ!!!
新聞配達遅刻やんかっ!!



僕は大急ぎで着替え

ポンコツ丸にまたがり

いつものように新聞配達へと向かっていった・・・・

(終)

(後書き)
僕は
失禁に対して物凄いコンプレックスとトラウマを持っていて

月に何度かは
昔経験した夢を
何度もオマージュのように見続ける


だけど今回の話は

まさかの異例
熱血指導の体育教師
福森真之介が失禁してしまうという夢を
見てしまった


もうだいぶ前の事なんだけど

強く印象に残りすぎて今でも夢の内容をハッキリと覚えている

福森先生が失禁してしまった時

ジェットコースターが下る時のような苦しい感じになって

先生が本当に気の毒で涙がでそうだった


言葉で表現しにくいけれど…


これからもずっと
このような夢に悩まされるんだなぁと

何だか居たたまれない気持ちになったので

思い切って書きました


私のブログで失禁ネタが度々出ますが
夢で起こった内容がほとんどです…

しかし

本物のあの出来事は…

まだ書けそうにありません…



最後までお付き合い頂き
ありがとうございました


コメントの返信は
また後ほど致しますので…















(終)