どすこい!西郷虎之助の七転八倒!

「西郷虎之助の人生は七転び八起き」の筆者・西郷虎之助でございます、この度Yahoo!ブログからようやく移行致しました、初めての方も、これまでお馴染みだった方も含め、新境地でお楽しみ頂けたら幸いです、どうぞこれからも意地っぱりで泣きベソ坊主な「虎之助」をどうぞ宜しくお願い致します。

「中学生日記・番外編~風邪ひいて学校を休むには~」

七転び八起き人生をご覧の
皆様こんばんは!

ご機嫌いかがでしょうか?
先週から風邪をひいてしまい、すっかりダウンしてしまっている私虎之助でございます!

季節は10月、すっかり秋の夜長に涼風を覚えずにはいられない今日この頃ではありますが、夏の疲れと急激な温度変化により…
風邪をひいてしまう方も多いそうです!

皆様も、秋の実りに美味しいものをたくさんを頂いて、体調を悪くしないよう夜は暖かくして眠りましょうね!

さて、風邪をひいてしまった私ではありますが…

結局朝も昼間も休まず勤務してしまいました…

体調を崩してしまった時くらい…
休んだって良いじゃない…

そうなんですよね~・・・
休めば良いのに、周りに迷惑が掛かるからといって…
無理に出勤してくる輩も居ますが…

正直迷惑です…

風邪のウイルスをありとあらゆる方向にまでまちきらし…
結局うつされて困るのは私達なのですから…

先週滝修行を勤しんだ私でありますが、今回の風邪は滝修行による影響ではないと断言しております!

周りに迷惑が掛かるからと…
無理して出勤してきた方のウイルスを頂いてしまったのが主な原因だと思います!
しかし…
そんな私も…
風邪をひいたのであれば、休めば良いのに…

その方と同じように…
結局無理して出勤し、周囲に相当な数のウイルスを撒き散らしたのでありました…
うつしてしまった方…
ごめんなさい…
先ずは謝っておきましょう…

しかしまぁ…
風邪をひいたとはいえ…

なかなか仕事を休めない気持ちはよぉ~くわかります…
それが日本人の真面目過ぎる所ですから…

そんなねぇ…
会社の為に…
大切な我が身を犠牲にしてまで尽くすなんて…
どうしてそこまでする必要があるのでしょうか…?

よく考えてみて下さい…

1番大切なのは…
貴方自身なのですよ…?

どうして日本人は…
会社に命を掛けてまで身を捧げるのか…

お医者さんや、消防隊員、レスキュー隊員は別として…

普通のサラリーマンや会社員、契約・派遣社員、パート・アルバイト

この辺りを全てひっくるめて…

私は一つ…
言いたい…

貴方は会社に我が身を捧げすぎて…
大切な何かを忘れてしまっています…

そんな事を呟いてる私自身も…
その中の一人に過ぎません…


さて、今回のテーマは!
「風邪をひいたら遠慮なく休もう!」・・・です!

現在の私は風邪をひいても、そう簡単には休まない性分ではありますが・・・

少年時代は違います!
ちょっとの咳でも、わざと大きくゲホッ!ガホッ!グフッ!ガハッ!

たいした熱でもないに大げさな演技をして倒れ込んだり…
すぐ学校を休もうと、父と母、はたまたケン坊にまで、泣きそうな顔をして休ませて下さいアピールを出していたのです…!

そんな少年時代の私がどれだけ情けなかったのか!!皆様に見てもらおうと…

今回このような番外編となってしまった事を…
深くお詫び申し上げます…

元気になったらしっかり例の創作に入りますので、今暫く…お待ち下さいね…。

それでは皆様…
今夜も最後まで…
お楽しみ下さいませ…!



中学生日記・番外編」

~風邪ひいて学校を休むには~

イメージ 11




深山町の山間から
お天道様による御来光

また新しい朝がきた…

今日は月曜日
虎之助が1番嫌いな曜日である…

またイヤな1週間が始まるんだと考えると…
なかなか布団から出られないのであった…

しかし…
今朝はどこかしら体調が悪いように感じる…

頭が痛くてフラフラ…

咽はガラガラ
咳コンコン

身体全が熱くて火照ってる…

まさかこれは・・・

「風邪をひいている!?」


虎之助はこの体調の異変にいち早く気づく…

重かった気持ちが突然晴れやかになり、ある事を実行しようと計画を練り始める…

「今日は、風邪をひいたんだから学校を休んでやれ!!」

思い立ったらすぐ行動…
虎之助は良からぬ事でも…
一旦思いついてしまったらもう後には引かない…

この行動力を…
長所と短所、両方に使いこなすのだ…

運が良いことに、昨夜はケン坊と一緒に寝なかったから、上手く言い訳が出来る…
後は問題なのが両親だ…

母親には、とにかく粘りに粘れば諦めてくれるが…

父親は風邪くらいで学校を休ませてくれるような男ではない…

しかし、今は田植えのシーズン…
8時にはすぐコンバインに乗って田植えの作業に取り掛からなければならないのである…

父親にはなるべく悟らないように…
8時前まで持ちこたえれば…
仕事で田んぼに向かってしまうので何も言えなくなる…
お昼もコンバインに乗りながらおにぎりを食べるから、部屋に来る恐れもない…

8時半にマー坊(ケン坊の弟)が幼稚園に行ったら、母親も田んぼに向かうので…

後は農作業が終わる5時半までは・・・・

自由気ままのパラダイス!

相撲の稽古も行かなくって良い!!
なんて最高の1日なんだ!

僕は何だか嬉しくなってきて、逆に元気になってきた…!
だけど、今日はもう学校へ行く気がしない・・・

せっかく風邪をひいたんだから…
このチャンス!絶対成功させてやる!!

僕は布団を頭からかぶり、ケン坊が迎えに来るのを待ちながら、更なる優良な作戦を練りながら待つことにした・・・

虎之助の部屋は隠居にあり
母屋から少しだけ離れているので、こういう時は本当に助かる…

父親と母親は、台所や居間がある母屋で過ごしているので、学校へ行くまでは朝食時にしか顔を合わさない…
どうにかしてでも8時前まで持ちこたえてやる!!
僕は布団の中で決意した…!

しばらくすると・・・

表の方から誰かの声が聞こえてくる・・・


ケン坊
「おばさーん、おはようございまーす!
虎助起きてますか-?」

マー坊
「おばちゃんおはよう~♪虎にーちゃん起きてる~?」

昌子
「ケンちゃん、マーくんおはよう~~!
虎はねぇ~~まだ起きて来ないのよぉ~~~・・・
まったく何やってんのかしらあの子ったら…」

マー坊
「虎にーちゃん、またウンチしてるかもしれないよ~~~♪アハハ♪」

ケン坊
「虎助は朝お腹壊しやすいからなぁ…
ちょっと隠居の部屋に行ってきまーす…」

昌子
「お願いねぇ~・・・
まだ寝てたら叩き起こしても構わないから~」


ケン坊とマー坊がこっちへ向かって来る足音が近づいて来る・・・!

「ついに来た・・・!」

僕は計画を遂行するため…
布団を頭からかぶり
身体全体を手で擦りながら体温を上昇させる…!

これがまた結構大変なのだ・・・!

ガタン…ガタガタ・・・

開けにくい隠居の扉を開けようとする音が鳴る…

ガタタタタタ・・・!
ガタタタタタン…ガタン…

開けにくい扉を無理矢理開けた音…
この明け方はケン坊の癖だからすぐわかる・・・

マー坊
「虎にーちゃん!おはよう~~♪♪
入るよ~~~♪♪」

ダッダッダッダッダ・・!

マー坊が真っ先に隠居に上がり廊下を走る足音…

ケン坊
「虎助ーー!
おはよー!学校いこー!」

この地味な呼び方がケン坊お馴染みの3台詞


さぁこい!
絶対に学校を休んでる…!

マー坊
「やぁっ!!」

ドスンッ!!

先ずはマー坊がいち早く僕の部屋に入り、布団に馬乗りになって飛びついて来た…

虎之助
「う・・・う・・・うぅ~~~・・・・ん・・・」

ここはわざと苦しそうにもだえておく・・・

マー坊
「虎にーちゃん!起きてよ!朝だよ~♪起きろ~♪朝だよ~♪起きろ~♪朝だよ~♪起きろ~♪朝だよ~~~~~♪♪」

このマー坊の歌・・・
寝起きにされるとうるさくてイラッとする時がある・・・

マー坊
「ねぇ~~~!
虎に~ちゃぁ~ん!起~き~て~よ~~~♪♪あ~さ~だ~よ~~~~♪♪」

パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!

馬乗りになって布団を叩きまくるマー坊…
無邪気で可愛いけど・・・
時々イラッとする・・・

ケン坊
「虎助!まだ寝てるの!?
早く起きないと遅刻するよ!?」

イメージ 7


ここでやっと兄貴の登場である…

マー坊
「ねぇ~ねぇ~!
おに~ちゃ~ん・・・
虎にーちゃん起きないよお~~~・・・」

ケン坊
「マー坊、ちょっとそこどいて…」

マー坊
「はぁ~~い♪」


「来る・・・・」

ケン坊
「虎助いい加減に起きろ!!!」

ガガッッ・・・!!

ケン坊が掛け布団を引っ剥がそうとするも・・・

それも計算済みで、布団の中からガッチリと掴んで固定していた為、不発に終わる・・・

ケン坊
「こらぁっ!虎助!!
何やってんだよ!!早く着替えて支度しないと本気で遅刻するじゃないか!!」

イメージ 2



ここでケン坊がキレる…
これもちゃんと計算済みである…

ここで僕は布団から死にそうな表情で顔を出す…

虎之助
「う・・・ううぅ~~・・・・ん・・・・
ケ・・・ケン坊ぉ~・・
はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

ここで今の現状を伝える・・・

虎之助
「はぁはぁ・・・あ・・頭痛いよぉ~・・・
咽も痛い~・・・
熱もあるんだ~・・・・
う・・・ゲホッ!・・・
ガホッ!グボッ!ゴホッ!ゴホッ!ゲホッ!ガハッ!・・・・」

イメージ 3


ケン坊
「虎助どうしたんだよ~・・・
風邪ひいたんか・・・?」

マー坊
「虎にーちゃん!大丈夫!!お顔がまっ赤っか!リンゴみたい~~!」

虎之助
「はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・頭が痛い・・・咽が痛い・・・体が熱い・・・苦しいよぉ~~・・・」

マー坊
「虎にーちゃん・・・
だいじょーーぶ・・・?」

ケン坊
「ちょっとおでこ見せて・・・・」

ケン坊は右手で自分のおでこに、左手を僕のおでこに当てて古典的な熱を測りだした…

ケン坊
「あっつ!虎助!すごい熱があるじゃないか!!」

イメージ 1


マー坊
「おに~ちゃん!
虎にーちゃん、お熱出ちゃったの!?」

イメージ 5


もちろん本当は摩擦熱である・・・

虎之助
「ゆうべ・・
サザエさん見てる時は何とも無かったのに…何でだろうな・・・ゴホッ!ガハッ!グボッ!ゴフッ!」

ケン坊
「虎助まさか・・・」

ケン坊は布団を捲り、中を覗くと・・・

ケン坊
「やっぱり!!
虎助またランニングとパンツ一丁で寝たな!!
ゆうべ寒かったのに…
しかも網戸のまんまで!」

イメージ 6


マー坊
「あーー!!
虎にーちゃん、またパンツ一丁で寝てたんだぁ~♪」


虎之助
「ケ・・ケン坊主・・・
ご・・・ごめん・・・
宿題してたら眠くなっちゃって・・・
ついうっかりこのまま眠っちゃった・・・ゲホッ!ゴホッ!ゴホホホンッ・・・!!」

ケン坊
「虎助・・・!
宿題もまだ出来てないの!?」

虎之助
「うん・・・」

ケン坊
「もう・・・!
だから土曜日のうちに済ませなよって、あれ程言ったのに!!バカだなぁ…!」

虎之助
「どうしよう~……
ケン坊・・・
科学と数学の宿題がまだ終わってないんだよぉ~・・・」

ケン坊
「まったくしょうがないなぁーー!!!虎助は!!
俺が学校着いたらすぐに済ませて時間には提出しておくからノート出せよ!
科学は3時間目、数学は5時間目だから充分間に合うよ!

今日はどうせ学校休むんだろう!?
担任の林田先生には俺から休むように言っておくから計画帳も出しな!虎助はゆっくり休んで風邪治すんだぞ!!」


虎之助
(やったぁ~~~♪♪♪
先ずは第一関門楽々突破♪♪♪やっぱり持つべきものは親友だ~~~♪♪)

マー坊
「ねぇ~、おに~ちゃ~ん・・・
おばちゃんが朝ごはんですよ~~~って言ってるよ~~~~・・・」

イメージ 4


ケン坊
「マー坊、先におばちゃんとこに行って、虎助が風邪ひいた事伝えといて!
俺は虎助の宿題ノートが何処まで出来ているか見ないといけないんだ!
計画帳も忘れないようにしないとね・・・!」

イメージ 8


マー坊
「はぁ~~~い♪
虎にーちゃん、お風邪治ったら、また肩車して遊んでねぇ~~~~♪♪」

イメージ 9


虎之助
「ゴホッ!・・・
マー坊ごめんなぁ・・・
お風邪治ったら・・・
またBファイターカブトごっこしてあげるけん…!」

イメージ 12


マー坊
「やったぁ~~!!
ボクがカブトだからね~~~♪♪」

ダッダッダッダッダッダッダッダッダ・・・♪

こうして僕が風邪をひいている事が自動的に母親へと伝わっていくのである…


ケン坊
「え~~~っと・・・
科学は過酸化水素水の分解窒素による働きのまとめの28ページ、数学は因数分解の計算式のページ問い6問から…っと・・・
計画帳は「あゆみ」だね…」

虎之助
「なぁ・・・ケン坊…
今日の給食何だっけ・・・?」

ケン坊
「今日は虎助の好きな、中華そば、フルーツサラダ、枝豆ご飯、デザートにババロアヨーグルト、牛乳にポンジュース付きだよ、虎助ついてなかったね…
こんな日に風邪ひいちゃうなんてさ・・・」

虎之助
「うわぁ~~~~・・・!
全部大好物じゃんか~~~~~・・・!!

あ・・・
ゴホッ!ゲホッ!グフッ!ゴホホホンッ!!!」

ケン坊主
ババロアヨーグルト、持って帰ってやるよ!
だから元気出せって!
相撲部の皆にも頼んでみるからさ!虎助、ババロアヨーグルト大好きだったろ…?」

虎之助
「あ・・・
ありがとう・・・
ケン坊は、やっぱり良い奴だなぁ~~・・・」

ケン坊
「何言ってんだよ!
俺と虎助は親友だろ?」

虎之助
「う・・・うん・・・」


ここは本気でで泣きそうになった・・・

ケン坊
「正次朗も、照彦も、太に剛にユキラスも、きっと心配すると思うよ…!」

虎之助
「し・・・
心配なんか・・・・
するもんか・・・」

ケン坊
「じゃ、俺も時間無いから朝飯食べてくる!
おばさんには俺から言っておいてやるから…
虎助はゆっくり休んで、早く風邪治すんだぞ!」

虎之助
「う・・・うん・・・
ごめんな・・・ケン坊・・
・・・」

ケン坊
「良いって!あ!ちょっと虎助んとこの便所借りてくからな!」

虎之助
「は~~~い・・・」


キキィ~~~・・・・
ガチャリ・・・!
バシャバシャ・・!

ケン坊
「じゃ虎助!行ってきまーす!」

虎之助
「行ってらっしゃーい…」

ダッダッダッダッダッダッダッダッダ・・・

ガタン!ガタン!ガタタタタタン!ガタン!


便所から出てきたケン坊…

僕に明るく挨拶をしてから、部屋を出ると廊下を小走りで歩く…
開けにくい隠居の扉を締める音を聞いて・・・
ようやく一安心・・・

この頃から僕は・・・
今日1日学校を休める嬉しさと、ケン坊の頼れる優しさと友情に触れて…

何だか自分が情けなく思えて申し訳ない気持ちが互いに交差している・・・

見送ったケン坊を見た僕は…
学生服姿が様になり、今ではすっかり頼れる兄ちゃんになったんだなぁ…と、未だランニングとパンツ一丁のまま布団の中に入っている自分とでは、だんだん突き放されているような、何とも言えない疎外感を初めて味わったように思える・・・

この辺りからか…
2人が互いに大人の階段を駆け上がり…
虎之助とケン坊の気持ちは次第に少しづつ離れてしまうんだという事を…
今は…
そのような矢先など…
一考も無かったのだ・・・


結局その日は…
何事もトラブル無く学校を休めた…

父親は、既に早朝6時には田んぼの水田調整の為に出ていたので朝食時には母屋に居なかったそうだ…

マー坊が、朝8時から放送している子供向け番組「ひらけ!ポンキッキ!」を見終わり幼稚園へ行った後…

母親、昌子が隠居までやってきた…

昌子
「あんた風邪ひいたんやってなぁ~~・・・」

虎之助
「う・・ううぅ~・・・ん・・・・」

そう言いながら…
母親は、置き薬の箱を持ってきた…

昌子
「今、卵雑炊作りよるけん、食べたらこの中に入っとる風邪薬飲むんよ!」

虎之助
「うん~・・・ゴホッ!ガハッ!グボッ!ゴホッ!ゴフッ!」

とりあえず…
咳はしておかないとね…

昌子
「龍玄さんから貰った果物があるんやけど…
あんたどれ食べたい?」

虎之助
「リンゴと桃…」

昌子
「リンゴは後でお母ちゃんがウサギさん剥きこさえとくから…
桃は缶詰のでかまんの?」

虎之助
「うん・・・
缶詰ので良い・・・」

昌子
「わかったわ!
もうちょっと待ってて!

・・・あ!お母ちゃんな!この後すぐ田んぼに行かないかんけん、お昼のおにぎりもこさえとくから、それでえぇーね?」

虎之助
「うん・・・い~よ・・・ゴホッ・・ゴホッゴホッ!」

昌子
「まったく~・・・
寝巻きも着ないでランニングとパンツ一丁で寝てるから風邪ひいちゃうのよ!」

虎之助
「う・・・ううぅ~~・・・・ゴフッ!ゴホッ!ガハッ!グボッ!・・・」


昌子
「今卵雑炊持ってくるから、それ食べたらお薬飲んでゆっくり寝るんよ!わかったわね?」

虎之助
「あ~~~・・・い…
ゴホッ!ゴホホホンッ!」


昌子
「はぁ~~~・・・
忙し忙しい~~~・・・」

パタパタパタパタパタ・・・・

母親は隠居の廊下をスリッパでパタパタ歩き…
母屋へ戻って卵雑炊をこしらえに行った・・・

あの頃は…

風邪をひいたら皆優しくしてくれた…
普段の厳しい口調も何処かしら優しくて…
ついついその優しさに甘えてしまう・・・

だけど今は・・・
風邪をひいても簡単には仕事を休めない…
御飯も自分でこしらえないと何も無い・・・

誰も優しくなんてしてくれない・・・
休めば何となく嫌そうな態度をされ…
無理して来ても普段と変わらず扱き使われて、一部の健康な方からうつすなと煙たがられる…

真面目に生きても…
不真面目に生きても…

現代社会では報われないのであろうか・・・

今回私が久しぶりに風邪をひいて思った事と、過去のお話を添えて書いてみました・・・

こんな記事を夜遅くまで書いてないで…
さっさと大人しく寝なさい!!
・・・と自分で突っ込んでしまうのでした…

また一週間!
皆様頑張って行きましょう!
それでは!おやすみなさい!ごきげんよう!!


中学生日記番外編

~風邪ひいて学校を休むには~

(終)

イメージ 10