虎丸
「うおりゃあああああああああああああああああああああああああ!!!
ええ加減に観念せんと本当に泣かぞこらあああああああ!!!!!!」
「バシバシバシバシバシーーン!!!」
虎之助
「ぐふっ!ぶふぇっ!ぐぁほっ!ごほっ!!」
虎丸
「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃ!!!」
「バシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシ!!!」
うり坊
「わぁーい!虎丸強~い♪虎之助なんてやっつけちゃえ~♪」
和尚様
「虎丸よ!!早く虎之助を土俵の外に投げ飛ばして勝負を終わらせるのじゃ!」
「さもなければもう間に合わなくなってしまうぞっっ!!」
虎丸
「ほ・・ほじゃけど・・!!この虎之助がわしから離れんのじゃっ!!こいつ・・・わしに小便漏らすよう仕向けてやがるんじゃっっ!!!」
虎之助
「これが最後の・・・・!!!膀胱炸裂頭龍弾じゃあああああああああああああああああああ!!!!!!」
「ずどおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーんっっ!!!」
虎之助
「お・・ォ前は・・・絶対に・・・!
逃がさんからなぁぁぁああああああーーーーーーーー!!!!」
「ガシッ!!!!」
「グイッッ!!」
「ダンッッ!!!」
虎丸
「あ・・あぅがぁぁああ・・・!!!」
虎之助
「おりゃおりゃおりゃぁぁあああああああああああ!!!
もっと足を開かんかぁぁーーーーーーーーーーーーーーいっ!!!」
和尚様
「もうよいっ!虎丸よ!そのまま上手投げの餌食になって負けるのじゃっ!!」
「ザシッ!!!」
虎之助
「まだ残るのかっ!?お前もええ加減しぶとい男じゃのうっっ!!!」
虎丸
「と・・と・・とと・・虎之助ぇ・・・・!!も・・もう・・止めよう・・!止めよう・・!!なっ・・・!?なっ!?勝負はまた今度にしようっ!?なぁっ!?」
虎之助
「あらら?さっきまでの強がりは何処へいっちゃったのかな!?」
「わしを泣かして小便ちびらすんじゃなかったんかいっっ!!?」
虎丸
「と・・虎之助・・・わ・・わしが悪かった・・・!!!もうわしの負けで構わんから・・・!!!」
「た・・たた・・頼むから・・・わしの廻しから手を離してくれ!!なっ!?なぁっ!?」
うり坊
「や・・やだいっ!!虎丸負けちゃやだっ!!
おいら・・威張りん坊で意地悪だけど・・・お相撲が強い虎丸が大好きなんだいっ!!
弱虫の虎之助なんかに負けちゃう虎丸なんて大嫌いっ!!!」
虎之助
「ば・・馬鹿ッタレ・・・!!!
うり坊の為に勝つ気はないんかいっ!!
あいつはお前の事が大好きなんだぞっ!!!」
虎丸
「やかましいわいっ!!わしだって本当は負けたくないけど小便我慢の限界なんじゃっ!!離せっ!廻しから手を離すんじゃっ!!!このままじゃと・・・わし・・うり坊の前で小便漏らすのは絶対にイヤじゃあ!!・・・わしの力人としての面目が丸潰れじゃっっ!!!(泣)」
虎丸
「あ・・・・・・!!!!!!」
この時・・・
とうとう我慢していた虎丸のスイカ七個分の小便が溜まっていた膀胱は・・・
無残にも崩壊してしまった・・・・・
虎丸
「ああ・・!ああ・・!ああ・・!!!!あああぁぁぁーーあああ!!!」
「もうダメ
じゃぁぁぁああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「・・・・・・・★☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
次回!!赤っ恥の大健闘の末!ついに勝者が決まる!!
悪戦苦闘の相撲一本大勝負!!!
勝利の勝ち星を決めるのは虎丸か!?はたまた虎之助か!?
延長戦になった決着の行方は残暑厳しい8月に!!!