どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

僕が初めてキスした柔道のおじさん

皆さんこんばんは、おはよう、こんにちは

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今日はお腹の調子が悪くてゲンナリ気分の虎之助です

えー・・
先ずは
前回の記事で「既婚者ゲイと独身者ゲイの恋愛は成り立たない」という厳しい現実をテーマに本音で語らせて頂きました

今考えてみると、ブログを始めた当初からゲイについての深刻な悩みや苦悩、自分の性の対象が女性ではなく同性である、
普通の男の子のように女性の裸に何も感じる事が出来ない、魅力がわからない

そんなゲイの「絶対に避けらない問題」について話した事がなかったですね


自分自身がゲイだと気づいてしまった時…
自分をどれだけ悲観してきただろう…
家族や友人にもし自分がゲイである事がばれてしまったら…

そんな恐怖感を日々抱きながら周囲に見つからないよう、どうにかこうにか誤魔化して生きて行かなければいけないあの辛さ…

これは「ゲイとして生まれてしまった者」だけにしかわかりません

自分はもしかしたらゲイかもしれない…

性の違いに気づき始めるのは…
だいたい中学生辺りが多いのではないでしょうか…

早い方なら小学生の低学年だったり

それもまた人それぞれです

女性が好きだったのに30歳を過ぎてから、何らかのきっかけで男性に対して性の魅力や興味を持ってしまう方だっています


だからといって貴方は何も悪くありません

恥ずかしい事でも何でもありません

好きになる対象が異性なのが当たり前なんだと決めつけている世の中がおかしいのです

そんな決められたマニュアル通りのルールや固定観念に囚われすぎてはいけません

自分らしく生きていきましょう

私は何度も言ってますが人生は一度きり

誰だって必ずいつかは死が訪れるんです

せっかくこの世に命を授かって生まれてきたのですから、たとえ自分が世の中から悲観的に見られているゲイだとしても、異性愛者に負けないくらい充実した楽しい人生を過ごしてやりましょう

生きてゆくには大変な事は数えきれないくらいたくさんあるけれど…

この世に貴方はただ一人

同じ人間なんていないんだ

ゲイは多才な才能を持ち合わせている素晴らしい人種なんだよ

侮れないんだから!

だから悲しまないで

生まれたことを責めないで

貴方は貴方はらしく生きて良いだよ!

だからもう泣かないで!

…とスーパー泣き虫&屁こき虫の私が言ってみる(^^;

えー、そんな私も純粋な?ゲイです、天然物です!

男だけでなく、褌(特に六越褌と越中褌)
ブリーフ(BVDのセミビキニかカラービキニのホワイト)
ジャージ(asicsのスレンダータイプのが好み、特にバイオレット、ターコイズブルー、サックス)
が大好きなフェチ度抜群の私です!

そんな私の過去にまつわる恋愛の失敗談について話していきましょう(^^;

ではまず、前回のテーマだった既婚者ゲイと独身者ゲイの恋愛についてです

実は私自身
好きになってしまう男性では、独身者ゲイよりも既婚者ゲイの方はノンケ「異性愛者」に次いで魅力的な男性なのです

ゲイの方ならノンケの男性に好意を持った経験は、人それぞれにもあるでしょう

特に既婚者のノンケに恋をしてしまうと、言葉では表現できないような空しさと寂しさがあるんです

それは「絶対に叶わぬ恋」
どんなに好きになっても
頑張って自分を磨いても

相手が振り向いてくれる事はありません…

キスだけは許してくれたという話は聞いた事があります

羨ましいですね~・・・

で、ノンケ既婚者に次いで魅力的な男性

それはゲイの既婚者です

なぜゲイの既婚者という、禁断の…そして魅惑的であり禁断的
なおかつ…難易度が高く、失敗に終わる可能性大
そして恋愛対象にするには最も危険でリスクの高い相手になりまさす

これはですねぇ…

今の年齢であれば、ある程度抑えはきくんですよ

今の年齢ならば…

だけどこれが20代前半、まだ大人の男としてまだまだ少年期の面影が残る頃の年齢だとね…

難しいんですよ~…

これがまた本当に

抑えが全くきかないんです

20代前半で既婚者とお付き合いする男は、だいたい歳上の頼もしい男に強い憧れを抱いてるんですね

ゲイであっても家庭を持ち、妻と子供を守る一家の大黒柱として、父親として、男として第一線に働く

そんなしっかりした
逞しくて頼れる芯の強い男性に好意を抱かずにはいられないんです

若い頃は特にそうです

社会経験もまだまだ浅いルーキー的な20代前半の独身ゲイ

世の中に対する考えもまだまだ甘いもの

そんな二人がお付き合いをするとどうなってしまうのか…

先ずは私のパターンです

ゲイ専用の出会い系サイトがまだそんなに普及してなくて
○-menというゲイ雑誌の文通欄にメールアドレスが表示されるようになった頃

ある既婚者の男性とメールのやり取りを繰返し、ついに相手の男性と対面出来る日が来たのです

もう嬉しくて嬉しくて、楽しみで楽しみで、空に舞い上がってしまいそうなぐらい幸せな気分でした

カメラつき携帯がまだ出だしの頃、ついに携帯メールで画像が送れる機種に変えたあの当時、画素数もまだ30万画素程度と低く、写りも悪かったけれど、画像を送ったら相手も凄く気に入ってくれて、私も相手の画像を見て好意を持ちました


短髪で目が細め、体重も105kg とがっちりした太い体格、柔道をしている方だったんですね、中学校で週2回指導もしているとの事でした

メールのやりとりで一生懸命になりすぎてしまうんですよね

早く返信こないかなぁ~

さっき送ったメールに対してどんな返事が返ってくるか予想してしまったり

着信音が鳴った時の驚きと喜びと待ち焦がれ感が混ざったようなあの気持ち

そんな経験、皆さんにもありませんか?

で、こういう場合って初めて会う時の待ち合わせ場所が
だいたい何処かで飯食おうか?みたいな話になって、目印としてわかりやすい全国チェーンのファミレスで何時何分に会うといったパターンが圧倒的に多くないですか?

あれ…?
そうでもない…?

それで相手は岡山の方だったんですね、私が愛媛県ですので、そんなに離れてないような、近くもないし遠くもない距離だったんですが

来てくれたんですよ、瀬戸大橋渡って遙々愛媛まで

日帰りだと少ししか会えないというので、2泊の小旅行する事になりました、高知まで(^^;

当時私はその頃新聞配達をしていない時期だった(その半年後に開始する)のでお泊まりも大丈夫だったんですね

で、待ち合わせ場所は私の家からそこそこ近い「バーミヤン」に決まりました
金曜日の夜の10時です

バーミヤンといえば「ガスト」と同じすかいらーく系列ですよね

当時はまだポンコツ丸も持っていなかったので…
走って行きましたよ
もう浮かれモード全快で

私は走るのが得意ではないのですが、あの時ばかりは全く苦にならなかったのをよく覚えています

バーミヤンには先に私の方が到着して、メールで「先に着いたので待ってます(^o^)黒のTシャツにヤンキースのキャップをかぶっています」とメールを送信

すると3分経たないくらいに「俺も今着いたよ、白いTシャツに黒いベストを着ているデブがこれから入るから(^o^)」
と返信が返ってきた

もうたまらなかったですね、あの時以上の緊張感は今後2度と経験していません


携帯をポケットに入れている時に彼がついに来ました

少し店員さんと何かを伝えながらキョロキョロ辺りを見回すと、すぐに私と目が合い、「あっ!」という表情をして、私の元へやってきます

そして、「伸くん…だよな?こんばんは」と言って私の正面に座りました


私は緊張しすぎてしまって、「あ…あの、どうも…伸一です、今日は遠路遙々来て頂き本当に…ありがとうございます…」と顔を真っ赤にしながら伝えると

「ハハハ、どうした、顔が真っ赤になってるぞ!何をそんなに緊張してるんだ!」とニコニコしながら言われました

伸一という呼び名は、私がこちらの世界で使っていたハンドルネームです(当時20歳)


相手の彼は「あつし」本名かどうかは不明(当時45歳)

画像見た感じ以上に実物のあつしさんは、何でもハキハキ話す口調であり、体育会系特有の堂々とした態度で威勢がよく、自分にはないとても男らしい男性でした

短く揃えられた短髪に細い目つき、鼻の下には髭を生やしている

さすが柔道の指導をしているだけあってがっしり太めの固太り体系で強そうだ、
私が相撲経験者だとしてもケンカしたら一捻りでやられてしまうだろうなと思った

しかし身長は思ったより低く、私とさほど変わらない程度でした

あつしさんが着ている白いTシャツに黒のベスト、ベージュのカーゴパンツはゲイさながらのファッションだが、それがまた体格によく似合っている

あつし
「腹減ったな、飯食べよう飯、伸くんは何食べる?
遠慮しなくて良いからな、何でも頼みなよ!」

伸一
「い…いえ…飯代は自分で出せます…
僕だって一応仕事してるんですから…」

あつし
「そんな遠慮したらダメだぞ!飯代も旅費も全部俺が持つからな!」

伸一
「そ…そんなの悪いですよ…
自分の分はちゃんと払います…
だから…その…全額負担なんてことは絶対にしないで下さいね…」

あつし
「おいおいどうした伸くん!そんなおどおどして!
それが元相撲部員だった男か!?」

伸一
「確かに相撲部員でしたけれど、てんで弱かったです、稽古中はしょっちゅう泣いてましたし…」

あつし
「えぇ!稽古中に泣きよったんか!?
いかんぞぉー、男が稽古ぐらいで泣いたりしたら!」

伸一
「そ…そうですよね、僕なんて全然男らしくなんかないし、相撲の稽古で泣くなんて変ですよね…」

あつし
「俺だったら柔道の稽古でもし泣く生徒がいたら、道場から放り出すがなぁ!」

伸一
「す…すみません…僕は昔からあまり威勢が強い性格ではないんです…
「あつしさんは、やっぱり強くて男らしい男性の方が好みですよね、僕なんて全然ダメですよね…?」

あつし
「好きじゃなかったらわざわざこんな遠くまで来ないよ、威勢が強い男と俺のタイプの男は別」

伸一
「え・・・?」

あつし
「伸くんの事が俺の凄いタイプだからだぞ、最初に送ってくれた画像で3回ヌいたんだからな、嫁に隠れてコッソリと(笑)」

伸一
「ほ…本当に…僕で良いんですか…?」

あつし
「伸くんどうした!?(驚)
なんか目がうるうるしてるけど大丈夫か!?(笑)」

伸一
「え…?あ……
すみません…
僕は感情が高ぶると、すぐに涙が出てしまうんです…
気にしないで下さい…
これも、体質というか、昔からそうでしたので…」

あつし
「あーあー!もう目から涙が溢れよるし!
頼むからここで泣くなー(笑)」

伸一
「あつしさん…ごめん…
もう僕…あつしさんに会えた嬉しさで高ぶる感情が自分でも抑えられないです…
後でおもいきり泣かせて下さい…」

あつし
「どうした…甘えたいんか」

伸一
「はい……」

あつし
「あーあ、なんかそんな事言われたら勃ってきた…」

伸一
「え……?」

あつし
「いいよ、飯食い終わったら俺の車で少しまったりしようか」

伸一
「はい……」

あつし
「伸くんの気がすむまで泣いていいよ、俺が優しく抱きしめてあげるから」

伸一
「あ…ありがとうございます…」

あつし
「でも泣く前に俺も一つお願いがある…」

伸一
「え…?」

あつし
「伸くんとキスしたい」

伸一
「・・・・・・」

あつし
「俺も早く伸くんとキスがしたくて感情を抑えられない」

伸一
「・・・・・・」

あつし
「やっぱりそれはまだダメかな…?」

伸一
「ううん…嬉しいです、僕もあつしさんと…キスしたい…」

あつし
「心配するな、それ以上の事はしないから…
あ、でもやっぱり伸くんの○ん○んは絶対に見たいな、後で温泉にも入りに行こう」

伸一
「僕もあつしさんの○ん○ん見てみたいです…」

あつし
「ハッハッハ、ナィーブそうに見えて伸くんも結構助平なんだな!」

伸一
「アハハ…そうですね」

あつし
「少しくらい…伸くんの○ん○んさわっても…いいかな…」

伸一
「じゃあ…僕もあつしさんの○ん○ん触ります…」

あつし
「じゃあ…お互いに扱き合うか…
それぐらいだったら大丈夫だろうし」

伸一
「うん!」

あつし
「お!良かった、やっと笑ってくれて、嬉しそう!」

伸一
「あ…
僕も…勃ってきちゃった…」

あつし
「あー!早く伸くんとキスしたい!○ん○ん触りたい!早く飯食って出ようや!」

伸一
「はい!」

あつし
「伸くんええ体しとるけど、目がすごい綺麗やなぁ、そのうるうるした瞳、女優さんみたいだわ(笑)」

伸一
「あ、よく少女漫画みたいな瞳って言われてました…」

あつし
「少女漫画の瞳した相撲部かぁ~(笑)」


・・・これが私の男性と初めてお付き合いした体験でした

これ以上話を続けるとまだまだ長くなってしまうのでこの辺までにしておきましょうか…

あつしさんとはこの後、色々あって結局会ったのはこの一回きりだったんですね

日が経つにつれて、メールの回数も段々減っていき、徐々にフェードアウトしていきました
最後にはお互いメールも一切しなくなりました…

そしてこの恋愛
恋の駆け引きに破れてしまったのは
結局私自身だったのです

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・・またいつか気が向いたらその詳細について書いていきたいと思っていますが、あまり期待はしないように…

なので龍仁と克龍はあの当時自分とあつしさんを思い出しながら書きました

さすがにファミレスであのような行為をしたら大問題ですが
まだ社会経験の浅い大学生の龍仁と、既婚者であり妻子持ちの克龍

その二人、両者の立場になって台詞を考え、話の流れから大胆なアクシデントまで含めてリアルに再現してみました

全体にナレーションを含めると、15000字くらいにはなっているでしょう…

あつしさんの職業は教えてくれなかったのですが、会話の途中でポロリと教師と思われる発言をしてしまったのです…

慌てて誤魔化していましたが、あつしさんは多分教師だろうと睨んでいます

克龍を教師の設定にしたのはこの理由

イラストは林田先生用のを没にしたやつです

龍仁は中学時代のユキラス用のイラスト、少しTORU風にしたのがあったので使いました

龍仁の態度が豹変して卑劣な手段に走ったのは、私が昔、まぁまぁ有名な大卒の男性と2日だけお付き合いしたのですが

なんか、すごく変わっている方だったんですよね、それで私自身耐えられなくなって「どうしてもお付き合いは出来ません」と伝えると、あのような卑劣な手段に出られてしまったのです

実は実際に遭った出来事なのです…
ファミレスではありませんが、あんな感じのメールを何十通も送り付けられたんです、脅迫めいた文章や意味不明なポエムっぽいのとか、とにかく不気味で怖かったです(×_×)

「何でも言うこと聞きます克龍様」も例の一つです、一体何なんだ…?という感じでした…

当時は大変でしたよ

大卒の人って何やらかすかわからないなぁ~…
と、一つ勉強にはなりました

ですので、私はもし誰かと関わりを持つ場合は、相当警戒しています


今回も長くなりましたが、私は若い頃に数回、既婚者と関係を持った経験があります

そしてあの当時、自分は不倫をしているんだとう認識が全然ありませんでした

まだ大人としても青かったのでしょう…

そしてその恋愛においてわかった事…
それは
「既婚者ゲイと独身者ゲイでは本気の恋愛は成り立たない」
「恋愛は惚れた方の負け」
ということでした

もちろん誰もがそうという訳ではありません

ちゃんと上手く続いているという方だってたくさんいらっしやまいます

ですが、私はどうしてもダメなんですよね…

最初からわかっているハズなのに、本気で好きになったってダメだとわかっているのに…

相手を本気に想ってしまうのです…


と、まぁこんな感じですね
また今回も長くなってしまいました、もうこの辺で終わりにしておきます

次の記事は何になるか…

それは私の気分次第になります

それでもどうか宜しくお願い致します

前回の記事でナイスをしてくれた皆様には本当に感謝しております
私の一方的な考えなのに、それでも評価してして頂いた事
本当にありがたく、そして申し訳なく思っております

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました

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