どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

ポンコツ丸と同行二人、虎之助のお遍路旅紀行「本山寺編」

六十九番札所「観音寺」の南側付近を流れる財田川、その川沿いに沿って約5キロ東へ進むと、生い茂った木々から五重塔が頭を出している姿が見える

そこが第七十番札所「本山寺」です

五重塔があるお寺を見ると、ゾクゾクといいましょうか、なんだかソワソワしてしまいます

もう目にしてしまったら立ち寄らずにはいられない

そんな興奮を奮い立たせてくれたのが「本山寺」でした

地元に五重塔があるお寺ってあまりないんですよね…、一昨年、別格二十霊場の第十番札所「西山、興隆寺」に五重塔があるのを知りました

第五十一番札所「熊野山、石手寺」に、三重塔はありますが、やっぱり五重塔っていうのは特別なんです、歴史ある寺院を深く感じさせられます、建造期間も長いです、不便な時代にこれだけの技術があるなんて…
昔の人の知恵は現代の人にはない研ぎ澄まされた職人技があるのかもしれません

この「本山寺」は、すぐ近くを通る「国道11号線」からでも五重塔がよく見えるので、迷わずお寺へ到着する事が出来ます

初めて見た時は興奮し、目を輝かせ、胸を熱くしたのを今でも覚えています

やはり一巡目というのは、一度しか出来ない感動があります
皆さんがもしお四国巡礼を、初めて巡るとき
道に迷ったり、時間に間に合わなかったり、交通トラブルがあったり、歩きならば山道で迷ってしまい出られなくなったりと、お遍路には数々の失敗もありますが、それも貴重な体験であり、後に一生忘れられない思い出の財産になります

初めて見るお寺、写真やパンフレット、ブログ等で見た寺院を目の当たりにした時、言葉には変えられないような感動をする瞬間もきっとあると思います

車で巡礼していても、境内や本堂まで長い階段や、坂道を登らなければならない山寺タイプの寺院もあります、「切幡寺(333段の階段)
岩屋寺(急な坂道と階段)弥谷寺(530段の階段)」等はバス、車、バイク遍路泣かせの難所です

歩き遍路泣かせの難所
「遍路ころがし」の寺院

歩きお遍路さんの誰もが認める八十八ヶ所最大の難所「焼山寺」に、登り下りを繰り返さなければならない「鶴林寺」と「太龍寺」は徳島三大難所

横峰寺」過去に遭難者も出た愛媛一の難所

雲辺寺香川県徳島県の境にある八十八ヶ所で一番高い標高910メートルの寺院
これらのお寺は一度登れば一生忘れないと言われています

他にも、室戸岬までの約80キロメートルの長い海岸沿いを歩く「最御先寺」、ポンコツ丸が一段ギアでも登れない急坂「真っ縦」がある標高632メートルの「神峰寺」

山の中腹部にあり、辿り着くのが難儀な
仙遊寺」、「白峯寺」、「根香寺」、
大窪寺」等、一筋縄にはいかない中難所もあります

歩きでお四国を巡礼した方の結願は
巡った本人でなければ味わえない感動があるでしょう

しかし、前回も書いたように
お四国巡礼の形は人それぞれです
、便利なバスツアー、自家用車、
バイク、自転車

参拝の心があれば何だって良いのです

皆さん、お四国八十八ヶ所、別格二十霊場に是非ご参拝下さい


午後13時10分到着

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第七十番札所「七宝山、本山寺
【御本尊】
馬頭観世音菩薩
【御真言
おん.あみりとう.どはんば.うんぱった.そわか
【御詠歌】
本山に、誰か植えける花なれや
春こそ手折れ、たむけにぞなる

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本堂

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五重塔
高さ35メートルのスリムで端正な姿

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反対側

納経に御朱印を頂くと、飴のお接待を頂いた
南無大師遍照金剛

次は530段の長い階段を上がらなければならない「弥谷寺」です

まだ時間は間に合うか…!?

弥谷寺で一時間は必要

まだ間に合うかもしれない!

という訳で、「弥谷寺」へ先を急ぎました

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