～３０年後のぽん太～
「熊力士！！七衛門の技が金太マンに炸裂！！」(第七幕)
金太
「ぐっひっひっひっひ♪
熊力士野郎、オメェがどんなに泣き叫んでも、命乞いしても・・
俺様は絶対に逃がさんからなぁ～～～♪
覚悟しろよぉ～～～～～♪♪」
どん兵衛大佐
「金太よ、こいつは親方含め
７力士の命を奪った極悪死刑囚だ・・
お前が神に変わってじっくり裁いてやれ・・・！
ひひ・・ひひ・・ひひひひ・・・♪」
七衛門
「早く・・・・
来い・・・・・・・・」
どん兵衛大佐
金太
「ひっひっひっひっひ・・・・♪
ぐあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは・・・♪♪♪」
七衛門
「さっさと来んかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああっっ！！！」
金太
「うるせいやぁーーーいっっっ！！！」
金太
「金太マン！必殺スーパーウルトラ・メガトンパーーーーーーーーーーンチッッ！！！」
「シュバババッッ！！！」
「ズドォーーーーーーーンッ！！！」
金太
「アグゥゴグェェォオアアアウォッ！」
どん兵衛大佐
「な・・・・なんだと・・・！？」
リンクル
「ちょっ・・・
今なんか凄い音がしたけど・・・・
金ちゃん大丈夫かしらっ！？」
ケイト
「大丈夫なわけないじゃない・・・
金ちゃん内蔵破裂しちゃってるわよ！」
ハッタリ
「いや・・・・
まだ大丈夫なんだな・・・
臓器系の損傷は逃れているでござるよ
ただ・・・・
あの技はまだ終わりではないんだな！
きっとこれから体内全体の神経破壊が始まるのでござる・・・！」
どん兵衛大佐
「ぐっ・・・・！！
大型ブルドーザーを軽くひっくり返す程の馬鹿力を誇る、あの金太を一撃で・・・・！？」
リンクル
「このままだと金ちゃんが危ないわ・・・・・
しょうがないわね・・・！
あたしたちで、あの熊マッチョを攻撃するのよっ！！」
ケイト
「リンクルどうする・・・？
攻撃は武器がいいかしら、それともあたしたちの術でいく・・？」
リンクル
「奴らブートルズ軍団はまだ他に四組も残っているわ・・・・
後の戦闘の為にあたしたちの余力は残しておきましょ！
手っ取り早くレーザーガンがいいわね！
あの熊マッチョを蜂の巣にしてやるの・・！」
ケイト
「ラジャーーーッッ♪」
リンクル
「金ちゃんに当たらないように気をつけなきゃね・・・・」
ハッタリ
「リンクル・ケイト！いま攻撃をしては駄目ででござるっっ！！！」
リンクル
「ハ・・！ハッタリちゃん・・！？
なんなのよ急に・・・！」
ケイト
「いきなり大声出さないでよね！
まったく！心臓に悪いわ！」
ハッタリ
「誰かブートルズ軍団の一員が、拙者達の動きを見張りながら攻撃体制で構えているでござる！！！
今動けば奴らの餌食になるだけなんだな！！」
リンクル
「じゃあどうするのよ・・・！？
あのままじゃ、金ちゃんが死んじゃうかも知れないのよ！？」
ケイト
「ハッタリちゃん・・・
貴方・・・まさか・・・
金ちゃんを見殺しにするつもりじゃ…」
ハッタリ
「金太は大丈夫でござる・・・
ブートルズ軍団は、簡単に命を奪うような殺戮集団ではないんだな！
これは頭である、ぽん太の命令によって決まっているはずでござるよ！！」
リンクル
「い・・・命は奪わなくとも・・・
金ちゃんがあのまま無事で済む訳じゃないでしょう・・・？」
ケイト
「生きていたって・・・
全身麻痺で再起不能にされちゃったらどうするの・・・？」
ハッタリ
「これは油断した、金太の自己責任なんだな！
金太は３０分間近になると、尿意を催して戦闘が不利になでござる
だから拙者が最初にオシッコするよう忠告したんだな！
だけど、金太は相手に油断して拙者の忠告を無視…
余裕で構えているからあのような結果を生んでしまったのでござるよ！
金太には悪いでござるが、ここは自分の力で乗り切ってもらうしかないんだな！！」
リンクル
「ハッタリちゃん・・・
アンタも冷たいわねぇ～・・・・」
ケイト
「でもハッタリちゃんらしいわ・・・
だって、忍者は非情でないと生きて行けないものね・・・」
どん兵衛大佐
「うぅぅぅぅぅうぅぅううう～・・！
リンクル・ケイト！！ハッタリ！お前達何をしておる！！
ボサッとしとおらんで
とっととあの熊力士を攻撃せんかぁっ！！！」
リンクル
「大佐ーーーーーー！！！
それが駄目なのよーーーーーー！！！」
ケイト
「奴らの一員が、こちらの動きを見張りながら攻撃体制に入ってるらしいのよ！
だから今は動けないわーーーーーー！」
どん兵衛大佐
「じゃあアーノルド・マグナムの準備をしろーーーーーー！！！」
リンクル
「バカ言わないでよ！！
この距離でアーノルド・マグナムの砲撃を使ったら・・・
金ちゃんまで木っ端みじんに吹っ飛んじゃうでしょっ・・・！？
ケイト
「冗談じゃないわ！
アーノルド・マグナムの破壊力は、開発したあたしたちが一番よく知っているの！
大佐であろうとも余計な口出しはしない事ね！！！」
ハッタリ
「おぉぉーーーーーーーーーいっ！！
金太ぁぁぁぁぁぁーーーーーー！！！
しっかりするでござるよーーーーーーーーーーーー！！！
頑張ってその熊力士を自力で倒すんだなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー！！！」
金太
「ご・・・！ご・・・！あ・・・！
ひ・・・卑怯だ・・・ぞ・・・テ・・・・・テメェ・・・！！
り・・力士の・・・クセし・・て・・・
腹を・・・殴るのは・・・・は・・・
反則・・だ・・ろ・・・・！？
七衛門
「拙者は相撲道を志す力士である事を完全に捨てた、総合格闘技力士だ・・・」
金太
「そ・・・・そんな・・・力士・・
し・・・知らねぇ・・・やい・・！」
七衛門
「さあ覚悟しろ・・・
拙者が編み出した技「爆裂昇龍波」によって、これから貴様の首から下の神経を・・・・・・」
「全て破壊する・・・！！！」
金太
「ひ・・・ひいぃぃ・・っっ！？」
「や・・・・・やめ・・ろ・・！！」
七衛門
「・・・・・どうした・・・？
怖いのか・・・・・？」
金太
「お・・・・お願い・・・・
な・・・・何でも・・・言うこと・・・聞きま・・す・・から・・・・・
ど・・・どうか・・・それだけは・・
か・・勘弁してく・・れ・・・！」
七衛門
「駄目だ・・・・
そうしなければ・・・貴様は何の罪もない純粋な子供たちに・・・
悪質な性的行為をするだろうからな・・・！！」
金太
「も・・・・もう・・・しない・・！
ぜ・・・絶対に！・・・も・・もう・・・・しない・・・から・・！
ど・・・どうかボクを・・・
許して・・・下さい・・・・
お・・・・お願い・・・します・・！」
七衛門
「なんだ・・・・
貴様・・・さっきまでの威勢の良さはどうしたというのだ・・・・？
拙者はまだ「爆裂昇龍波」を打っていないぞ・・・？」
金太
「あ・・・あなたの・・・
子分でも・・・弟子でも・・側近にでも・・・・！
な・・・何でも・・・・なりますから・・・・・
お・・・・お願いです・・・・
ボ・・・ボクを解放して・・・下さい・・・！」
七衛門
「貴様・・情け無いぞ・・・！！！
それでも男か・・・！？
戦士か・・・！？
新鮮組の一員か・・・・！？」
金太
「ふ・・・・ふ・・・・
ふぇ～～～ぇぇ～～・・・ん・・・！
お父さぁぁぁ～～～～ん・・・・！
こ・・・・怖いよぉ～～～・・・・！」
七衛門
「こ・・・このたわけ者が・・！！！
男が勝負時に泣いたら完全に負けだぞ！！！」
金太
「も・・・・もう・・オシッコが漏れちゃうよ～～～・・・
お父さぁぁ～～～・・・ん・・・
助けてぇ～～～・・・・」
七衛門
「もう戦意を失った上に・・・
失を禁じる小水こぼしの羞恥を晒すか・・・・・・
情け無い・・・
拙者は貴様に失望した・・・・
・・・・拙者が貴様を闇に葬り去ってやる・・・・
覚悟はいいな・・・！！！」
金太
「あ・・・・ああ・・・・
ああああ・・・・・
や・・・・やめて・・・・！
ゆ・・・・許して・・・・！！
ご・・・ごめんなさい・・・・！」
監禁している子供は必ず親元へと返しますから・・・・・！！！」
お・・・・お願いです・・・！！！
ボ・・・ボクを・・・・
許してえぇぇぇぇ～～～・・！！！」
七衛門
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーぉぉぉおおおおおお！！！！！！」
「ひ・・・ひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいい～～～！！！！！！」
七衛門
「ジャーーーーーーーーマンッ！！！
スーーーーーープレックスッッ！！！」
「ズガァァァァァーーーーンッ！！！」
「！！！！？？？
グッッ！！！ハァァァァァァーーーッッ・・・・・・！！！」
な・・・・なんと・・・・！？
熊力士・・・七衛門は・・
首から下の全神経を破壊する・・・
「爆裂昇龍波」を打つのを止め、プロレス技である、「ジャーマン・スープレックス」を金太マンに放った！！！
非情なはずの七衛門にも・・・
敵に情が出たのか・・・・！？
まさかの結末にも衝撃が走る、第八幕へと続く・・・！！！
