どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

3月11日、チャイルドホームみんなの想い、東北の一本松に届け…(復元版)

ここは
とおい
とおい夢のくに

たくさんの動物たちが仲良く暮らしている
アニマルランドなんだ


そんな夢のくに
アニマルランドに広がるだいそうげん大草原の真ん中に

赤いトンガリ帽子が目印の
「チャイルドホーム」という

おとうさん、おかあさん
のいない子供たちが仲良く暮らしている孤児院があります

1年生
お絵かきが大好き
たぬきの「ぽん太」

2年生
走るのが1番はやい
うさぎの「ミミちゃん」

3年生
いたずらっ子なサッカー少年
イタチの「たいち」

4年生
美しいメロディーでピアノを奏でる
プードルの「ハナ」

5年生
優しくて力持ち、相撲が強い
牛のモー次郎「もっくん」

6年生
お料理が得意で
みんなのお世話役

みけ猫の「ヒトミおねえちゃん」


おかあさんのように優しいヒグマのシスター
「マリア先生」

ちょっぴり怒るとこわいけど、おとうさんのように頼れるヒグマの院長
「熊八先生」



チャイルドホームの子供たちは
おとうさんやおかあさんがいなくてもだいじょうぶ

それはみんな大好きな家族だから

みんながそろえば
どんな夢だって叶えられるんだ

大きな夢をもったチャイルドホームの子供たち

その無限大の可能性は

いったいどこまで続いて行くのでしょう……









3月11日
「チャイルドホームみんなの想い
東北の一本松に届け」
(復元版)




今日もおひさまぽかぽか
良い天気


チャイルドホームで1番年少組の子だぬきのぽん太が

今日もほのぼの湖のほとりでお絵かきをしてあそんでいました


いっぱいあそんで
たくさんお絵かきをしたぽん太

日も暮れてきて
ぽん太のまんまるおなかが
「ぐぅ~・・・」
と、大きな腹の虫が鳴ります

ぽん太
「あ~あ…
ぼく、おなかすいちゃった
お日さまもしずんじゃったし…、ヒトミおねえちゃんが心配するといけないから、そろそろ家にかえろっと!」

「ほのぼの湖さん、またあしたも遊ぼうね~!」

おともだちの湖
ほのぼの湖さんに、ぽん太はさよならのごあいさつをして家に帰ろうとした
その時です…


ぽん太
「ぽん♪ぽん♪ぽん♪
ぽん♪ぽん♪ぽん♪
ぽん太のおなかは
ぽん♪ぽん♪ぽん♪」


ほのぼの湖
「・・・!?」
「…ぽんちゃん待って!
とおくから誰かの声が聞こえてくるよ!」

ほのぼの湖さんは
遥かとおくから聞こえてくる誰かの声に気づいて
帰ろうと歌っているぽん太を呼び止めます

ぽん太
「え…!?どうしたの?ほのぼの湖さん、いったい誰の声が聞こえてくるの?」

ぽん太はもう一度戻って
ほのぼの湖さんの水面を不思議そうに見つめてみました


すると…

水面に
何やら1本の木が映し出されました

ぽん太
「何もない広いところに…
1本だけ木が生えてる…」

ほのぼの湖
「ぽんちゃん、今聞こえてくる声の主は
この1本の木みたいだよ」


ほのぼの湖さんの水面に映る1本の木は
何だかさみしそうに泣いているようでした


一本松おじさん
「うぉ~ん…!
うぉ~ん…!うぉ~ん…!」

ぽん太は泣いている1本の木に話しかけてみます

ぽん太
「ねぇ、木のおじさん
どうしてそんなに泣いてるの?」

やさしいぽん太がそう言ってみると
1本の木が泣きながら話します

一本松のおじさん
「うぉ~ん…うぉ~んに
わしは日本という国の東北の地に生えている
高田松原の松の木なんじゃ~
うぉ~ん…うぉ~ん…」


ぽん太
「えっと…
にほん…?トーホク?
ほのぼの湖さん、それってどこの国なのかなぁ~?」


ほのぼの湖
「ぽんちゃん、日本っていう国は、このアニマルランドからまだまだ遥かとおいとおい場所にあるんだよ」


ぽん太
「ふぅ~ん…
ねぇねぇ、一本松のおじさん、とおい国からどうしたの?
何でそんなに泣いているの?
迷子?
それとも、誰かに叱られちゃっのかな?」

一本松のおじさん
「うぉ~ん…うぉ~ん…!
5年前の3月11日…
ものすごい地震の後に…
それはもう…
大きな…大きな津波
この「高田松原」を襲ったんじゃあ~…!」


ほのぼの湖
「ぽんちゃんはまだ小さかったから…
まだ知らなかったかもしれないね……
とおい国…日本の東北地方でね…
5年前の3月11日に…
東日本大震災」といって
大きな地震の後にものすごい膨大な津波が東北の街を飲み込んだんだ…」

ぽん太
「えぇ~…!?そ…そうだったんだ…!
とおい国の日本でそんな事があったなんて…
ぼく…ちっとも知らなかった…」


一本松のおじさん
「うぁぁ~~ん…!
うわぁぁぁ~~~ん…!
周りにいた約7万本の仲間達が…!
わしを残して…
みぃーーーーーーーんな!
津波に流されてしまったんじゃあーーーーー!!
うわぁぁぁ~~~ん…!
うわぁぁぁ~~~ん…!」



一本松のおじさんは
さらに勢いを増して泣きながらぽん太に訴えかけました…


ぽん太
「ほのぼの湖さん…
7万本ってどれくらいの数なんだろう…

湖に暮らしているお魚さん達の数くらいかなぁ…?」


ほのぼの湖
「そうだね…
でも、もしかしたら…
湖に暮らしているお魚さん達よりも、もっともっと多いかもしれないね…」


一本松のおじさん
「う・・う・・
うぅ~~~・・・・・
わしだけ運よく流されずに生き残ったけれど・・・

毎日毎日、ひとりぼっちなんてさみしいよぉ~~・・
仲間がみんな恋しいよぉ~~・・・」


ぽん太
「一本松のおじさん…
かわいそう……
ぼく…
なんとかしてあげたいな

だけど…
どうしてあげたらいいんだろう……」

小さい頃に、おとうさん、おかあさんとはぐれてしまったぽん太には

ひとりぼっちで寂しがっている一本松のおじさんの気持ちが痛いほどよくわかりました


一本松のおじさん
「グスン・・・グスン・・
大震災があったこの東北では…
5年の月日が経ってしまったけれど…
まだまだ仮設住宅で暮らしている人や、今だ行方不明のまま見つかっていない遺族だっているんじゃ・・」


ほのぼの湖
「震災から5年経ったけれど・・
復興がずっと遅れているんだね…

みんなの受けた傷は癒えてなんかいない…

助けを必要としている人はまだたまだくさんいるんだ…」


ぽん太
「ぼく…
一本松のおじさんや震災を受けて困っている人たちを助けたい!

チャイルドホームのみんなが力を合わせれば…
きっと何かの役に立つかもしれない!」
「ほのぼの湖さん、ぼくのお願いきいてもらってもいいかな…?」

ぽん太はついに震災復興への決心をしました

ほのぼの湖
「もちろんだよ!
そんな優しいぽんちゃんが大好きなんだもん!

ぼくはどんなことだって協力するよ!」


一本松のおじさん
「ぽ…ぽん太くん…
ありがとう…
きみの優しさ、このとおい東北の地からでも感じていたよ…

小さなことからでもいい…

どうか被災地の力になっておくれ・・・」


ぽん太
「うんっ!わかった!
ちょっとだけ待っててね!
今すぐみんなを呼んでくるから!」


ほのぼの湖
「あ!ぽんちゃん…
ダメだよ…
まだチャイルドホームのみんなはまだ全員描かれていなかったんだ…」

ぽん太
「えぇ~!?
どうして!?
みんなちゃんといるのに!
描かれてないってどういうことなの?」


ほのぼの湖
「ぽんちゃんにはちゃんとした作者がいるんだよ、
日本の国の「四国」っていう場所に住んでいる「虎之助」っていう人らしいんだ、ぽんちゃん、ぼくと一緒にお願いしてみようよ」


ぽん太
「シコク…?とらのすけ
何のことかよくわかんないけれど
ぼく、その人にチャイルドホームのみんなを描いてもらえるようにお願いしてみるね…」

ほのぼの湖
「それじゃあぽんちゃんいくよ!ぼくの水面をのぞいてみてね!」

ぽん太
「うん!」

ほのぼの湖
「え~…と、日本の国の四国地方
それからそれから…
愛媛県松山市っと…

…あ!この人だ!ぽんちゃん、虎之助さんを見つけたよ!
さっそく湖の水面に映すね!」

ほのぼの湖さんが、四国地方愛媛県松山市に住んでいるぽん太のへっぽこ作者「虎之助」を見つけると、湖の水面がポワン…と明るくなり
虎之助の姿が湖の水面に映し出されました」


虎之助
「え・・?おい・・・天井に何か映っているけど・・
なんだこりゃ・・・!?」



天井に突如表れた湖の水面
に、たまげる虎之助
そこにぽん太が出てきて言います

ぽん太
「ねぇ、ねぇ、虎之助のおじさん、ぼくのことわかる?チャイルドホームのぽん太だよ?」


虎之助
「え・・?
うわぁーーーー!!!
ぽん太だ!ぽん太だ!
何でそこにいるんだ!?」

虎之助は更にたまげて
食べていたうどんを喉に詰まらせそうになりました


虎之助
「ゲホゲホゲホ……!」

ぽん太
「これが虎之助のおじさん~!?
なんか太っててみっともない~…」


虎之助
「おじさんは太ってていーの!これでも深山町の相撲大会では横綱になったんだからな!」

ほのぼの湖
「うそばっかり…
本当は弱っちくて泣きべそで、おまけに○○垂れだし・・・」


虎之助
「う・・うるさいなぁ!
ほのぼの湖の名前の由来は
ほのぼのレ○クからつけたんだからな!」



ぽん太
「ねぇ~、虎之助のおじさん、チャイルドホームのみんな、まだ全員描いてなかったでしょ~?」

虎之助
「チャイルドホーム?
あぁ~そういえば、ぽん太が誕生してからしばらく描いてなかったなぁ~…
ぽん太、ヒトミおねえちゃん、イタチのたいちに熊八先生、そこから止まったまんまだな」

ぽん太
「ぼくね、東北にある一本松のおじさんや、被災地で困っている人達を助けたいんだ
でも虎之助おじさんがチャイルドホームの全員を描いてくれなきゃ、ほのぼの湖さんの水面にみんなを映し出すことが出来なんだよ」


虎之助
「東北の・・一本松・・?

あぁ~わかった!高田松原「奇跡の一本松」別名「ど根性松」のことだね

いつかおやちゃいのイラストと合わせて描いてみようと考えてはいたけれど・・・全然手をつけてないなぁ~…」

ぽん太
「虎之助おじさん、今すぐチャイルドホームのみんなを全員描いてよぉ~!おねがい!」

虎之助
「えぇ~!?今すぐ~!?
だめだめ!おじさんね、明日も朝早いし忙しいの!
おまけに先週から風邪引いて体調悪いんだから!」

ぽん太
「だめっ!今すぐ描いてくれなきゃやだっ!」

虎之助
「いーや!絶対に描けない!1人…いや…一匹だけならまだしも全員だろ!?
ぽん太、ミミ、たいち、ハナ、もっくん、ヒトミおねえちゃん、さらに熊八先生やマリア先生までいるし、もちろん風景もだよな!?」

ぽん太
「うん!風景もあわせてみぃ~んな描いて!」


虎之助
「んん~~・・・!無理!
今からそんなたくさんの絵を描くなんて絶対に無理!

悪いけどぽんちゃん、諦めてくれ!
おじさんね、疲れているんだから!」


ぽん太
「やだやだやだぁ~~!
一本松のおじさんに、みんなで助けに行くからって言っちゃったんだもん~!」


虎之助
「まったくもう~!
そんな出来もしない約束なんかして~!
ぽんちゃん、チャイルドホームのみんなが集まったところで、一体何が出来るの?」


ぽん太
「な・・・何が出来るか・・・わからない・・・

だけど・・・
だけど・・・

ぼくは困っている人達をほおっておくことなんて出来ないもん・・・」

虎之助
「あのね、ぽんちゃん
東北の被災地では原発問題もあるんだよ
5年前から今の今までずっと修復作業は続いている…

テレビではあまり公開されていない、危険な基準値を越えた放射能が今でも大量に放出されている・・・
福島原発では、まだまだ復興の光が見えていないんだ・・・

だけど誰かがやらなければいけない・・・
これはチャイルドホームのみんなだけで解決出来る程、簡単な問題ではないんだよ・・・」



ぽん太
「う・・うぅ…グスン…
ぼく…
そんなむつかしいことわかんない……」


虎之助
「わからないのも無理ないよ…
ぽんちゃんはまだ子供なんだから…

子供は子供らしく…
夢を見て大きく育ってくれたらそれでいい・・・」


ほのぼの湖
「ぽんちゃんはまだ子供だし、無理だとわかっているかもしれないけれど・・・

ただ困っている人達を助けたい
その気持ちこそ大切なんだと思うんだ

ぼくは心の優しいぽんちゃんだったらきっと何かの力になってくれると信じている


だって…見てみぬ振りをしている大人よりはずっとましでしょ?

ねぇ、何も出来ない臆病な虎之助おじさん」


虎之助
「う・・・
うぅ~・・・・・ん」


ぽん太
「うぁ~ん!虎之助おじさんのばかぁ~~!!

一本松のおじさんは仲間を失って悲しい思いをしてるんだよ!

被災地ではまだまだ困っている人がたんさんいるのに…
虎之助おじさんは何とも思わないの!?

ただ何もしないでいるの!?

ぼく、そんな虎之助おじさんやだぁ~!!」


一本松のおじさん
「あのぉ~…
お取り込み中のところ失礼しますね…

もう…いいんですよ…
ケンカなんてしないで下さいね

やっぱり…無理な話だったんです、こんな小さなタヌキの子供に助けを求めるなんて…

ありがとう
おじさんの話を聞いてくれただけでもうれしいよ…

だからぽんちゃん、もう泣かないでおくれ
おじさんまで悲しくなってしまうよ…」


ぽん太
「やだい!やだい!やだい!
ぼく、絶対に一本松のおじさんを助けてあげるんだい!!」

ほのぼの湖
「虎之助おじさん、ぽんちゃんもこう言ってることだし…
何とかみんなの力になってあげてくれないかなぁ?

ぼくも出来るだけ協力するからさぁ…頼むよ…」


虎之助
「・・・・・・・」


ぽん太
「うぅ…ヒック!グスン…!
と…虎之助おじさんなんて…

ぼくだいっきらい……」


虎之助
「今夕方の6時半か…
急いで描いたらどうにか間に合うかもしれない…

よし!わかった!
今からすぐにクロッキー帳を開いてデッサンから始める、製図するのに数時間掛かるけど、なんとか頑張ってみるよ!!」

ほのぼの湖
「あぁ!ぽんちゃん!
虎之助おじさん、これからチャイルドホームのみんなを全員描いてくれるってさ!よかったね!」

ぽん太
「シュン…グスン…
ほ…本当に…?
みんな全員描いてくれるの…?」

虎之助
「ぽんちゃんごめんな…

おじさん…忙しい忙しいばっかりで、大切な家族を描かないで、ずっとほったらかしのまんまだったね…

すぐに描いてみせるから、もう少し待っててな…」


一本松のおじさん
「ありがとう…
ぽんちゃんの願いを聞いてくれて…

わしも遠い世界に暮らしている優しいぽんちゃんや、その家族達みんなに早く逢いたいな…」

虎之助
「ぼくは何にも出来ない
ちっぽけで弱い人間…

福島原発では自らの命を省みず

愛する家族のため
被災地、被災者のため
日本というすばらしい国の為に昼夜休まず戦ってくれている人達がいるというのにただ見過ごすだけの毎日だった…


遠く離れているけれど
何か出来ることがあるのであれば…

ぼくは全力で力になる!」


ぽん太
「虎之助おじさん
ありがとう!

ぼく、さっきはだいきらいなんて言っちゃったけど、うそだからね!

本当は虎之助おじさんが
だーい好き!」


虎之助
「ほのぼの湖さん、たぶん5時間近く掛かるけど、そのまま待ってくれても良いかな?」

ほのぼの湖
「もちろんだよ!
ぼくも、ぽんちゃんも、一本松のおじさんも
チャイルドホームのみんな全員が集まるのを楽しみに待っているからね!」


ぽん太
「やっとみんなに逢えるんだ!
ぼく、うれしいなぁ!」

一本松のおじさん
「良かったねぇ…ぽんちゃん
なんだかおじさんまでドキドキしてきちゃったよ」




みんなの気持ちは一致団結

後は虎之助がチャイルドホームのみんな全員描いてくれるのを待つばかり…


そして3月11日 

夜の11時を過ぎた頃…

ついにチャイルドホームのみんな全員集まった絵が完成したようです


2ヶ月前に購入した特大のクロッキー帳に、クレヨン、色えんぴつ、パステル、この3種類の色彩画具を利用して描かれた1枚の絵

果たしてどんな出来映えになったのでしょう…


ほのぼの湖
「それじゃあ虎之助おじさん、クロッキー帳を天井に向けて広げるようにして、出来上がった絵を湖の水面に映してくれるかな」

虎之助
「はい、こんな感じて良いかな…?」


ほのぼの湖
「うん!バッチリだよ!

これからクロッキー帳に描かれているチャイルドホームのみんなを
湖の水面から映し出して実体化するからね!」

ぽん太
「わぁ~!なんだかドキドキする~!」

一本松のおじさん
「ほんとだねぇ…
ドキドキするねぇ…
ぽんちゃんの家族って
どんな感じなんだろう…
きっとみんな優しい方達なんだろうね~…」

みんなの希望
みんなの願い

チャイルドホームのみんな全員が集まれば
どんな夢だって叶えられるんだ


ほのぼの湖の水面がフワ…っとキレイに光だしました


ほのぼの湖
「さぁ、ぽんちゃんの家族、チャイルドホームのみんな!
湖から出ておいでーー!」


虎之助
「ぽんちゃん
長い間、ずっと待たせてしまってごめんな…

これがチャイルドホームの仲間たち

家族だよ!


ぽん太
「あ・・・
あぁ・・・・・!

ミミおねえちゃん…
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ミミ
「はぁ~ぁ~ぁ~ぁい!
かけっこだったら誰にも負けない!
走るのがとーっても速い、
ウサギのミミでーっす!」


たいちにいちゃん…
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たいち
「へっへーんだ!
おいらはサッカー得意ないたずらっ子
イタチのたいちだい!」

ハナおねえちゃん…
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ハナ
「わたしの夢…
それはピアノの美しいメロディーを世界に届けること…
将来はピアニストになりたい
プードルの
ハナ・クリスティーヌです


もっくん…
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もっくん
「どすこいだなモォ~♪
おいらは大人になったら、大相撲の横綱になるんだなモォ~♪

力自慢のモー次郎
もっくんと呼ばれている牛なんだなモォ~♪
どすこい!」


ヒトミおねえちゃん…
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ヒトミ
「おねえちゃんのカレーは世界一!
私が作った自慢のカレーで、東北のみんなを元気にするんだから!
お料理ならおまかせ!
みけ猫のヒトミおねえちゃんでーす!」


熊八先生…
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熊八先生
「悪い子にはお尻ぺんぺん!だけどその後は、ぎゅ~!と抱きしめるんだ!

子供たちの頼れるおとうさん、チャイルドホームの院長、ヒグマの熊八先生だ!
がははははは!!」


マリア先生…
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マリア先生

「どうか恵まれない子供たちや、東北の被災地で傷ついた方たちに…

1日も早い復興と安らぎの日々…
そしてたくさんの希望の星が舞い降りますよう…

心より祈ります」
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チャイルドホームの創成者、ヒグマのシスター
アデリーヌ・マリアです


ぽん太
「み・・・みんな…
みんな・・・・・

おかえりなさぁ~~~~~~~~~~~いっ!!」


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チャイルドホームのみんながついに集まった

たくさんの夢と希望を…
どうか高田松原の一本松や、被災地のみんなに分け与えてくれますように…

そんな願いを込めて描きました…

1年後…
みんながどのような活動をして、成長してくれているのか…

私自身も楽しみに待っています

どうか東北の被災地に少しでも復興の兆しが見えますように…

何も出来ないちっぽけな私ですが

小さな希望の光が灯るよう

心から祈っております







あとがき

今回の記事は、3月11日
東日本大震災があったあの日に投稿した記事を

スマホの不調でうっかり削除してしまったのですが

どうしてもあの日投稿した記事は、もっとゆっくり時間を掛けて作ればよかったなと…
少し心残りな思いが引っ掛かっていました

削除してしまった時は少しショックでしたが、負けてたまるものかと、頑張って再度リニューアル復元しました

前回伝えきれていなかった場面等を含めて今回の復元によって完全版になったと実感して頂ければ嬉しい限りです


来年の3月11日
ぽん太やチャイルドホームのみんなが成長した1年後の姿を描きます

きっと高田松原の一本松おじさんも…
絵の中に描かれていることでしょう…




最後まで読んで頂き
本当にありがとうございました

虎之助