3月14日土曜日
新聞を配っていた朝方は大雨が降っていた
今日は滝行の日だったが、天気も悪いしどうしようか
なぁ…と悩む
10時頃から昼寝をして12時過ぎに目が覚める
外を見るとすっかり雨はあがり晴れ空になっていた
ころなら絶好の滝行日和だ
早速起きて準備を始める
まず頭の剃髪をする
愛用のミニミニバリカン付きの5枚刃T字カミソリでジョリジョリ剃る
お坊さんのような頭の出来上がり
毎回白の褌を5種類持っていく
使用する褌はほとんど六越褌だが、今日は越中「龍玄褌」を絞めようと決めた
礼拝セットにホームセンターで買った木製風呂桶
行く途中で雪駄を忘れた事に気づく…
これで何回目か…
午後3時半に行場へ到着
本堂のお不動様にご挨拶をして滝場へ向かう
3月といえど滝場は真冬の寒さで息がまだ白かった
身震いしながらも「龍玄褌」一丁になる
簡単スクワットや、四股踏み等をして体を温める
準備運動が終わり水行で体を冷水に馴らす
木桶でザバーッ!
「うぁーっ!づめだい!」
と毎度のセリフ
体に塩をパンパン付けていよいよ入滝
始めは冷たすぎてまともに滝に入れない
水の勢いが弱い所から少しづつ馴らしていく
そして意を決して滝に打たれる
この瞬間が滝行で一番辛い、死を意識する程の刺すような刺激が体を襲う
しっかり意識を保つように大きな声で読経した
無事に1回目の行が終わり、滝場から出て少し休憩する
その間に写真撮影等をしたりする
2回目の入滝、迷わず落滝の強い場所にザバッ!と入る、始めよりは体が楽になり、落ち着いて読経出来るようになる
最後は特に気合いを入れて
「うんたらた~かんまんっ!えぃやぁっっ!!!」と体を全体から発する
冷水も平気になり、滝の音や水の強さの変化を感じられるようになる、滝と一体化なれるこの瞬間が滝行で一番魅了させられます
2回目の行が終わり、滝場から出ると今日の滝行は終了
すぐに服を着て本堂にお礼参りをして帰ります
これが滝行の日の1日なのでした(^人^)