どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

「実録!愛媛の恐怖スポット!」~虎之助の・・ほんとうにあった・・ちょぴり怖い話スペシャル~

七転び八起き人生をご覧の皆様・・・

こんばんは・・・

案内人の・・・

西郷虎之助です・・・・


まずはじめにこちらをご覧下さい・・・



・・・・・おことわり・・・・・


この記事にて掲載されている画像は…

全て実在する場所であり・・
映っている建造物や風景等についての詳細は定かではないが・・・

「訪れた場所は、現在でも本当に実在している場所です。」

私の意向により・・・
なるべく検索にかかりにくくするよう、所々伏せ字で表記していますが・・・

画像ではその名所が加工なしで表記されているので、気になる方は後でネットで検索して調べて下さい・・・

今回の記事に書かれている…

訪れたた場所での文章は、私なりの表現であり、決して本当にあった事件、事故、霊障ではありませんので、そこだけは御了承下さい・・・





ここにあるのは・・・
本当に謎めいた場所・・・


人々が…
何らかの理由によって・・・
記憶の中から…
消し去ろうとしている・・・


他者には決して知れ渡る事のない…
闇の世界が・・・ここにあります・・・


もし・・・
貴方が今回の記事にて掲載されている画像を御覧になり・・・

霊障、体調不良、精神状態の悪化や、
貴方に何かしらの災いが降りかかってきたとしても・・・


こちらでは一切の責任を負いかねます…


御観覧は・・・
全て自己責任にて宜しくお願い致します・・・・


ですので、このようなオカルト的な内容が好ましくない方は・・・

御観覧をお勧め致しません・・・


ですが・・・

興味があって仕方が無いという方は…

未体験の知らない境地へと…

私、西郷虎之助が・・・

御案内させて頂きます・・・



それでは観覧を御希望の方は・・・

そのまま↓へどうぞ・・・

観覧を止める方は・・・

お戻り下さい・・・



(注)
「掲載されている画像に…
御祓い等は一切致しておりません…」
(画像の撮影日は、昨年の2月末です)


それでは御観覧の皆様・・・

楽しい夜をお過ごし下さいませ・・・

素敵なオールナイトになる事を、私は願っております・・・


(先ずは御手洗等を先に済ませておく事を、節にお勧め致しますね・・・)





~虎之助の、ほんとうにあった・・ちょっぴり怖い話スペシャル~

「実録!愛媛の恐怖スポット!」

(・・・・恐怖Level’5・・・・)




皆様改めまして
こんばんは

案内人の西郷虎之助でございます…

本日は当ブログの新記事「実録!愛媛の恐怖心霊スポット!」へ・・ようこそおいで下さいました・・・

まあ・・・そんなに・・・
怯える必要は御座いませんよ・・・

大丈夫です・・・
私がちゃんと側についていますから・・・



では、これから貴方を…
愛媛の知られざる恐怖の心霊スポットへと御案内致しますので・・・

こちらへどうぞ・・・・






四国の四県の1つである…

みかんや伊予柑の生産地として最も有名な・・・

愛媛県

霊山として名高い「石鎚山」によって守られており
四国の中で最も自然災害の少ない土地である

私の住んでいる地域でも・・・
最近では雪で白い模様で美しく彩る「石鎚山」が、朝方日の出と共に・・眩しい逆光の影が露わなる・・・

その姿は神秘的であり、そしてまた神々しく雄大である…

石鎚山が様々な地域に姿を表す事により…
愛媛の人々に、「今日という一日」が始まるのである…

そして
既に観光名所にもなっている、あの「四国霊場88カ所」は、今ではすっかり世界的に有名となった…

近年では外国人のお遍路さんも珍しくもなく、私もしょっちゅう外国の歩きお遍路さんを、よる見かける程だ…



さて
今回御紹介するは、お遍路さん所縁の寺院やへんろ道とは

随分とかけ離れた場所にあり…

近辺では、小さな造船所や、漁港で静かに栄えている…

歴史ある小さな町だ…


港から反対沖まで、船で行き来する…
渡し船」は今でも健在である…

古き良き時代を、庶民の生活の糧となり活躍してきた「渡し船」は、現在も、ひっそりと港町のシンボルとして溶け込んでるようだ…


その渡し船が海を渡っている場所から…

左斜め先に…
標高80m程の、低い山があるのが見えるのだが・・・

観○山という
愛媛県松山市の港○町にある…
それ程高くない山がある…


古くから歴史のある山であるのだが、昼間でも暗くて鬱蒼と静であり、地元民でも殆ど近寄る事は無いそうだ・・・

その山には、いつ頃出来たのかは定かではないが

山頂に「観○山公園」という憩いの広場がある

私は小学2年生の頃の夏休み、親戚のおじさんと、その息子、同級生の「勇大」と一緒に蝉取りで訪れた事があった・・

小さな記憶ではあるが、私は今でも覚えている…


私は夏休みになると、松山市にスイミングスクールへ通っていた…

田舎では川遊びは当たり前だったため、まだ泳げなかった私が溺れないようにと、母親が私を無理矢理スイミングスクールへと通わせたのだ…


スイミングスクールには、松山市に住んでいた勇大と一緒に通っていて…
夏休みになると、彼の家に数日間泊まり込み、川や山で日が暮れるまでよく遊んだものだった…


勇大は体格がガッシリ太くてケンカや相撲が抜群に強く、丸坊主で日に焼けた健康的な日本男児であったが・・・




30歳という若さで心筋梗塞を患い、眠ったまま、この世を静かに去って行った・・・



若い頃、暴走族のリーダー格として君臨していた勇大・・・
下戸の私とは正反対に、大の酒好きだったのだ・・・


成人を迎えて、すぐに結婚(デキ婚)

それからは毎日、毎日、毎日、毎日、酒浸り…

酒癖があまりにも酷かったので、何度か注意したものの、生活態度を改めるような性格ではない事を知っていたので、半ば諦めていた・・・

そんな勇大に、奥さんはつくづく愛想を尽かし離婚・・・
すぐに子供を連れて出て行ってしまったそうだ・・・



彼がこの世を去ったのは・・・
離婚してから半年程たった時だった・・

気性の荒い性格だったが、弱い所があるのも私は知っている・・・

離婚して、寂しかったのだろう・・・

一人で悩んでいたのだろう・・・

私はこの町にある、彼のお墓参りを兼ねて、数十年振りにこの観○山へと訪れる事にした・・・




この観○山が、現在地元では心霊スポットとして有名だと知ったのは近年ネット調べて知った…
観○山という名所を知ったのもそれからだったと思う…


観○山の中腹には、何やら怪しいお寺があるらしく、そこに霊が出没すると書かれている・・・

山頂のブランコが勝手に揺れるとも書いてあった・・・

この場所で自○があったのは事実らしい…


また、極めつけは山の麓・・・
カーブを曲がった先に立ち並ぶ何体もの古くて赤い色の鳥居がある・・・

鳥居を潜り、細く狭い階段を上がると小さな祠がある、そこがかなりヤバい場所だと書いてあった・・・



Google Mapsで細かい場所を調べ、大まかな登り口は把握した…

私はお守りとして、参拝品が入った肩掛け鞄をもって、観○山へとバイクを走らせる…

そして、30分程で現地付近へと到着した…

先ずは、小さな造船所を過ぎた細い道のカーブを過ぎると・・・
その赤い鳥居が姿を現した・・・


バイクを止め、鳥居の前に立ち・・・
奥の細い急な階段を見たが・・・


これは本当に危険な場所だと直感的に察知する・・・

今回はこの鳥居の奥にある祠は止めておこう・・・

写真も気休めに撮るのも断念、止めておいた方が良さそうだ…

この赤い鳥居と、奥の細い急な階段の上にある小さな祠は、ネットで調べると出てくるので、もし興味のある方は自身の目で確かめてほしい・・・


今回の記事で詳細を出せない事を深くお詫びしたい・・・



さて、私は本題としている観○公園は、表側の登山口から登る事にした…

赤い鳥居の先にも登山口はあるが、バイクを止める場所がなかったので…
山の麓にお寺があり、参拝者用の小さな駐車場が完備されている表側の登山口へと向かった…


山の麓にはきちんと管理されたお寺があり、どうやら四国霊場を開いた弘法大師所縁のある寺院だったので、少し安心した…
釣り鐘を「ゴォォぉーーー・・・ン・・・」と、ひと突きさせてもらい…
静かな山に、鐘の音を鳴り響かせる…

お寺の参拝をしてから山に登る事にしました…

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弘法大師所像がお出迎え…
御線香を三本炊き、御経を唱えて無事を祈ります・・・

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御詠歌もあるようですが、どことなく他のパクリっぽいと思えるのは私だけではないはず・・・・

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可愛らしい一匹の猫がいました、お寺で飼われているのかな…?
アメリカンショートヘアですね…

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参拝を終え…
お寺の脇にある、足元の悪い急な登り道をゆっくりと上がっていきました…

車の音も聞こえるし、町並みも見えますので、今のところはまだ安心です…

登り道の途中にある、古いお堂を横目に
、私は息荒にしながら急な坂道を登りました…
崩れそうなカ所もありますので、注意しながら進みます…


登り始めて15分たった頃であろうか…

いよいよ車の通行音も消え、町並みも見えなくなりました…

自身に重い緊張が段々と募ります…


階段が終わり、細い道へ変わった時でした…



林の中に・・・
何やら怪しい建物が私の前に姿を現します・・・!!

これは一体何の柵だろうか・・・
私はこの先から、圧迫されるような恐怖感に襲われます・・・!!!

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更に進むと・・・
こんな場所に人が住んでるのか廃棄なのかよく分からない民家が建っていました・・・

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中に入ってみる・・・
緊張と恐怖で気が狂いそうだったが、好奇心がそれさえも押しのけてしまう…

幽霊というよりも、鎌を持った人間が「見たなぁ~~~!!」と言って、私を襲い掛かってきて・・・・

細かく裁かれ、鍋にして食べられてしまう想像をしてしまった・・・・

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な・・・なんと…ドアが無い・・・
中をちょっとだけ覗いてみると・・・

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民家から民家への渡り廊下になっていて、流しがある…
棚には「ママレモン」が置いてあり、そんな古いものではなさそうだ…

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ただ、渡り廊下の先に、下りの階段があり民家が一体で繋がっている作りになっていた…

さすがに中に入って階段の奥へと侵入すると住居侵入罪になる…
それ以前に、この中に何者が住んでるのかが分からない…

もしかしたら○○○の隠れアジトかもしれないし・・・

出所した人や、ホームレスの住み家になってるかもしれない・--

終戦から日本に隠れて生活している朝○人だったら・・・・



もう幽霊どころの騒ぎではない…

自身の命が消されるてしまう恐れがある・・・


私は逃げるようにその民家から離れ、先を急ぐ事に・・・




獣道のような細道へと戻り、民家のすぐ先を更に進んで行くと・・・

ついに噂のお寺らしき山門が…
私の前に姿を見せた…

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そして私はあまりにも衝撃的な看板を目の当たりにする!!!

「日本少林拳月龍錬成道場」!?
・・・と記されている・・・
これはネットで検索しても、全くヒットしない・・・!
謎の道場だ・・・・!!!

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中に入ると、境内は案外広くて立派ではあるが、草木が生い茂り荒れ放題…
「日本少林拳月龍錬成道場」は、今や廃業となってしまったのか・・・

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外に向きだしで、古くからよくある渡り廊下があり、今にも門下生が沢山出てきて「何者だ!!怪しい者は我々が成敗いたす!!」とか言ってきそうな雰囲気だ…

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師範的なヒゲ面のおじさんが「皆の者!出あえい!出あえい!怪しい奴を捕らえるのじゃーーっ!!」とか指示してきそうな・・・
それは時代劇の世界やね・・・



「日本少林拳月龍錬成道場」に、本堂がありました…
建物的にまだそんなに古くはないですが、中にあるはずの御本尊も撤去されていて、参拝するのはあまり縁起が良くなさそうだ・・・
しかし一応礼だけはする・・

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小さなお堂の横に、雰囲気漂う古い便所を発見…!

丁度恐怖っ緊張の連続により、小用を催していたが、境内では立ちションは出来ないので・・・・

私はちゃっかりこの便所を使用させて頂きました・・・

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かなり怖かったです・・・



さて、「日本少林拳月龍錬成道場」たる寺院を早々と後にして、山頂にある観○山公園へと目指す…



便所の裏に扉があり、祠付近からの登り口から続いている道へと合流して行けるようになっていたのでそちらへと移動する…

所々無縁仏の御墓が転がっているので、踏まないように慎重に歩きながら・・・

私は改めて…
この誰も居ない寂しい境内を振り向きざまに見ながら思った・・・




今では息を呑むほど…
すっかり寂しく荒れ果ててしまった・・・
謎の「日本少林拳月龍錬成道場」・・・

本来ならば、きっと大勢の門下生、練習生や弟子達が居たのであろう・・・




しかし現在は誰一人おらず・・・
無人の廃寺道場と化してしまっているが・・・


現在もなお・・・

ここに来る者達を待ちながら・・・

見えなくなった姿でも・・・
己の技を磨き、高見を目指して日々鍛錬に精を出している・・・


・・・とでも・・・
・・・言うのだろうか・・・



「えいっ!やあっ!えいっ!やあっ!」

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お寺を裏口から抜けると…
そこそこの広さがある登り道になったので、安堵感に心が落ち着いた…


お寺や民家の近くは、もう通りたくなかったので、山を降りる時はこっちから道にしようと決めた…

鳥居付近から駐車場まで回るのは面倒だが、来た道は絶対に戻りたくない・・・



私はやっと心の落ち着きを取り戻し、最後の目的地となる観○山公園へと登って行った…



そして、お寺から約百メートル歩いたぐらいの所で・・・

ついに数十年前に、勇大と蝉取りをした観○山の山頂にある「観○山公園」へと到着した…

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草が生い茂り、手入れもされていない…

ブランコも現在では取り外されている始末・・・

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寂しい雰囲気が漂う観○山公園…

当然この場所で遊んでいる者は誰一人居ない・・・・

本来であれば、子供の元気な遊び声が響くはずの公園・・・

しかし、この周辺は、竹林に囲まれていて、港の海から吹き込む風により「ザザザザァァ・・・・」と、悲しい音をなびかせている・・・

遥か向こうから続いている高圧電線が、私の手に届きそうな低さで伸びている…

なんだか日本映画に出てきそうで、なんとも不思議な光景だ・・・


竹林の合間には青い海が見え、日が暮れようとしている西日の反射が眩しく…

この観○山を照らしている・・・

少年時代、ガッシリした肌黒の勇大と一緒に蝉取りをしと遊んだこの公園…


私は今日、どうしてこの場所へ来てしまったか・・・

もしかしたら、久しぶりに勇大がここで遊ぼうと私を呼んだのかも・・・


そんな勝手な解釈をして昔を懐かしんでいたその時・・・



ザシ・・・ザシ・・・・ザシ・・・




突然、誰かの足音が聞こえてくる・・・!


まさか・・・・
気にし過ぎだろう・・・・





ザシ・・・ザシ・・・ザシ・・・


枯れ葉を踏む足音が・・・
確かに聞こえる・・・!!


そしてその足音は・・・


確実に私の元へと・・・
近づいて来るのだ・・・!!



ザシ・・・・・・・ザシ・・・・・

ザシ・・・・・ザシ・・・・ザシ・・・ザシ・・ザシ・ザシ・ザシ・ザシ・ザシ・・・・・・



これは・・・
猪や狸なんかじゃない!!


明らかに・・・


人間の足音・・・・!!


登り坂の道を見ても、竹林を見ても、公園を見ても・・・・

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足音の姿は見えない!!
しかも聞こえてくる方角が・・・

四方八方から鳴っているように位置が定まっていない・・・!?




足音が止まった・・・!!!



私は次の瞬間!!その場から一目散に走って坂を降りた!!!


参拝品が入った鞄を抱き抱え、後ろも振り返らずに私は走って坂道を降りていく!!



鳥居付近な麓まで山を降りて一安心・・・

私は走るのを止めてグッタリしながら、反対側の麓にあるお寺の駐車場まで歩いていった・・・



港町では早くも夕日が海に沈んでいる、急いで勇大のお墓参りに行かないと・・・
私はバイクにまたがり走り出す・・・





あの足音は一体何だったのだろう…


勇大が、「虎助遅いぞ~!早よう俺んとこ来いや~~!」と、私を呼びに来た・・・



・・・・・とでも・・・

・・・・言うのだろうか・・・






私はコンビニで、勇大の好きだビール
「ASAHIスーパードライ」と、おつまみの、ブルボン「味ごのみ」買い、ようやく久しぶりの再会?を果たす・・・



そして私は勇大の墓前で・・・

ひと言呟いた・・・








「脅かすなよ馬-鹿っ!!(笑)」




(終)